モルガン・スタンレー、AR/VRヘッドセットや自動運転車への期待からAppleの目標株価を200ドルに引き上げ

モルガン・スタンレーのアナリストが、アップルの目標株価を164ドルから200ドルに引き上げ

Apple Center

モルガン・スタンレーが火曜日に配信した、ケイティ・ヒューバティによる投資家向けノートでは、アップルの目標株価が164ドルから200ドルに引き上げ、買いに相当する評価を維持しています。

これは、最近噂によく出ているAR/VRヘッドセットや自動運転車という新しいカテゴリーの製品への期待によるもの。

ヒューバティ氏いわく、これらの製品の収益は、まだAppleの株価に反映されておらず、”現実のものとなる日が近づくにつれ、評価にはこれらの将来の機会のオプション性を反映させる必要がある”という主張です。

また、ヒューバティ氏は12月期のiPhone出荷台数予測を300万台増の8,300万台(前年同期比4%増)とし、Appleは9月期に直面したような供給上の制約を受けていないと述べ、また、App Storeの収益も当初の予測を上回る見込みであるとしています。

ただ、この辺りは、Appleがサプライヤーに「iPhone 13の需要が弱まっている」ことを示唆しているという話とは逆の方向のようにも見えます。

さらに、Apple Carこと「Project Titan」については、ここ数年プロジェクトを率いてきたチームリーダーが離脱したり、新任者が就任した直後には2025年に発表するロードマップの存在が伝えられたり、その後にはハードウェア責任者が離脱したり、とネガティブな情報が多いのもご存知の通り。

AR/VRヘッドセットについては、価格が20万円もする(!)という予測があり、逆にいうと、少し現実味を帯びてきたようにも見えます。

Appleの株価は過去5年間で500%近く上昇していて、今後もその勢いを維持するのかどうか、というのは新製品そのものよりも多くの人が気しているところなのかもです。




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