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[50%オフ]内部温度のモニタリング/ファン設定/診断ユーティリティ「TG Pro」がMacBook Air M2対応

Macの内部温度を確認したり、ファンを任意でコントロールしたり、診断が可能なmacOS用のファンコントロール・ユーティリティ「TG Pro 2.71」がリリース。

このバージョンで、M2 MacBook Airフルサポートになりました。

ライセンス所有者は無償アップデート。新規ライセンスは通常2,970円ですが、現在50%オフの1,485円でセール中。

TG Pro」は、Mac内部の温度監視、冷却ファンのコントロール、診断機能を備えるユーティリティ。

CPU、GPU、ロジックボード、SSDの温度を表示し、バッテリーの状態やその他のハードウェア診断を行うことができます。


熱くなっている場合は、手動でファンの速度を上げるか、TG Proが自動的にファンの速度を上げることで、Mac本体を冷却し、高速に動作させることが可能。

温度管理を行う状況が発生した場合は、Eメールで通知したり、さらに分析するための完全なログ取得も行われます。

セキュリティを念頭に置いてデザインされ、Appleによって公証されたハードランタイムを使用。


また、ファンコントロールのための独立したセキュアなサービス、インターネットアクセスポリシーのサポート(Little Snitch使用時)が組み込まれています。

macOS 12 Montereyフル対応。

2008年以降のモデル、2022年のMac Studio、MacBook Pro (13-inch, M2, 2022)、MacBook Air (M2, 2022)など最新モデルを含む、macOS 10.11以上で動作します。

T2セキュリティチップの有無に関係なく、IntelモデルとApple Sliconモデル(M2、M1、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultra)に対応しています。


「TG Pro」は定期的にアップデートされていて、Macの新機種への対応やバグフィクスが提供される”優良”ソフトウェアの一つで、今年6月にはMacBook Pro (13-inch, M2, 2022)対応、4月には「メインウィンドウのサイズ変更や表示時の大幅な性能向上などが行われています。

なお、M2 MacBook Airはファンレス設計なので、ファンコントロールは行えませんが、内部温度をリアルタイムでモニタリングすることで、スロットリングで処理速度が落ちない様に注意することはできます。

↓こちら、僕のMacBook Pro 16インチ(2021)の画面。


ファン、温度の状況はメニューアイコンにも表示されるので、Intel版のMacBook Pro 16インチ(2021)では、あると絶対的に便利。

M1 Pro/Max搭載のMacBook Pro(2021)では、通常の使用状況ではファンが回ることが少なくなるようですが、ハイパワーモードの場合にはファンコントロールも必須かもしれません。

Macを仕事で使っていて、内部の温度モニタリングの必要性を感じた場合には導入をお勧めします。

MacPaw、Mac用のアンチ・スパイツール「SpyBuster」の無償提供開始

CleanMyMac X」のデベロッパーで、ウクライナのキーウを中心に設立・運営されているMacPawが、macOS用のアンチ・スパイツール「SpyBuster」をリリース。フリーダウンロードです。

ロシア連邦やベラルーシなど、”望ましくない国”のアプリケーションを静的解析により特定し、動的解析ツールにより、Mac上のアプリケーションの動作が監視されます。データフローを分析し、どのサーバに接続しているか、またその物理的な場所を特定することができます。


アプリケーションは、MacPawが独自に収集した検証済みリストとバンドルIDやその他の特徴に基づいて、不要なものとして分類。

静的解析ツールでの確認では、アプリ自体を実行する必要はなく、Controlキーを押しながらリスト内のアプリケーションをクリックすると、Finderでそのアプリを検索したり、Mac上からアンインストールすることができます。

また、ポップアップで不要な可能性のあるアクティビティについて警告し、対処できるようにします。

MacPawはウクライナで設立されたソフトウェアデベロッパー。

今ではmacOS用の定番ユーティリティとしても評価の高い「CleanMyMac X」「ClearVPN」などを開発しています。

CEO/ファウンダーのOleksandr Kosovan氏は、「MacPaw’s Operations amidst the Russian Aggression against Ukraine」の中で、ロシアによるウクライナ侵攻に立ち向かう覚悟であることや、キーウのオフィスのチームメンバーの安全確保や、ウクライナに拠点を置く仲間の安全を確保するため、さまざまな支援プログラムを用意し、緊急プランを立ち上げていることを表明していました。

