先週、「Reality Pro(仮)」の幹部向けプレビューイベントが行われました

今週のPower on by Mark Gurmanでは、先週、「Reality Pro(仮)」のスタッフ向けのプレビューイベントが行われたことを伝えています。

今回のプレビューイベントは、Appleのトップ100幹部を対象に行われたもので、Steve Jobs Theaterで行われました。

ご存知のようにSteve Jobs Theaterは、カリフォルニア州クパチーノのApple本社内にあり、新製品の発表が行われることでよく知られています。

今回のプレビューイベントは、これまでのプレビューイベントと異なり、約100名の幹部が対象になり、Steve Jobs Theaterで行われたこともあって、このMR新製品の一般公開/発表が迫っていることを示しているとのこと。

このMR新製品については、Apple幹部スタッフも最初の製品から大ヒットになるとは考えておらず、Apple Watchのように数年かけて、改良を重ね、機能と方向性を絞り込んでいくことを認識しているようです。

複合現実(拡張現実と仮想現実を融合させたカテゴリー)は、まだ始まったばかりの分野であり、アップルが以前試みた新しいビーチヘッドの確立よりもはるかにリスクが高いのです。Mac、iPod、iPhone、Apple Watch、iPadでは、Appleは本質的に、人々が慣れ親しんでいる製品の改良版を作っていた。しかし、今回のヘッドセットでは、なぜそのような製品を持ちたいのか、消費者に説明しなければならない。

さらに、このデバイスは約3,000ドルから始まり、明確なキラーアプリを持たず、数時間ごとに交換する必要がある外部バッテリーを必要とし、一部のテスターが快適ではないと判断したデザインを使用することになります。また、メディアコンテンツも限定された状態で発売されることになりそうです。

今年発売される予定の第一世代「Reality Pro」または「Reality One」には、非常にコストの高いパーツで構成されるため、この製品での利益はほとんど見込めないとみられます。

Appleは、価格が半分の1,500ドルほどのバージョンと、さらに高性能な後継モデルを準備していて、これらは2年以内に発売予定。

ということで、やはり、一般的なユーザーは次の廉価モデル(これがReality Oneなのではないかと)以降に購入というのが良さそうです。

トッププロガジェッターの方には、ぜひ第一世代モデルから導入していただければと思います。




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