kuo氏はiPhone 14の増産計画を断念したとの報道を疑問視。Proモデルの受注数60%がPro Max。

iPhone 14の増産計画を断念という記事が出ていましたが、kuo氏は割と疑問視している様子。


噂のAppleがiPhoneの増産を見送るというのは、私には少し奇妙に聞こえます。以前調査したように、AppleはiPhone 14/14 PlusからiPhone 14 Pro/14 Pro Max/プライスカット13への生産切り替え計画はありましたが、iPhone全体の増産計画は聞いていません。

iPhone 14 ProとPro Maxの出荷予想が10%程度増加し、4Q22のiPhoneのASP/プロダクトミックスにプラスに働くという調査結果を再度お伝えします。

iPhone 14 Pro、14 Pro Maxの受注増とiPhone 13のプライスカットにより、iPhone 14、14 Plusの受注減の可能性を相殺することができるということで、2022/4Q22のiPhone総出荷台数は、ほぼコンセンサスに沿った数字になると予想。

また、Proラインナップの内訳ですが、iPhone 14 Pro Maxの比率が高い、とのこと。


iPhone 14 Pro MaxがProモデル全体の受注増の約6割を占め、4Q22のiPhone ASP/プロダクトミックスに恩恵。

この結果は、AppleがiPhone 15 Pro Maxと15 Proの差別化を図り、15 Pro Maxの出荷台数を増やし、iPhoneのプロダクトミックスを強化することを促すと思う。

Proラインが売れているとは思ったけど、そのうちの60%がPro Maxなんですね。

今年のiPhone 14シリーズはスタンダードモデルとProモデルの差別化が行われたわけですが、来年のiPhone 15シリーズではiPhone 15 Pro Maxと15 Proの差別化が進むという予想。

今はディスプレイサイズだけの違いだけだけど、これがどうなるか。

カメラ機能の差別化ということであれば、特に影響はなさそう。

ただ、あまりにも差別化を進めすぎると製造工程の煩雑さが出てきて、製造コストが嵩むようにも思うんですよね。

どういう差別化になるのかは、もう少し時間が経てば出てくるかも。

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