Qualcomm、理論値毎秒10ギガビットの5Gモデム「Snapdragon™ X65」をアナウンス〜iPhone 14に搭載予定される可能性大

Qualcommが、世界初の10ギガビット5Gおよび初の3GPPリリース16モデム間アンテナソリューションとして、第四世代の「Qualcomm® Snapdragon™ X65」をアナウンス。


この「Qualcomm® Snapdragon™ X65」は来年2022年のiPhoneに搭載される可能性が高いとみられています。

実際のダウンロード速度は毎秒10ギガビットを大きく下回りそうですが、Snapdragon X65を搭載したデバイスでは、全体的に5Gの速度が向上される見込み。

このモデムには、パワーマネージメント機能の強化、mmWaveとサブ6GHz帯の両方のカバレッジの強化、新しいn259(41GHz)帯をなど、グローバルに商用利用される、すべてのmmWave周波数のサポートも行われています。

iPhone 12モデルでのmmWaveのサポートは北米限定ですが、iPhone 13モデルは他の国でもmmWaveをサポートするだろうという推測も出てきています。

一昨年2019年に、AppleとQualcommがは法廷闘争に決着をつけ、複数年にわたるチップセットの供給契約に合意。

現在のiPhone 12モデルにはSnapdragon X55が採用されており、和解文書によると、2021年のiPhoneにはSnapdragon X60モデムを、2022年のiPhoneにはSnapdragon X65を採用する可能性が高いことが明らかになっています。

ただ、Appleでは自社設計の5Gモデムを開発を進めていることから、今回のSnapdragon X65がiPhoneで使用される最後のQualcommモデムになる可能性があります。




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