来年以降、iPadのほぼ全モデルにOLED搭載?iPad miniやiPad Airも2026年に
韓国のetnewsが、iPadのほぼ全モデルに、有機EL(Organic Light Emitting Diode:OLED)が搭載される見込みと言う話を伝えています。
来年2024年のiPad ProはOLEDディスプレイになるというのは、これまでの予想通りですが、iPad mini、iPad AirについてもOLEDになるという話です。
具体的には、2026年にiPad miniとiPad AirにOLEDが搭載され、iPad Miniには8.7インチ、iPad Airには10.9インチのOLEDになる予定とされています。
ただ、iPad ProとiPad mini、iPad Airのディスプレイ性能は異なるものに設定されそうで、iPad Proモデルには、2スタックタンデム、ガラス基板ベースのハイブリッドOLEDを使用した低温多結晶酸化物(LTPO)OLEDパネルが採用され、iPad AirやiPad miniなどのモデルは、シングルスタックの低温多結晶シリコン(LTPS)OLEDを搭載されるとのこと。
11月中旬に、Ming-Chi Kuo氏が来年以降のiPad製品の予想を出していて、iPad Proは2024年にOLED化、iPad miniとiPad Airについても2024年に量産開始の見込みとしていましたが、miniとAirのOLEDディスプレイ搭載については記述がありませんでした。
今回の情報では2026年とされていることから、来年のiPad mini/iPad Air新製品ではなく、その次のラインナップでOLEDが搭載されるロードマップが存在するのかもしれません。
OLEDディスプレイが熟成された技術になってきているのは間違い無く、今から3年後のiPad miniやiPad Airのディスプレイがどうなるかはまだわからないかも。
ここ数年の間にディスプレイの性能や歩留まりの改善が進めば、miniLEDやmicroLEDになることも考えられそうです。
OLEDになれば、iPadでもスタンバイモードが使えるようになりそうなのは嬉しいです。でも、Pro以上かもなあ。