Appleが開発中の自社製5Gモデムチップは早ければ、2023年のiPhoneから採用されると、TF International Securitiesのアナリスト Ming-Chi Kuo氏が最新リサーチノートで予測しています。
販売好調が伝えられているiPhone 12の5GモデムはQualcomm製で、これを自社製に置き換えることでコストが下がるほか、A14/M1などの自社製チップに組み込んで、一つのSoCとして設計することも可能になります。
Appleは2019年にIntelのスマートフォン用モデム事業の大部分を買収していて、これにより “将来の製品に関する開発を促進し、アップルが今後さらに差別化できるようになる “と述べていました。
このApple製5Gモデムについては、2020年から開発が始まったようで、バークレイズのアナリストは2023年のiPhoneから独自のカスタム設計による5Gモデムを搭載すると報じていました。
なお、Appleが自社開発の5Gモデムを2022年iPhoneに搭載する計画や2022年のiPhoneにはSnapdragon™ X65が採用される可能性大という話も出ています。