OLED搭載iPhoneは新型指紋認証技術を採用し、9月に製造開始か。
Digitimesが、10周年アニバーサリーモデルとなるOLED搭載のiPhoneには新型の指紋認証技術が使われ、9月に生産が開始となるという情報を伝えています。
「Apple redesigns fingerprint ID solution for OLED iPhone, say sources」
これは業界筋からの情報がソースとされていて、Appleは現在、SynapticsのNatural ID touch指紋認証センサーでも、QualcommのSense ID指紋認証技術でもない、オリジナルの指紋認証技術を開発しており、これにはTSMCの65mmプロセステクノロジーを使った12インチラインが採用予定で、指紋認証IDソリューションのリデザインを行う必要性から、製造は9月にずれ込む可能性があるとしています。
OLED搭載のiPhoneには従来のタッチ型の指紋認証の代わりにビルトインの指紋認証センサーを備え、身体的な特徴で認証するシステムも採用されるとしています。
Appleは、先月、顔認識技術を開発しているイスラエルの「RealFace」を買収しています。
参考:「Apple,顔認識技術を持つイスラエルの「RealFace」を買収」
なお、新型iPhoneのうち、従来のLCD型の二つのモデルについては、7月より製造が開始となります。