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「Apple Watch 3は今年後半にスケジュールされている」との見方

Digitimesが、Compal Electronicsが新たにApple Watchのサプライチェーンに仲間入りする、という記事の中で、新しいApple Watchは今年後半に予定されていると伝えています。


Compal reportedly enters Apple Watch supply chain

現在、Apple WatchのオーダーはQuanta Computerが仕切っていますが、次世代のApple Watchは今年後半にスケジュールされており、この製造に関しては、これまでと同様、台湾のODMが製造を手がける予定ですが、現在の第二世代のApple Watchは部分的にCompalが請け負う形になるとしています。

Compalは、最近、Apple Watch製造のためにスマート・デバイス製造設備を重慶市の工場に移設しており、これはノートブックの注文の減少を補う形になると見ています。

Compalは現在、ノートブックODMとしては世界第二位の位置にいますが、ここ数年はノートブック以外の製造に力を入れており、2016年にはウェラブル、IoT製品を500万ユニットを出荷しています。
今年2017年には1000万ユニットを超えると予測され、これにはApple Watchが大きく貢献するだろうと予測しています。



Apple、iPhone 8用に7000万ユニットのOLEDパネルを発注

NIKKEI Asian Reviewが、Appleは7000万ユニットのOLEDパネルをSamsung Electronicsに発注したと報じています。


Apple has ordered 70m units of OLED panels: sources

NIKKEI Asian Reviewが伝える情報筋によると、Appleが発注した、折り曲げ可能なOLEDパネルを7000万ユニットは、今年遅くに発売予定のiPhone 8用で、デザイン面でも大きく進化するという見方を伝えています。

なお、7000万ユニットのOLEDパネルが出荷されたとしても、今年中に全てiPhone 8に搭載されて販売されるかどうかは、需要状況で変化する可能性があるという見方もあります。

Samsung Electronicsは顧客の注文についてはコメントをしないと表明しています。


今年発売の新iPhoneの3機種にはTrue Toneディスプレイが採用との見方

MacRumorsが、Barclaysはリサーチノートの中で、今年発売されるiPhoneの3機種には、True Toneディスプレイが採用されると予測していることを伝えています。


All Three 2017 iPhones Said to Feature True Tone Displays

この予想は、投資銀行のBarclaysによるものです。
Barclaysでは、今年発売されるiPhone 7s、iPhone 7s Plus、iPhone 8(OLEDディスプレイ)には、光学センサーとTrue Toneディスプレイが搭載され、センサーはオーストラリアの半導体製造メーカー AMSが供給すると予測しています。

現在、True Toneディスプレイは9.7インチのiPad Proに搭載されています。
この機種には4チャンネルのアンビエント・ライト・センサーがあり、周囲の明るさに応じて、色味と明度を調整するようになっています。

なお、True Toneディスプレイについては、iPhone 7の搭載機能の一つと噂情報でも伝えられたことがあり、その後も開発が継続している可能性は高いと思われます。


先週発表のなかった10.5インチiPad Pro。引き続き、”近い将来に発売”との見方。

Forbesが、10.5インチiPad Proについてのアナリストの予測を伝えています。


What Happened To The 10.5-Inch iPad Pro? This Analyst Has An Answer

10.5インチiPad Proについては、以前に”近日中に発売”とされ、先週にもアナウンスが予測されていましたが、現在も発表はされていません。

しかし、IHS MarkitアナリストのRhoda Alexander氏は、以前と同様、近い将来に発売されるという見方を変えていません。
ただし、10.5インチiPad Proの製造は今月開始されるという兆候があるものの、4月発売は暫定的な状況でもあるということも明らかにしています。
また、初期生産は限定的な数で行われる可能性もあるとしています。

なお、10.5インチiPad Proはスモール・ベゼルのため、サイズ的には9.7インチとほぼ同じものになり、解像度が上がるとみられています。


TSMC、新型iPhone用のA11チップを4月に製造開始

Digitimesが、TSMCは4月にもA11チップの製造を開始するという情報を伝えています。


TSMC to begin volume production of A11 chips in April, says paper

この情報は中国紙「Economic Daily News」のレポートがソースとなっています。

Taiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC) が製造するA11チップは、2017年9月発売予定のiPhone用とみられ、高速かつ省電力性能を高めたトランジスタ構造の「FinFET」10nmプロセス、ウェイハーレベルでファンアウト統合パッケージング技術を採用しており、7月には5000万ユニットの製造ができるように準備しているそうです。

