新iPad Pro 12.9インチ(第5世代)では前のMagic Keyboardは使えないとの情報あり
フランスのiGenerationが、新しいiPad Pro 12.9インチでは前の世代用に発売されていたMagic Keyboardは使えないようだと伝えています。
今週発表された2021年の12.9インチiPad Proは、2018年と2020年のモデルと似た外観ですが、正確には0.5mm厚くなっています。
この厚みはiPad Pro専用のトラックパッドキーボードであるMagic Keyboardの設計に影響を与える十分な厚さで、入手したApple Storeに提供されている資料によると、古いMagic Keyboardは2021年の大型iPad Proには対応していないという話が出ています。
0.5mm厚くなった理由は、miniLEDテクノロジーを採用したLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しているため。
このディスプレイには1万個のminiLEDが使用されており、局所的なバックライトの制御を大幅に向上させ、より高い輝度と深い黒を実現しています。これにより、コントラスト比が向上し、消費電力も少なくなるというメリットがありますが、0.5mm厚みが増すことになりました。
わずか0.5mmですが、Magic KeyboardはiPad Proにフィットするように非常に精密にサイズを合わせているため、キーボードの設計を見直す必要が生じたようです。
なお、これから発売される新しいMagic Keyboardは第3世代および第4世代、そして、今週発表された第5世代のすべてに対応しています。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)用にMagic Keyboardを使いたい場合には、これから発売される新しいMagic Keyboardが必要となるため、注意が必要です。