Mac、iPhone用の3nmチップの量産が数日以内に開始されるとのこと。M3かもしれませんね。

DIGITIMESが、TSMCが数日以内にMac、iPhone用の3nmチップの量産を開始すると伝えています。

セレモニーが行われるという台南サイエンスパークimg via:台南旅行サイト

TSMCは12月29日に台湾南部サイエンスパーク(STSP)のFab 18において、セレモニーを開催予定。

TSMCは2021年12月、Fab 18で3ナノメートルプロセスのテストを開始し、6月の時点では、Appleが2023年に出荷する特定のMacに搭載するM2 Proチップに、この新しいチッププロセスを使用する可能性があるとされていました。

3nm工程で製造されるチップは、5nmプロセスで作られたチップと同じ電力レベルで15%の速度向上、あるいは同様の速度で消費電力が30%削減できることが見込まれています。

AppleInsiderによると、DIGITIMES曰く、このチップは2023年にデビューする見込みのアップデート版Mac mini、14インチMacBook Pro、16インチMacBook Proに搭載される可能性があるとしている様子。

ただ、M1 Pro / M1 Maxは、M1チップを複数統合して性能向上を行っていて、M2 Pro / M2 Maxについても同じ方向で開発が進められているはずなので、3nmチップについてはその次のM3というものになる可能性もありそうです。

なお、Mark Gurman氏が二つ前のPower Onで予想していたのは、Mac Proは3nmプロセスのM3まで出荷を待つかもしれないということでしたが、先週には”Mac Proは新世代のM2 Ultraチップ(M1 Ultraではなく)を採用し、メモリ、ストレージ、その他のコンポーネントを簡単に追加できる拡張性を特徴の1つとすることが予想されます。”と書いていました。

DIGITIMESの記事であることを含めて考えると、3nmプロセスのチップ製造が近日開始することは間違いなさそうで、それがどのモデルに搭載されるのかという部分は他の情報を加味したほうが良さそうです。

・Mac miniは通常のM2とM2 Proのバリエーション
・14インチ/16インチMacBook ProにはM2 ProとM2 Maxのバリエーション
・iPhone 15には3nmの新チップ
・Mac ProにはM2 Ultraチップ
あたりが確率高そうに思いますがどんなもんでしょうか。




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