12/25から米国ではApple Watch 6以降の修理交換もできなくなります
米国市場では12/25以降にApple Watch 9とApple Watch Ultra 2が販売停止になることはお伝えしたとおりですが、さらに保証対象外のApple Watchは米国内で修理できないということにもなるという話が出ています。
MacRumors、Bloombergなどが伝えているAppleのスタッフ向けメモには:
とあり、販売停止になるApple Watch 9とApple Watch Ultra 2以前の製品も影響を受けることが明らかになりました。
通常、Apple Watchの修理は部品を修理するのではなく、壊れたユニットを新しいモデルと交換します。
このため、ITC(米国国際貿易委員会)によるApple Watchの輸入禁止命令が有効な限り、新しいApple Watchへの交換ができないことになり、ハードウェアの交換が可能になるまで修理を待つということになります。
なお、今回の措置はあくまでも保証対象外のApple Watch製品の修理交換ができないというものであり、新品デバイスの標準的な1年保証期間にあるデバイスと、AppleCareの延長保証で保護されたデバイスは交換が可能、とされています。
米国でのApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売は近日中に一時停止になりますが、Apple Watch SEは引き続き販売され、Best Buy、Target、Walmartのような量販店では、在庫がある限りApple Watch全モデルの販売を継続することができます。
この件、クリスマスセールの真っ只中に販売停止になるわけですが、タイミング的に12/25以降なので、クリスマスプレゼントとしてはその前に駆け込み需要はあるだろうし、AppleCareに入っていれば交換も可能ということなので、意外に業績には影響は出ない可能性もありそうです。Masimoとの和解が一番なんだろうけどなあ。