Kuo氏:主要国でのmmWaveインフラ整備により、iPhone 13シリーズではmmWave対応モデルの割合が55~60%に増加見込み

TF International Securitiesのアナリスト Ming-Chi Kuo氏の最新インベスターノートでは、iPhone 13シリーズでは5G mmWave対応モデルの提供を世界のより多くの国に拡大する予定と述べられています。

今年のiPhone 13に搭載とみられるSnapdragon X60

MacRumorsが伝えているKuo氏のレポートでは、今年はmmWave技術のインフラがカナダ、日本、オーストラリア、ヨーロッパの主要国で大幅に増加し、今年秋に発売されるiPhone 13のmmWaveモデルは、より多くの国で販売されるとしています。

現在、iPhone 12シリーズのmmWaveモデルは米国市場にしか対応しておらず、iPhone 12全体の比率は30~35%程度。

主要国でmmWaveインフラが整うことで、mmWaveモデルの販売比率が55~60%と大幅に増加すると予測。

5G通信のmmWave技術は、現在スタンダードに採用されているサブ6GHz技術と比べると、より速い速度を提供しますが、その分、高度なインフラが必要で限られたエリアで動作するという特性があります。

これまでの予測情報では今年のiPhone 13の5Gモデムは「Snapdragon X60 5G Modem-RF System | Qualcomm」。

今のところ、今年Qualcommが発表した「Snapdragon X65 5G Modem-RF System」は、来年2014年のiPhoneに搭載されるという予想が大半となっています。

このほか、iPhone 13シリーズの噂されているスペックには、

・デザインはiPhone 12シリーズを踏襲
・ノッチ幅が小さくなる
・バッテリーが大きくなる
・Proシリーズラインでは120HzのProMotionディスプレイが搭載
・LTPO OLEDディスプレイ(Proのみ?)
・改良されたカメラ

などがあり、カメラ機能ではセンサーシフト方式の手ぶれ補正機能や低照度性能の向上が予想されています。




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