ITC、Apple Watchの血中酸素濃度センサー技術がマシモ社の特許侵害していると認定。輸入禁止命令が発動
Apple Watch、ちょっとピンチかも。
「US trade tribunal issues potential Apple Watch import ban in Masimo patent fight」などによると、米国国際貿易委員会(ITC)は木曜日、Apple Watchが医療技術企業マシモ社の特許権を侵害していると認定し、Apple Watchの輸入を禁止する命令を出しました。
これは、Apple Watchに搭載されている血中酸素濃度を読み取るための光ベースの技術がマシモ社の権利を侵害したとする1月の裁判官の判決を支持したもの。
ただ、この決定は、大統領による審査と上訴の可能性があるので、直ちに影響はなく60日間の猶予があります。今後はジョー・バイデン大統領政権が拒否権を行使するかどうかにかかってきますが、過去に大統領が拒否権を発動したことはほとんどないとのこと。
まあ、こうなると期限内に和解に動くことにはなると思うので、そんなに心配はいらないかもですがライセンスフィーが大きくなれば、Apple Watch自体の価格に影響を与えることになるかもという意味では覚えておいた方がいい案件かもしれません。
米国へのApple Watchの「輸入」禁止される可能性、特許侵害で | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)