採用が遅れていた次世代CarPlay:車載カメラ、充電状況など新たに8つの新アプリが追加
Appleが次世代CarPlayのページを更新し、”2023年後半に発表される車両”を”2024年に最初のモデルが到着する”にリプレイス。
ということで、少なくとも今年のどこかのタイミングで、どこかのメーカーの何かの車種に次世代CarPlayが採用されるようです。
そして、最新のiOS 17.4 beta版には以下の8つのCarPLayアプリが参照されています:
車載カメラ: 車のバックカメラのフィードを表示
充電: 電気自動車の場合、バッテリー残量、充電状況、満充電までの残り時間などを表示
気候: CarPlay内で車両の空調コントロールにアクセスできるようになり、エアコンやヒーターの温度、ファンの回転数、シートヒーター、ステアリングヒーターなどを調整
閉鎖: 車両のドアが開いているかどうかを表示し、車両の警告シンボルを表示
メディア: CarPlay内でFMとAMラジオ局のコントロール、およびSiriusXMのような他のメディアオプションへのアクセスを提供。SiriusXMが衛星放送との接続を提供するのか、それともインターネットストリーミングに限定されるのかは不明。ユーザーは、トップ40やロックなどの音楽ジャンルのリストから選択できる。
タイヤ空気圧:車両の各タイヤの空気圧を表示し、低圧、高圧、パンクの警告を提供
トリップ: 車両の平均速度、燃費やエネルギー効率、走行時間や走行距離など、運転に関連するさまざまなデータを提供
次世代CarPlayのプレビューは2022年6月。
アストンマーティンは、ハイエンドスポーツカーDB12の新モデルを含む、次世代CarPlayを搭載した最初の車両を2024年に発売すると述べていて、ポルシェは投資あの時期や具体的な詳細を明らかにしていません。
次世代CarPlayが発表された際には、アキュラ、アウディ、フォード、ホンダ、インフィニティ、ジャガー、ランドローバー、リンカーン、メルセデス・ベンツ、日産、ポールスター、ポルシェ、ルノー、ボルボなどの自動車メーカーがコミットしているとAppleは述べていますが、このリストが現在も有効なものであるかどうかは不明です。
また、Appleは次世代CarPlayの機能が、従来のCarPlayを搭載している既存の車でも利用可能になるかどうかについては明らかにしていません。
iOS 17.4は3月にリリースされる予定です。