10nmチップの製造は2016Q4にスタートし、2017Q1にはMediaTekとHiSilicon Technologiesに出荷される見込みです。

TSMCでは、2017年中に1億ユニットのA11チップを出荷する予定とされています。


Apple、iPhone 8スペシャルエディション用のOLEDパネルを7500万ユニット確保

Digitimesが、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)パネルが供給不足になり、Huaweiは全生産数の8%しか確保できていないという話を伝えています。


Huawei to face AMOLED panel shortage for smartphones in 2017

情報筋によると、2017~2018年の間にグローバルで製造されるOLEDパネルはSamsung Displayが製造し、その約70%はSamsung ElectronicsとAppleに供給されるため、他のメーカーはOLEDを調達しにくくなっているようです。

他のOLEDパネルサプライヤーは、未だに製造体制が整っていない状況で、LG Displayは2018年から、中国のBOE Technologyは、おそらく2020年までは供給不可能だろうと予測されています。

Appleは、今年2017年にSamsung Displayから7500万ユニットのOLEDパネルを確保しますが、これは世界のOLEDパネル製造総数の14%にあたります。
また、Samsung Electronicsは全総数の56%を確保しています。

なお、中国のOppo、Vivoは全総数の13%、10%を製造し、Samsung Displayと売買契約を結んでいるとしています。


新型iPad 10.5インチモデルはApple Parkの除幕式で繰り上げ発表か

Digitimesが、iPadの10.5インチモデルが予定よりも大幅に繰り上げられて発売される可能性が出てきたという話を伝えています。


Apple moves ahead production of planned new 10.5-inch iPad to March, say Taiwan makers

これは、台湾ベースのサプライチェーンからの情報で、これまでのタイムテーブルでは今年の5~7月にセットされていた10.5インチの新型iPadを時期を繰り上げて発売するというものです。

この新型iPadの発表は、4月上旬に予定されているAppleの新しいヘッドクオーターの除幕式イベントで行われるのではないかと推測されています。

また、10.5インチモデルは教育/ビジネスセクターをターゲットにした製品となり、12.9インチのiPadのアップグレードモデルとともに、Appleの2017年の製品ラインナップのミッドレンジからハイエンドに位置する製品となりそうです。

10.5インチモデルの製造は3月には100万台、第二四半期からは120万台の製造が予測されています。

なお、9.7インチのアップグレードモデル関連オーダーは2月から行われており、出荷数は第一四半期は300〜400万台で第二四半期はもっと大きな数字になると予測されています。


新型iPad Pro、4機種と思われるデバイスのフィールドテストが開始

9to5Macが、Fiksuの本日のレポートによると、新しいiPad製品がテストされている形跡がログから明らかになったと伝えています。


Four new iPad models spotted in analytics, likely new rumored iPad Pro devices in testing

Fiksuはモバイルプラットフォーム向けの広告などを手がけている分析会社で、iOSやAndroid市場の動向を常にモニタリングしています。

そのFiksuのログには、iPad 7,1、iPad 7,2、iPad 7,3、iPad 7,4の4機種が記録されており、いずれもクパチーノ周辺で使われており、OSは最新のiOS 10.3 beta、iOS 11の初期ビルドが搭載されているモデルであるとされています。

台数は40台ほどで、これはAppleが新製品をテストする時の数に近いものです。

なお、この型番から推測するに、現行のiPad Proは”iPad 6.x”であることを考えると、今回テストされている4モデルはiPad Proラインナップで、さらにWi-FiとCellular版があるため、おそらく、9.7インチのiPad Proと12.9インチのiPad Proではないかと予測されています。

現行の9.7インチのiPad Proは、2016年3月に発売。
12.9インチのiPad Proは、2015年の11月発売されているため、次世代製品へのリプレイスがあってもおかしくはないタイミングです。

通常、これらのフィールドテストが行われると発売が近いと予測されますが、搭載OSのiOS 10.3は来月リリース予定、iOS 11はベストシナリオでも9月まではリリースされないと見られており、発売時期はやや不透明になりました。


iPhoneの5.8インチ・アニバーサリーモデルにはフラットなOLEDが搭載、アスペクト比が変更されるとの予想

MacRumorsが、今年発売されるiPhoneモデルには、フラットなOLEDで、より長いアスペクトレシオのデザインが採用され、この方向性は2017年のトレンドになるという予想を伝えています。


