USテック勢の評価が高いので、”真のARグラス”👓「Meta Orion」をおさらい。
結論:ごっついけど割といいかも。
Metaが、新しい「Quest 3S(299ドル)」と同時に、開発中のARグラス「Orion」を発表しているんですよね。
Orion AI Glasses: The Future of AR Glasses Technology | Meta
これこそ”Appleが作るべきだったARメガネだ”という評価をよく見かけるのですが、かなり太いフレームで、日本人の感覚としては抵抗感も感じてスルーしていたんですが、USのApple関連テックメディアなどでは評価高い。
なので、ちょっともう一回おさらいしてみました。
「Orion」は、大型のホログラフィックディスプレイとパーソナライズされたAIアシスタントを兼ね備え、快適でスタイリッシュに一日中着用できる真のARグラスとして開発されています。
USではすでに先行して発売されている「Ray-Ban Metaスマートグラス(日本未発売)」は、ユーザーが物理世界から、デジタル上での主要な機能をハンズフリーで利用することが可能で、この方向性をさらに進めたものと紹介されています。
Ray-Ban Metaスマートグラス | Metaストア | Meta Store
例えば、スマートAIアシスタントとの会話、友達への連絡、大切な瞬間の撮影をスマートフォンを取り出すことなく行えます。
操作は音声、視線、ハンドトラッキングとEMG(筋電図)リストバンドをシームレスに組み合わせるというもの。
EMGリストバンドを装着すれば、腕を身体の横におろした状態でも、スワイプ、クリック、スクロールなどの操作が可能。
Metaは、”近い将来”この製品を発売したいと考えています。
そして、「Orion」について、Power on@Bloombergは以下のように伝えています:
このデバイスはまだ消費者向けの準備が整っていないが、それでも実用的なARメガネに最も近いものかもしれない。
Orionは、70度の視野を提供し(Vision Proとさほど変わらない)、エレガントな視線と手のコントロールに依存している。最終的には、一日中顔に快適に装着できるものでスマートフォンを置き換えるというアイデアだ。
アップルが開発中のものと比較するのは不公平かもしれない。結局のところ、iPhoneメーカーが何年も前に製品をプレビューすることはないのだ(Apple Intelligenceの一部機能はカウントされるかもしれないが)。
しかし、メタはこの魅力的なビジョンを実行に移すための道を順調に進んでいることを証明した。入手可能なあらゆる証拠によれば、同社はARメガネの開発において、アップルの研究所よりもかなり進んでいる。
Appleが、ARメガネに取り組んでいることは何年も前から出ていましたが、今後数年の間に出てきそうなのは「Vision Pro第二世代」「廉価版のVision」という話で、ARメガネの発売時期については出ていません。
Bloombergによると、Vision Products Groupはヘッドセットへのアプローチを再考する必要があることを認識しているものの、今の所、コンセンサスは得られておらず、Tim Cook CEOも推進していたARグラスのステイタスは以下の通り。
ということで、コンシューマーユーザーが入手できる実用的なARデバイス、ARグラスは、Metaプロダクトになるという未来が濃厚になってきたように思います。
とりあえず、「Ray-Ban Metaスマートグラス」の国内発売を期待。
いつかこういうのでターミネーターモデルが作られるのを期待してます。
あれはどこかのブランド品なのかな。そっくりは無理かも。
もうちょっとフレームが細くなってくれるといいんですけどね