TSMCへ原材料を供給している昭和電工、エネルギーコスト、円安などの影響で値上げへ

Apple製品、さらに高くなっちゃうんですかねえ、、、。まあ、Apple製品に限る話ではなくなりそうですけど。

TSMCの主要サプライヤーである昭和電工が、想定外のスピードで原材料費が上昇しており、2023年に向けてチップ材料価格の上昇すること、値上げができない製品からは撤退を進めていることをBloombergが伝えています。

iPhone 13のA15 Bionic。iPhone 14にもこのまま採用されるのか強化版なのかはまだ分かりません。

日本の化学品サプライヤーである昭和電工株式会社は、TSMCやInfineon Technologies AGにチップ製造に必要な材料を供給しています。

同社のCFO 染宮秀樹氏は「この値上げはCovid-19の供給難、ウクライナ戦争によるエネルギーコストの高騰、劇的な円安を反映するもので、今年はすでに12回の値上げを行っているものの、少なくとも2023年までは状況が大きく改善することはないだろう」と述べています。

また、今後の値上げ予想について、「現在の市場の動きでは、これまでの計算の2倍の額を要求する必要がある」としていて、これらの原材料を調達して、Apple製品のプロセッサを製造しているTSMCや、最終的に、そのプロセッサを採用するApple製品の価格にも大きく影響を与えそうです。

なお、すでにTSMCやサムスン電子などのチップメーカーは、値上げの意向を顧客に通告したという話も出てきています。




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