Vision Pro 第二世代開発中。安価なVisionヘッドセット、そして、スマートグラスの実験も

製品のクオリティは素晴らしいものの、やっぱり価格がね、、という評価が多い「Vision Pro」ですが、Appleは引き続き、いくつかの異なる製品の実験を続けているようです。

BloombergのPower Onによると、Appleはより安価なApple Visionヘッドセット、第2世代のApple Vision Pro、そしてSmart Glassesの実験が行われているとのこと。

より安価なApple Visionヘッドセットは開発が続いており、「おそらく早ければ来年にも」出荷予定。

ただ、この話を伝えているPower Onでも、この製品が最終的にApple Visionヘッドセットを普及させるかどうかについては懐疑的な見方をしていて、

何が言いたいのか?このカテゴリーの機器はまだ消費者の想像力を引きつけておらず、いつそうなるかはわからない。安価なモデルが1,500ドル以下でなければ、Visionデバイスはおそらくニッチ製品にとどまるだろう。

と述べています。

開発中という「Vision Pro 第二世代」、安価な「Visionヘッドセット」の2つに加えて、メタのレイバンのメガネのようなディスプレイのないスマートグラスの実験を続けているとのこと。

Ray-Ban Metaスマートグラスは、超広角1,200万画素カメラと5マイクシステム、オープンイヤースピーカー、シャッターボタン、タッチパッドを備えています。

レイバンのアイコニック、Wayfarerタイプのフォームファクターで、タッチするだけで手軽に撮影できるスマートグラス。

USではすでに発売されていて、その価格は299ドル。

もし、AppleがVision Proの一部の機能を、スマートグラスに実装することができて、その時点で競争力のある価格設定ができれば、一気に挽回する可能性もありそうです。

問題は、今のAppleに実現できるかどうか、、、。

4件のフィードバック

  1. th より:

    技術面の要素は全て持ってそうなので、あとはマーケティングというか方針転換の経営層のジャッジですかね。何年もかけてきた企画ですし。
    Apple Watchよりは高価格で当然ですが、Macより高いのは・・

  2. M.Hirose より:

    「じゃあ、Macをもっと高くしよう❤️」とか言い出さないとも言い切れないのが今の経営陣のように思うのは僕だけですかね、、、

  3. マナティ より:

    前CEOの時は製品を出す時も価格も戦略として練っていた部分はあったのではないでしょうか。iMacも、iPodも、iPhoneも、出てきた時はそんなに手が届かない金額(他の似たものよりは高いのは仕方ないとして)ではなかったし、そのために機能も絞ってた部分もあるかと思います。必要であるか必要でないかに関わらず全部機能を詰め込んで「すごいでしょう!」的に披露してでも結局載せた分の価格はかなり転嫁されてて…。すごいんだから高い、ではやっぱりついていけない人も多いのではないかなぁ…。円安もあるんでしょうが、高いですねぇ…。

  4. M.Hirose より:

    そうなんですよね、、、。Jobsは価格もイノベーションの一部として考えていたように思います。
    前は「Apple新製品でた!どれ買う?」とワクワクしたものですが、今はそんな気分にもならない価格帯ですよねえ。円高になれば手に入れやすくなるかもですが、今の製品の設定為替が168円あたりになっている時点で日本市場をどう考えているのかっていうのが透けて見えてしまって、割とドン引きです。

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