5.8-Inch iPhone Expected to Have Flat Display Despite ‘Curved’ Rumors

これは、IHS Markitのアナリスト、Wayne Lam氏のコメントによるものです。

Lam氏は、今年発売される特別なiPhoneは現在の2.5Dグラス・デザインに近い、フラットなOLEDが採用されると予想しています。
また、先日アナウンスされたLG G6のように、より長いアスペクト・レシオ・デザインとなり、この新しいデザイン・ランゲージは2017年のトレンドになると見越しています。

LG G6は画面アスペクト・レシオは18:9で、縦のサイズが横の二倍というデザインです。

現在のiPhone製品のアスペクト・レシオは、iPhone 7 Plus / 6 Plusが16:9、その他のモデルは約16:9となっています。

また、噂のある曲面OLEDディスプレイに関しては、製造コストや歩留まりのことを考えると、Appleは現行機種の2.5Dグラス・デザインをベースにして、フラットなOLEDディスプレイを下層に配置する設計を選ぶのではないかとの予想もあります。


2019年には全てのiPhoneがOLEDに。Samsungは製造工場を増設。

韓国のThe Bellが、Appleは2019年にはiPhone全モデルをOLEDにする計画であると伝えています。



‘Apple Catch’ Samsung Electro-Mechanics and Interflex Expansion Competition

記事は、Samsung ElectronicsとInterflexがiPhone用フレキシブルプリント回路基板(FPCB)の受注に備えて、設備投資を開始しているというものです。
SamsungのFPCB製造工場は1500〜2000億ウォン規模で、今年中にすべて実施予定となっています。

Appleは、今年発売のiPhone 8用OLEDをSamsung Electronics、Interflex、BHの3社から調達する予定ですが、調達割合は4~5月に決定されるため、それに備えた動きのようです。

しかしながら、Appleの需要があまりにも大きいため、当分の間は供給不足になるとみられています。

また、業界筋からの情報では、Appleは2019年までにすべてのiPhoneにOLEDを採用する計画を立てており、今年は40%に止まるが、来年は80%、2019年には100%を見越しているとのことです。

OLED搭載iPhoneは新型指紋認証技術を採用し、9月に製造開始か。

Digitimesが、10周年アニバーサリーモデルとなるOLED搭載のiPhoneには新型の指紋認証技術が使われ、9月に生産が開始となるという情報を伝えています。



Apple redesigns fingerprint ID solution for OLED iPhone, say sources

これは業界筋からの情報がソースとされていて、Appleは現在、SynapticsのNatural ID touch指紋認証センサーでも、QualcommのSense ID指紋認証技術でもない、オリジナルの指紋認証技術を開発しており、これにはTSMCの65mmプロセステクノロジーを使った12インチラインが採用予定で、指紋認証IDソリューションのリデザインを行う必要性から、製造は9月にずれ込む可能性があるとしています。

OLED搭載のiPhoneには従来のタッチ型の指紋認証の代わりにビルトインの指紋認証センサーを備え、身体的な特徴で認証するシステムも採用されるとしています。

Appleは、先月、顔認識技術を開発しているイスラエルの「RealFace」を買収しています。


参考:「Apple,顔認識技術を持つイスラエルの「RealFace」を買収


なお、新型iPhoneのうち、従来のLCD型の二つのモデルについては、7月より製造が開始となります。


新iPhone、全モデルでパワーデリバリー技術を搭載したLightningコネクタを採用か。

MacRumorsが、今年発売される新しいiPhoneの3機種には、すべてUSB-Cのパワーデリバリー技術が採用されるとの情報を伝えています。



Ming-Chi Kuo Says All 2017 iPhones Will Have Lightning Connectors With USB-C Fast Charging

これは、MacRumorsが入手したKGI Securitiesのアナリスト Ming-Chi Kuo氏のリサーチノートがソースとなっています。

それによると、新iPhoneの全モデルは、Lightningコネクタ形状を保ちながら、USB-Cのパワーデリバリー技術を内部的に搭載し、TIのパワーマネージメント技術とCypressのパワーデリバリーチップ・ソリューションを取り入れると予測しています。
また、最上位機種のOLEDモデルは2セルのL型バッテリーパックを採用していることにより、充電速度が向上するとも予測しています。

AppleがLightningポートを残す理由としては、LightningポートはUSB-Cよりもスリムな形状であること、MFiプログラムライセンスの収益があること、高速な転送速度もiPhone用としては未だにニッチな存在であることなどが挙げられています。


新しい10.5インチのiPad Proが近日発売との予想。

Forbesが、10.5インチの新しいiPad Proは数週間以内に発売されるだろうとする見方を伝えています。



Apple Readies New 2017 iPad Pro, Low-Cost iPad — But Release Date?

