Other Interests(プーチン・インタビュー | DJANGO EVASION | マイナカード保険証で負担増? | ウィル・スミス騒動をどう見るか)

オリバー・ストーンの「プーチン・インタビュー」はmust see

ロシアによるウクライナ侵攻が起こる前。

昨年末か今年始めあたりに観た「オリバー・ストーン オン プーチン」。


観た、と言っても、その時にはエピソード1しか見なかったんですよ。

なぜなら、この映像の中ではプーチン氏は難しい政治課題を極めて、まともな論理で語っていて、なんだか退屈で難しい話だなーとしか思わなかったから。

その時にはウクライナ侵攻なんて実際に起こるとは思っていなかったし。結局、エピソード2以降は後回しにして見てませんでした。

ただ、今考えてみると、とても重要な視点があると思ったので再度視聴するかー、と思ったら、今はプライムビデオから外されていたので、Amazon.co.jp上でレンタルして視聴。


このインタビューは、オリバー・ストーン自らがクレムリン、大統領府、プーチン氏の自宅などに出向いてマンツーで行われたもの。

時期は2015年7月から2017年2月

プーチン氏が要職について以降、対話したアメリカの大統領は歴代4人。

歴代のアメリカ大統領、政府と交わした内容も出てくるし、中東、スノーデン、トランプ氏当選時の選挙介入問題の話もある。

エピソード2ではウクライナ問題、クリミア半島併合をプーチン自らが「順を追って話をしよう」と丁寧に紐解いて話しています

全部で4エピソード。1エピソード約一時間で、合計するとほぼ4時間弱の長尺インタビュー。


ノーリミットで様々な問題を語るプーチン氏からは、政治的なパフォーマンスを意図しているようなものは感じられず、時折見せる笑顔以外には怒るような感情的な言動もなく、恫喝するような攻撃性もみられない。

毎日ウェイトトレーニングをして、スイミングをして、柔道を日課として行って健康を保ち、60歳から始めたというアイスホッケーの試合にも出ているシーンもある。

柔道の開祖の銅像(※どなたかは確認できず)をオリバー・ストーンに見せる様子もあって、柔道愛を感じずにはいられません。

オリバー・ストーンがキューブリックの「博士の異常な愛情」は絶対見た方がいいよ、とプーチン氏に勧めて、それを二人が一緒に見ているシーンがあり、最後にはDVDをプレゼント。


映像からの印象では、プーチン氏は常に冷静で実直。政治パフォーマンスとは無縁で、ロシアへの愛国心は並外れたものを感じます。逆に西側の首脳、特にアメリカの大統領及び候補者の言動からは政治パフォーマンスの要素が強い。

もちろん、アメリカの大統領などの言動は選挙戦でのパフォーマンスも含まれている一部分の映像なので、これをもってアメリカ側の言動全てが政治パフォーマンスというのは違うと思う。


その辺も踏まえ、このインタビューも踏まえ、ウクライナ侵攻をどう見るか。

今現在起こっているロシアによるウクライナ侵攻では主要な街が破壊されて、民間人にも被害が出ているという報道もあり、これ自体を正当化することはできないとは思うものの、ロシア側にはロシアの論理もあり、その視点から見るとアメリカ主導の今の体制にもかなりの根深い問題はある。

そこをどう考えるのかは、もう少し、色々勉強しないと真実はみえてこないように思います。

ただ、少なくとも最近よくあるような陰謀論とか、元大使の方の主張とかを丸呑みで信じる前に、このプーチン氏のインタビューを見る方が本質には近づけるのは確かかなと思います。そういう意味でmust seeムービーです。



DJANGO EVASION

Peugeot Motocyclesが「DJANGO EVASION」を発売。


フランス国旗カラーリングの「DJANGO 125 TRICOLORE ABS [2022]」は55台限定。

2020年で生産中止となっていた「ジャンゴ 50ccモデル」ディープオーシャンブルーも再販。
こちらは295,900円。


ドラゴンレッドもいいなあー。


後席スペースもあるので、やっぱ150ccあたりがいいかも。



マイナンバーカードの保険証利用で患者負担増 4月より 初診21円、再診12円増 | MEDIAN TALKS

おや、数十円とはいえ費用が上がるんですか。

これ気にする人は乗り換えないだろうなー。

こういうのも政治家さんが工夫して費用負担なしにする構造改革してもらいたいですね。



ウィル・スミス、妻ジェイダ・ピンケットを揶揄するクリス・ロックのジョークに激高し平手打ち。【アカデミー賞2022】 | Vogue Japan

この件、最初、僕は「ウィル・スミスの気持ちわかるわー、ざけんなクリス・ロック!」派だったんですけど、これもいろんな視点で考えるべきかなと。

そもそも、僕は”誰かを嘲笑うネタが多い”アメリカンジョークというスタイルは好きじゃない、というか、大嫌いなので、その意味ではウィル・スミスを支持したい。

妻が屈辱を感じていると思った時に、すぐに行動したこと自体も支持したい。けど、放送中にビンタはダメですね。

ただ、考えてみるとウィル・スミス以外の人が同じことをやったら、とんでもないことになっていたでしょうね。じゃあ、ウィル・スミスが許される(かもしれない)のはなぜ?

さらに、クリス・ロックが白人だったら、同じネタを披露できたかどうか?

仮に白人コメディアンが同じことをやったらウィル・スミスは平手打ちしたんだろうか。(ウィル・スミスはしそうだけどw。)

という話を考えると、全ての人は差別というおぞましい行為の影響からは逃れられず、どの人も少なからず影響を受けているということにも思い至ります。

今回の主要人物だけでなく、観てジャッジしている方も。

騒動の後、デンゼル・ワシントンがウィル・スミスに言った「In your highest moments, be careful, that’s when the devil comes for you」という言葉が刺さります。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Impact-Site-Verification: -1946568697