新型iPad Pro、iPad Air、新Magic Keyboardなどは5/6の週にアナウンスっぽい
となると、5/7あたりですかね。
BloombergのApple隊長 Mark Gurman記者によると、新型iPad各シリーズのアナウンスは5/6の週に行われそうです。
大きな発表イベントがあるのかどうかは分かりませんが、今回の発表には2018年以来の最大アップデートになるOLED版iPad Pro、新たに12.9インチディスプレイのラインナップが追加されるiPad Air、プレミアムなMagic Keyboard(アルミニウム、大型トラックパッド)、スクイーズジェスチャー機能が搭載されるApple Pencilなどが噂されていて、Appleとしてもかなりアピールしがいのある製品群なので、アナウンスだけというのはなさそうです。
Gurman氏はiPad販売の後押しをするだろうが、今と同じ課題を解決できるとは思えない、と割とネガティブ評価。
え、iPadがMacの代わりになる日は来るんですかね、、、?
Gurman氏はオピニオンリーダー的に提案しているだけだと思うけど、僕は極めて懐疑的。
iPadは一番大きいサイズでも12.9インチ。
Mac的な作業を行うには狭く、マルチタスクもマルチウインドウもやりにくい。できないわけじゃ無いけど、Macでできることに比べて使い勝手は限られます。
さらに、iPadでベストな入力を行うには別売りのMagic Keyboardを購入する必要があり。
試算してみると、iPad Pro 12.9インチ、128GB、Wi-Fi、Apple Pencil(USB-C)、Magic Keyboardという構成では239,480円。
でも、128GBストレージというのは動画編集を行うには、小さすぎますよね。なので、512GBにしてみると、287,480円。
iPadに30万弱投入できるのは余裕のある人だけでしょうね。学生が最初の選択肢にするには高すぎる。
で、Macを見てみましょう。
M3 MacBook Airは13.6インチから。
13インチの16GBユニファイドメモリ、512GBの構成で224,800円。
15インチの16GBユニファイドメモリ、512GBの構成で258,800円。
iPad Pro 12.9インチよりも、約2インチ大きいM3 MacBook Air 15インチは約3万円安く買えます。
そして、iPadがMacの代わりにならない最大の要因はMac用のアプリが使えないこと。
何十年もAppleプロダクトを使ってきたユーザーが一番長く使っているのは、Macアプリな訳で、その機能な使い心地を犠牲にして、尚且つ、割高で使い勝手が限られるiPadをMacの代わりに導入するのは、価格差以上に無いだろうなあ、と思っています。
この課題を本気で解決するには、と考えてみると、これはもう、macOSベースのタブレットを出すしか無いと思うんですよ。
イメージとしては、M3 MacBook Airのディスプレイがタッチパネルになり、キーボードとディスプレイが分離できる構造で、タブレットとしてもノートブックとしても使うことができるような製品。
これだったら、欲しい以外の何者でもないです。
Surface Proの後追いになるけど、この方向のニーズはかなりあると思うんですよね。