iPhoneのワイアレス充電機能:AppleとBroadcomが「クラス最高」を目指して開発。次期iPhoneには間に合わない可能性も。
CNBCが,AppleとBroadcomがiPhone用のワイアレス充電ソリューションの開発を共同で行っていることを伝えています。
「Apple has teamed up with Broadcom to build wireless charging for iPhone, says JPMorgan analyst」
これはJPMorganアナリストのHarlan Sur氏が金曜日にリリースしたリサーチノートによるものです。
iPhoneのワイアレス充電の開発は,この約2年間,AppleとBroadcomが共同で取り組んでいるもので,商品化するために”クラス最高のパフォーマンス”が要求されているそうです。
しかし,バッテリー問題によるSamsung Galaxy Note 7のリコールの影響もあり,次のiPhoneにはワイアレス充電機能は搭載されないかもしれないとも書いています。
なお,KGIアナリストのMing-Chi Kuo氏は,次のiPhoneの3製品全てでワイアレス充電機能が搭載されると予想しており,先週月曜日にはAppleがWireless Power Consortiumに参加していることが明らかになっています。
Harlan Sur氏は,iPhoneのワイアレス充電機能が搭載されることで,Broadcomは5億ドル〜6億ドルの成長を予測しています。Broadcomの株価は金曜日に1%アップしています。