また、同社のソフトウェアに関しては製品のサポートや開発に支障がないよう、すでにリモートワークで業務が行われていることも併せて書かれています。

アンチ・スパイツール「SpyBuster」は、今のところmacOS版のみですが、iOS版も開発中とのこと。

なお、このユーティリティはアプリの挙動を監視するため、初回起動時にシステム環境設定>セキュリティ画面から、”許可”する必要があります。


アプリのデータ送信を監視するユーティリティでもあるので、万人向けではないと思いますが、気になる方は使ってみるといいかもと思います。

Tunabelly、CPUストレステスト・バッテリーライフをテストできる無料ユーティリティ「Endurance」をリリース

macOS用の「Endurance: CPU Stress Test」がリリース。無料です。


Endurance: CPU Stress Test」は、Macの温度監視/ファンコントロール/診断機能を備えるユーティリティ「TG Pro」のデベロッパー、Tunabelly Software Inc.によるユーティリティ。

Macの温度リミットやバッテリーライフをテストすることができます。


ターミナルを開いて暗号のようなコマンドを入力したり、CPUをテストするための古いアプリケーションを探したりする代わりに、実行するスレッドの数を選択して「スタート」をクリックするだけで測定を開始します。

CPUのストレステストに加えて、現在のCPU負荷、バッテリー残量、テストの経過時間を表示し、すべてのデータをCSVファイルに書き出すこともできます。

IntelチップとApple Siliconに対応しているので、現行および将来のすべてのMacモデルに対応しています。

Mac用の温度モニター/ファンコントロール・ユーティリティ「TG Pro」がmacOS Big Surに対応

macOS用の「TG Pro」のバージョン2.49がリリース。

TG Pro」は、Macの熱のモニタリング、ファン・コントロール、診断を行うことができるユーティリティ。

各CPU、GPU、SSDやバッテリーなどの温度やファン速度を調整することもできます。

メインウインドウでは詳細な情報を表示し、メニューバーからは簡易情報をドロップダウンメニュー表示することができます。


MacBook Proで拡張ディスプレイを使う時、映像編集を行うなどの負荷の高い作業をする時にMac内部の温度を確認できるため、MacBook Proでの使い方を工夫したり、部屋やデスクの冷却環境を整えたりする場合の目安として運用しています。


最新バージョン2.49(リリースノート)では、以下の機能が追加されている他、バグフィクスが行われています。

・macOS Big Sur対応
・MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)、iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)のセンサー名称が表示対応
・バッテリーの健康状態の通知内容の強化

7月リリースのバージョン2.48では、T2ベースのMacでの機能強化、2019 Mac Proの対応強化、主なMacBook Proモデルでセンサーを追加、MacBook Pro (16-inch, 2020, Radeon 5600M)、MacBook Pro (13-inch, 2020)、MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)などでセンサー名称を追加されており、定期的にアップデートも行われています。

新規ライセンスは2,365円。現在は期間限定で50%オフの1,182円です。




「Window Manager for Mac: Lifetime Subscription」が64%オフ

StackSocialが,CISDEMの「Window Manager for Mac: Lifetime Subscription」を64%オフの9.99ドルで販売しています。

Window Manager for Mac: Lifetime Subscription」は、macOS用のウィンドウマネージャー。


ウィンドウを画面の端にドラッグしたり、グリッドシステムを使ってウィンドウがカバーする領域を選択したり、キーボードショートカットを設定してウインドウサイズと位置を調整することができます。


ほとんどのアプリで機能し、CPUの使用量が少なく、ほとんどCPUパワーを消費しないことも特徴です。

今回販売されているのはライフタイム・ライセンスで、最大5台のMacで使用可能です。





マルウェア削除にも対応したMac用クリーニング・ユーティリティ「CleanMyMac X」レビュー

macOS用のクリーニングツールとして定評のあった「CleanMyMac 3」から、最新版の「CleanMyMac X」へ移行してみました。

前のバージョンの「CleanMyMac 3」で評価の高かった”スマートクリーンアップ”機能、関連ファイルも一括で削除できるアプリの”アンインストール”機能、環境設定ファイルやウェブブラウザのプラグインを整理できる”機能拡張”、ファイルを完全に削除する”シュレッダー”などの各機能は、最新のmacOSバージョンに対応して強化され、インターフェイスが調整されています。

また、アプリケーションそのものも完全に再設計されており、新たにマルウェアの削除も可能な”ウイルスを削除”、アプリのアップデートを行う”アップデータ”、ストレージ上の保存されたファイルの詳細を視覚化して表示する”スペースレンズ”機能といった機能が搭載されています。

不要なファイルの除去を素早く行える”スマートクリーンアップ”


クリーンアップ、セキュリティ、高速化のために必要なファイル検出を一括で行うスマートクリーンアップ。

スキャン中の進行状況のアニメーションなどの工夫があり、それほど時間がかからない印象です。

スキャン結果から詳細を表示することで、どの種類のファイル/キャッシュが削除対象になっているのかを確認でき、削除したくないファイルは削除対象から外すことができます。

