19グラムしか違わないiPhone 15 Proが軽く感じる理由

iPhone 14 ProとiPhone 15 Proでは、重さは約19グラムしか違いませんが、手にしたユーザーに言わせると「軽くなった」という話がよく出ています。

19グラムしか違わないのに、なぜ軽く感じるのか?について、 工学博士のDr. Drang氏は慣性モーメントによるものという説を公開しています。

これは物体を3軸のいずれかに回転させるのに必要なトルクの大きさを表す用語で、重量が物体の中心に偏れば偏るほど、物体を回転させるのに必要な力は小さくなり、逆に、重量が物体の端にあるほど、物体を回転させるのに必要な力は大きくなる、というもの。

iPhoneのフレームは外側にあるので、フレームの重量を減らせば、実際の質量の減少はそれほど大きくなくても、iPhoneを回転させるのに必要なトルクを減らすことができるということが考えられます。

このため、TitaniumフレームのiPhone 15 Proは、iPhone 14 Proよりも軽く感じることになります。

なお、今年のiPhone 15シリーズの重量のおさらいをしておくと以下のようになります。

iPhone 15:171グラム
iPhone 15 Plus:201グラム
iPhone 15 Pro:187グラム
iPhone 15 Pro Max:221グラム

iPhone 14シリーズの重量はこちら。

iPhone 14:172グラム
iPhone 14 Plus:203グラム
iPhone 14 Pro:206グラム
iPhone 14 Pro Max:240グラム

スタンダードモデルを選ぶ限り、重さはほとんど変わりありません。

iPhone 15 Proモデルになると、19グラム軽くなる。

あと、構造上、慣性モーメントの影響で「軽く感じることがある」。

この辺も個人差があると思いますけどね、、。

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