これは、IHS Markitのタブレット&PC部門ディレクターのRhoda Alexander氏のインタビューがソースとなっています。

Alexander氏は、新しい10.5インチのiPad Proは、現行の9.7インチと12.9インチの間を埋めるスイートスポットになり得る製品としています。
サイズは9.7インチと同じですが、ベゼルが細くなったことで、ディスプレイサイズは10.5インチになっています。

解像度は現在の2048×1536ピクセルから、2224×1668ピクセルとなり、スクリーンエリアは31%大きくなり、アスペクト比も1.5増加(現行は1.33)すると見ています。

なお、新たに登場するエントリーモデルの9.7インチiPadは299ドルから(現行は399ドル)、新しい10.5インチiPad Proの価格は未確認ですが、現在の9.7インチモデルを499ドルに下げ、599ドルで販売されるのではないかと予想しています。


2017年は3機種のiPadが発売予定。10.5インチと12.9インチは5〜6月あたりとの予想。

Digitimesが,iPadパーツを製造している台湾メーカーの2017Q1の収益は,Appleがいつ新しいiPad Proをリリースするかにかかっているという見方を伝えています。



iPad supply chain makers likely to report disappointing 1Q17 sales

これは製造メーカー関係者がソースになっており,この中で,Appleは2017年にエントリーレベルの9.7インチ,10.5インチ,アップグレードした12.9インチの3種類のiPadを計画しており,最近の販売状況では12.9インチのiPad Pro,9.7インチのiPad Air 2がしばしば在庫無しになっており,アジアの一部では9.7インチiPadが価格改定で安くなっていることから,新しいiPadはもうすぐ発売されるのだろうと予測されています。

パーツサプライヤーはQ1には発売されることを願っているが,10.5インチ,12.9インチモデルは5月〜6月になるという情報も紹介されています。


iPhone 8:4.7インチ,5.8インチモデルのシャシーデザインが確定し,パーツサプライヤーに注文が開始。5.5インチモデルは未確認。

DigiTimesが,パーツサプライヤーからの情報として,今年発売が予想されるiPhoneの3機種について伝えています。



Apple expected to use glass chassis for next-generation 5.8-inch iPhone; aluminum-alloy chassis for 4.7-inch

今年発売されるiPhone製品は4.7インチ,5.5インチ,5.8インチモデルの3種類が予想されており,ハイエンドの5.8インチモデルはステンレススティールのフレームに強化ガラスを採用,4.7インチモデルはアルミニウム合金を採用するとされています。5.5インチモデルのシャシー・デザインは確認されていません。

この強化ガラス+ステンレススティール・フレームはFoxconn TechnologyとアメリカのJabil Circuitが,アルミニウム合金はCatcher Technologyが供給するものと見られています。

5.8インチモデルはOLEDパネルを採用する事から,その価格は1,000USドルを超えると推測されています。

Catcher Technologyはコメントを拒否し,注文詳細やクライアント詳細は明らかにしていませんが,2017年収益予想で大きな前年比成長が見込まれているとのことです。


ジャパンディスプレイ,曲面ディスプレイ「FULL ACTIVETM FLEX」をアナウンス。Appleは次世代iPhoneへの採用検討か。

ジャパンディスプレイが,プラスチック基板を用いた5.5型フルHDの液晶ディスプレイ「FULL ACTIVETM FLEX」を開発したことをアナウンスしています。


スマートフォン向け “FULL ACTIVETM FLEX” を開発



「FULL ACTIVETM FLEX」は,プラスチック基板を採用した5.5型フルHD(1080(横)×1920(縦)画素)の液晶ディスプレイ です。

TFTを形成する基板を従来のガラスに変えてプラスチックを用いることで超薄型化構造を実現すると同時に,その柔軟性を活かして曲面形状を容易に形成することができる液晶ディスプレイです。