削除を実行すると、進行中の画面で、どの種類のファイルを整理しているのかも表示されます。

結果の画面では、ログファイルの確認も行えます。

スマートクリーンアップ機能は「CleanMyMac 3」にもありましたが、「CleanMyMac X」では、より高速に安定して動作しているように感じます。

スマートクリーンアップのログファイルを確認してみたところ、システムジャンクに三角マークがありました。
ここをクリックすると、削除できなかったファイルとディレクトリなどの諸情報が表示されます。

削除できなかった理由はアクセス権によるものだったので、「CleanMyMac X」がフルディスクアクセスできるように、システム環境設定:セキュリティとプライバシーから設定を行いました。

この設定に関しては、「CleanMyMac X」のシステムジャンク画面から詳細動画を見ることもできます。

フルディスクアクセスの許可を行なった後に、システムジャンクからクリーンアップ処理を行うことで、最初のスマートクリーンアップで削除できなかったファイルの除去も行うことができました。

新たに追加されたウイルス削除機能

長い間、Mac環境ではウイルス問題に悩まされることはありませんでしたが、ここ数年、Mac環境においてもウイルスを含むセキュリティ対策の必要性が高まっています。

「CleanMyMac X」では、マルウェアの検出に対応するウイルス削除機能が追加されています。

すでに使用しているアプリだけでなく、インターネットからダウンロードしたアプリファイルが含まれるdmg書類も検出対象になっています。

”ウイルス削除”のトップページからは、最後にスキャンした日、直近のデータベース更新日時を確認することができます。

新たに配信元も確認できるようになったアンインストーラ


アプリの本体、起動した時に自動作成される関連ファイルなどを一括で削除するアンインストーラも一新されており、ストア別、製造元、32ビットアプリ、アプリ削除後の不要ファイルなどの条件で絞り込みが行えるようになっています。

また、以前のバージョン同様、サイズの大きさでソートできるため、削除するべきかどうかを決めるための目安が揃っていて、使いやすさは保たれています。

一括更新も可能なアップデータ

アップデートの存在するアプリのリストアップ、バージョンナンバーを一覧で確認することができ、アップデート後にはアプリ個別の変更点/新機能の表示も行われます。

アプリのアップデートは個別にアラート表示されたり、App Storeで促されたりするので、必要性を感じていませんでしたが、実際に使用してみると、一括でアップデートできて、その結果を確認できることの便利さも感じました。

なお、アプリの種類によっては、アップデートがうまく行われない場合もあるようです。今回は「MuseScore 3」のアップデートが完了しませんでした。

ファイルの視覚化で整理しやすくするスペースレンズ


ストレージ内部のフォルダごとの使用容量をリスト表示するとともに、使用容量の大きさに応じて、アイコン表示を行うスペースレンズ。

フォルダをダブルクリックすると、さらに下の階層を見ることができ、ファイル容量を確認しながら必要のないものを削除することができます。

スペースレンズでは、どのエリアが大きな容量を使っているのかをビジュアルで確認できるので、容量確保したい場合の意思決定に役立ちました。


僕のMacBook Proでは、アプリケーションで「Band-in-a-Box」が86GBを占有していました。
ただ、「Band-in-a-Box」はよく使用しているため、別のエリアを参照して、長く使用していなかったファイル群をNASに移すことにしました。

メニューもインターフェイスを一新


ドロップダウン・メニューもデザインが一新され、内部ストレージの空き容量、メモリーの空き容量(リリースも可能)、バッテリー残量、ゴミ箱容量、CPU、ネットワーク速度などが表示可能になっています。

類似の別のユーティリティを使っていて、動作に不安定さがある場合、「CleanMyMac X」に切り替えて一本化することで、全体的な安定性を向上させるといった選び方もありだと思います。

また、ドロップダウンメニューを有効にする、空き容量アラート、ゴミ箱アラート、アプリケーションモニターの動作、RAM不足の通知などの設定は環境設定画面から行うことができます。

Mac用のシステムユーティリティ「Disk Aid」が50%オフセール中

macOS用の「Disk Aid – Drive Cleaning & System Optimization – FIPLAB Ltd」が50%
オフの1,800円になっています。通常3,600円です。

「Disk Aid – Drive Cleaning & System Optimization – FIPLAB Ltd」は、Macのコンディションを整える、プロフェッショナル・グレードのシステム・ユーティリティです。

最新版のバージョン1.5は、優れたパフォーマンスとディスクの空き容量を確保する機能を目標に一から開発されています。


Macのシステムステイタスを一覧するダッシュボードでは、CPU/メモリー/バッテリー状況などをリアルタイムで表示します。

深い階層にある不必要なファイルも検索して削除できる「ディスククリーニング」、重複ファイルを検索し削除する「デュプリケイト・ファインダー」、ツリーマップで使用状況を表示する「ディスク・ビュー」、ブラウザの拡張機能/キャッシュなどを削除する「プライバシー・ガード」、アプリケーションの一括削除「アプ・アンインストーラー」などの諸機能を備えています。