Appleは全体の数字に占める割合は小さいけどM1が好調で、Chromebookは苦戦している様子。
Counterpoint Researchの調査結果より。2022Q1のグローバルPCマーケットは前年同期比4.3%減の7870万台。
2022年に入り、PCサプライチェーンは2021年後半と比較して部品不足と物流問題が解消しつつありますが、2022Q1半ばには世界的なインフレと地域紛争がPC需要に不透明感をもたらしていて、2022年のPC出荷台数は、2021年末に発表した予想を下回る見込み。
また、中国の上海と昆山の工場ではCOVID-19のロックダウンが発生し、4月に出荷調整が行われる予定。
Appleは、M1 MacBookシリーズが引き続き好調で、2022年第1四半期の出荷台数は前年同期比8%増となっています。
HPやAcerはChromebookの販売に勢いがなく、数字としても引き続き苦戦していることが見て取れます。
なお、COVID-19の感染拡大以来、PC用パーツの部品不足が続いていましたが、2021年後半から需給ギャップが縮小し、より広いエコシステム全体において供給逼迫の終焉が近づいている、ということもレポートされているので、現在のMacBook Pro 14/16インチの納期問題も解消していくように思われます。
販売に勢いがないとされているChromebookですが、以前にお伝えしたように、古いMacにもインストール可能な「Chrome OS Flex」も提供されているので、最新のスペックでなくとも動作するChrome OSのために新たにハードウェアを購入するほどの必要性は感じにくくなっていると思います。
そして、Chrome OS Flexの4/28付のMac製品の対応状況は以下の通りでした。
前のリストよりもモデル数が少なくなっているけど、「Mac Mini 7,1」「Macbook 7,1」「 Macbook Air 5,1」「Macbook Pro 9,2」動作確認済みとなりました。