Appleの自動車プロジェクト「Project Titan」は終了?重要スタッフが相次いてRivian社に移籍

iPhoneなどの製品やAppleの電気自動車プロジェクト「Project Titan」にも在籍していたDJ Novotney氏が、Rivian社に移籍。

via:Apple Home Devices, Car Veteran Exits for Top Rivian Product Role – Bloomberg

DJ Novotney氏は、Appleに約25年間在籍し、ハードウェア・エンジニアリング担当副社長としてiPod、iPhone、Apple Watchなど複数の世代を手がけ、電気自動車プロジェクト「Project Titan」にも属していたことがあり、直近には「ロボット工学や人工知能の分野を含む、将来の家庭用デバイス」の開発を担当する上級幹部職に就いていました。

移籍したRivian社は、2009年に設立されたアメリカの電気自動車メーカー。

今月初めには、Appleでプロダクト・モビリティ・オートサービス部門の責任者であったJonas Reinke氏が退職し、Rivian社の製品管理担当副社長に就任していて、Appleは電気自動車開発において、重要なポジションにいた二人が相次いで競合する他のメーカーに移籍したことになります。

Novotney氏はリビアンの車両プログラム担当上級副社長に就任し、これはRJ・スカリンジCEOに直属するポジションになります。

Novotney氏は金曜日に発表したメモの中で、次のように述べています:

iPod、iPhone、iPad、Watch、その他多くの製品を開発した多くの素晴らしいチームの一員になれたことは、本当に幸運でした。アップルは私の人生でしたが、今こそ私は次のステップに進み、新たな製品を世に送り出す手助けをする時です。

さまざまな噂が先行していたAppleの電気自動車プロジェクト「Project Titan」は、ここ数年は開発の停滞や、スタッフの入れ替え、機能の縮小が伝えられるなど芳しくない噂が多くなっていました。

「Project Titan」に関わっていた主要スタッフが「ロボット工学や人工知能の分野を含む、将来の家庭用デバイス」部門に異動になった時点で、Apple社内でも自動車開発はもう難しいということが共通認識なのかなと思うんですが、どうでしょうかねえ、、。

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