新型iPad Pro、4機種と思われるデバイスのフィールドテストが開始
9to5Macが、Fiksuの本日のレポートによると、新しいiPad製品がテストされている形跡がログから明らかになったと伝えています。
「Four new iPad models spotted in analytics, likely new rumored iPad Pro devices in testing」
Fiksuはモバイルプラットフォーム向けの広告などを手がけている分析会社で、iOSやAndroid市場の動向を常にモニタリングしています。
そのFiksuのログには、iPad 7,1、iPad 7,2、iPad 7,3、iPad 7,4の4機種が記録されており、いずれもクパチーノ周辺で使われており、OSは最新のiOS 10.3 beta、iOS 11の初期ビルドが搭載されているモデルであるとされています。
台数は40台ほどで、これはAppleが新製品をテストする時の数に近いものです。
なお、この型番から推測するに、現行のiPad Proは”iPad 6.x”であることを考えると、今回テストされている4モデルはiPad Proラインナップで、さらにWi-FiとCellular版があるため、おそらく、9.7インチのiPad Proと12.9インチのiPad Proではないかと予測されています。
現行の9.7インチのiPad Proは、2016年3月に発売。
12.9インチのiPad Proは、2015年の11月発売されているため、次世代製品へのリプレイスがあってもおかしくはないタイミングです。
通常、これらのフィールドテストが行われると発売が近いと予測されますが、搭載OSのiOS 10.3は来月リリース予定、iOS 11はベストシナリオでも9月まではリリースされないと見られており、発売時期はやや不透明になりました。