なお,WSJは1/25付けの「Japan Display Joins Flexible-Screen Battle With Bendier LCD」で,Appleがジャパンディスプレイの次世代フレキシブルLCD技術を将来のiPhone製品に採用することを検討しているようだと伝えています。

iPhone 8の10周年記念モデルのコンセプト動画

ConceptsiPhoneが,噂されているiPhone 8の10周年記念モデルのコンセプト動画をYouTubeで公開しています。


Introducing iPhone 8 – ‘X’ Edition

この動画は,今まで流出または推測した,iPhone 8に関するさまざまな情報を元に作られたコンセプト動画です。


スペックとしては:

  • ハイクオリティなGorrilla Glass
  • リキッド・メタル・フレーム
  • 厚さ6.9mm
  • 5.8インチOLEDディスプレイ(エッジトゥエッジ)
  • ワイアレス充電
  • ディスプレイに内蔵されたTouch ID
  • ベゼル下部の二つ目のセンシティブ・ディスプレイ
  • スマートコネクター
  • 10nmのA11チップ
  • デュアル12メガピクセル ワイドアングル+望遠レンズ
  • 3Dカメラ技術



などを想定して製作されています。

iPhone 8,光学式指紋認証のTouch IDを搭載か

AppleInsiderなどが,Appleは次のiPhone向けに新しい生体認証技術の開発を行っており,Touch IDには光学式の指紋認証リーダーが採用されるとの見方を伝えています。



Apple expected to replace Touch ID with two-step facial, fingerprint bio-recognition tech

これは,KGIのアナリスト Ming-Chi Kuo氏のレポートがソースとなっています。

現在のTouch IDは,指先がリングに触れると生じる電気容量の変化を感知する静電容量方式ですが,iPhone 8のOLED搭載モデルは,ディスプレイがボディの端まであるゼロ・ベゼル・デザインであるため,物理的なリングを備えるホームボタンではなく,OLEDディスプレイの下から指紋を読み取る光学式の指紋認証を採用すると考えられています。

Appleは以前からディスプレイ越しに指紋認証を行う方法を研究しており,USPTOには「Capacitive fingerprint sensor including an electrostatic lens」もファイリングされています。



9,460,332(USPTO)」より

Appleが2017年に新iPadを3機種発売するとの見方

DigiTimesが,今年Appleは3機種の新しいタブレットを発売することを計画しているという見方があることを伝えています。

Apple reportedly planning 3 new tablets for 2017


これは関連サプライチェーンからの情報がソースとされています。

それによると,新しいiPadはフレンドリー・プライスな9.7インチiPad,10.5インチのiPad,そして,12.9インチのiPad Proのアップグレードモデルとなっています。

これらの製品はまだ計画の段階で,9.7インチモデルはQ1に大量製造モードに,他の2モデルは第二四半期になりそうだとのことです。

ただし,これらのタブレットはアナウンスされない,または,発売するとしても2017年後半になる可能性もあり,Appleが検討中とされているのは,現在の9.7インチモデルラインナップを10.5インチiPadでリプレイスし,新しい9.7インチをエントリーモデルとして発売するという案とのことです。これは主に教育分野をターゲットにしたものです。

また,新しい9.7インチiPadのサプライヤーは,現在の9.7インチモデルのNichiaの替わりに,韓国のSeoul SemiconductorがLEDを供給することになるとも伝えています。

ハイエンドユーザーをターゲットにした10.5インチモデルと12.9インチのアップグレードモデルはA10Xプロセッサーを搭載することを計画しており,サプライヤーは現在の製品のサプライヤーが引き続き供給することになるとしています。

次世代iPhoneは新技術による顔認識機能とワイアレス充電機能を搭載するとの予想

Business Insiderが,次のiPhoneには新しいレーザー・センサーによる,顔認識機能が搭載されるとの予測を伝えています。

Apple’s next iPhone rumored to have facial recognition powered by a new ‘laser sensor’


この話は,Cowen and Companyのクライアントが配付したリサーチ・ノートがソースとなっています。

それによると,次のiPhoneは9月発売で,新しいレーザー・センサーを使った顔認識/ジェスチャー認識機能,ワイアレス充電機能を搭載するだろうと予測しています。

Appleは,2013年に赤外線センサーカンパニーのPrimesenseを買収しています。

新iPhoneに関する,その他の情報は以下のポイントがあげられています。

  • 4.7インチ,5.5インチ,5.8インチの3ラインナップ
  • 5.8インチモデルは低消費電力/より黒い表示が可能なOLEDスクリーン
  • 5.8インチモデルは”回り込むデザイン”で,Touch IDはディスプレイガラスの下に配置される