3万円台で手に入る15.6インチ4K環境。USB-C接続のJAPANNEXTモバイルモニターのコスパが素敵
なーにしろ、MacBook ProとUSB-Cケーブルですぐ使えるのが便利でした。
外出先で、ブラウジングしながら資料まとめたいなーというときには、とにかく画面が広いほうが便利なわけです。
そんなときにUSB-Cで繋ぐだけで、すぐに使えて、作業終わったらケーブル外してバックパックにしまえる。
そんなフットワークの軽い使い方ができるモバイルモニター。
しかも、サイズは15.6インチ。
現在のMacBook Proの最大サイズ16インチモデルを使っている場合でも、感覚的には約2倍の作業エリアを使うことができるようになります。
この他、miniHDMI入力もあり、4K解像度でHDCP2.2に対応、75mmx75mmのVESAマウントもできるので、ゲーム・DVD・Blu-ray用のディスプレイとしても使えます。
しかも、価格は3万円台。
何このコスパ、としか言いようがないです。
ただ、この価格帯のディスプレイ製品の仕様として割り切らないといけない部分はあって、以下の点は注意。
・色味(↓の写真などを参考に)
・付属のスタンド付きケースがやや不安定
・4Kは普通のパソコン作業では細かすぎるので使わないかも。
色味については、ちょっと青味が強いです。
ただ、この価格帯のIPSディスプレイとしては良いほうだと思います。
写真動画編のメイン画面としてカラークオリティを求めるのなら、iPad Proと組みわせるほうがベターです。言うまでもない。
ただ、iPad Proは12.9インチが最大。
これを超える15.6インチの作業エリアが欲しくて、色味は多少は目を瞑るよ、という場合にはいい選択だと思います。
ケースはマグネットで吸着するタイプ。
iPadの純正Smart Folioような折り目がついているタイプなのですが、最初、デスク上に設置する方法がわかりませんでした。どこを畳んで折り返せばいいのか状態。
最終的に製品写真などを参考に設置完了。ディスプレイ本体の重さがやや窪んだところに引っかかっている、というか、置いてる構造なので、作業している最中に何かがあたったりしない様に気をつけましょう〜。
この度、ご縁があって、JAPANNEXTのアンバサダーになりました、M.Hiroseでございます。
ということで、MacとJAPANNEXT製品の使い勝手などを中心に紹介していきたいと思います。
MacBookと組み合わせるという前提で考えると、まずはモバイルモニターでしょってことで、早速、15.6型 4K モバイルモニター「JN-MD-IPS1560UHDR」を試用開始。
Macユーザー視点的には:
・USB-C接続
・IPSパネル
とりあえず、本日のスタバ作業時に連れてってみました。
縦横は16インチMacBook Proとそんなに変わらない感じ。重さは900グラム。
何も考えずにUSB-Cケーブルで、MacBook Pro (2019)と接続。
特に何の設定もせずに、ケーブルを繋いだだけで作業スペースが約2倍になる、というのは控えめに言っても便利です。
もちろん、MacとiPadの組み合わせなら、Sidecarも使えるのですが、それだと12.9インチが最大。
15.6インチだと、やっぱり広々してます。
ディスプレイの色味としては、MacBook Proと並べると、少し青味が強い感じがしますかね。
設定を少しいじってみたけど、青を落とすと暖色が強めになったりで、この辺は同じ色味にするのは難易度高そうです。
なので、写真動画編集などの色味にセンシティブな作業を行いたいユーザーの場合には、iPad Pro 12.9インチとSidecarの方がおすすめ。
でも、そこまで色味を合わせる必要はなくて、作業スペースの拡大の方が優先順位高い、という人は「JN-MD-IPS1560UHDR」がコスパ高いかなと思います。
何しろ、価格的にはiPad Pro 12.9インチの1/4程度ですので。
もちろん、iPadは単体で作業できるというデバイスであって、その機能の一つにセカンドモニターとしても使えるよ、ということですから、単純に比較するものでもありません。この辺は、どのくらいセカンドモニターとして利用するか、という使い方によると思います。
なお、今回は電源はMacBook ProのUSB-Cから供給。
この場合には明るさを抑えて表示する仕様になってます。
より明るさが欲しければ、モバイルバッテリーなどから電源を供給すればOK。
この他、mini HDMIポートでゲームやDVD用のモニターに使ったりすることもできて、75 x 75のVESAマウント対応だったりするところもポインツ。
ということで、「JN-MD-IPS1560UHDR」は安価で4K 15.6インチのUSB-C接続のモバイルモニターが欲しかった人には、良い選択肢になるかと思います。
なお、JAPANNEXTは、日本に愛着を感じていたフランス人のベッカー・サムエルさんが日本での留学経験ののちに、起業した日本のブランドでありメーカー。”サーフィンと生きる町”宣言で知られる、千葉県一宮町にあります。
中華メーカーによくあるような他言語版マニュアルではなく、日本語ネイティブの取扱説明書も同梱されていて、国内にサポート窓口もあり。
良く知らない中華製のディスプレイメーカーよりも、日本が好きな外国人が日本国内で起業したメーカーを応援したい、というのが、僕の今のモチベーション。
これからもMacと親和性の高いディスプレイが出るといいなあ。