Visionチーム曰く、Vision Proの “理想的な形”は4世代が必要
Vision Proの “理想的な形”を実現するには、デバイスの世代を4つ重ねる必要があるかもしれない、とアップルのVision Products Groupの一部の人々は考えている、ようです。
今週のPower Onによると、アップルのヘッドセット開発に携わるチームの一部では、このデバイスを顧客が日常的に使用できるほど洗練されたものにするには、まだ多くの作業が必要だと感じているという話。
その「理想的な形」というのがどのような仕様であるのか?については、明らかになっていませんが、これまでの各所で公開されているVision Proのレビューやインプレッションで明らかになっているのは以下のポイント。
・バッテリーの持ちが悪い
・専用アプリが少ない
・visionOSのバグの多さ
これらの問題はほとんどが発売前にも予想されていたものですが、まず、この辺が改善するかどうかというのは、アーリーアダプタ以降の購買層にとっては重要な話になりそうです。
また、Gurman氏はiPadをMacの代替品として位置づけようとしているが、その結果は「良い結果も悪い結果もある」というもので、Stage Managerなどの機能でマルチタスクデバイスにしようとしたものの、Macのような真の生産性向上デバイスにはなれず、「このデバイス(iPad)は本来の目的を失い、アップルの製品ポートフォリオの中でより混乱した一部となってしまった」と書いています。
さらに、Vision ProがiPadの代わりになるという見方もしていて、この場合、必要なことは「(iPadの代替品にするためには、)ハードウェアのアップグレード、ソフトウェアのアップデート、そしてアプリ開発者やコンテンツメーカーによるサポートの向上が必要」であり、「それまでは、Vision Proは基本的にプロトタイプであり、テストする特権を得るためにアップルにお金を払わなければならないもの」としています。
Apple Watchも軌道にのるまでに数世代かかっていて、さらに全く新しい技術を駆使した製品ということを考えれば、4世代はかかってもおかしくないですね。
4世代ということは、毎年新製品を発表したとして2027年モデルになりそう。
その頃には形も小さくなって、価格も下がるかな。
いや、Apple Watchのようにバッテリー持ちは変わらないかもしれないですね、、、。