「iPhone 8」カテゴリーアーカイブ

iPhone 7sは”少しだけ大きくなり、レンズ部分は薄くなる”との情報

GIGA APPLEが、iPhone 7sとiPhone 7のサイズを比較している図表を掲載しています。


Exclusive: iPhone 7s Will Be Thicker, But Gets Thinner Camera Bulge

図表には中国語が混在しており、現在大量生産モードにあるiPhoneを製造しているメーカーからの流出とも考えられそうです。

iPhone 7は左側、iPhone 7sは右側に並べられており、サイズは、

・iPhone 7:138.31mm × 67.14mm × 7.1mm
・iPhone 7s:138.44 × 67.27mm × 7.21mm

で、iPhone 7sは、現行のiPhone 7と比較すると、1mm以内の範囲ですが大きくなっています。
しかし、カメラレンズ部分の出っ張りについては、iPhone 7よりも薄くなっています。

この図表が実際に販売される製品であるとすると、7s用ケースは専用のものを使う方が安全かもしれません。


2017秋発売の新型iPhoneの3モデルの大量生産が開始。OLEDモデルは品薄傾向の見込み。

(concept image from : iDROPNEWS)

Digitimesが、iPhoneのパーツサプライヤー各社が7月に好調な収益をレポートしていることから、この秋の発売される3機種のiPhoneの生産がスタートしたとする見方を伝えています。

iPhone suppliers see sales rising as new iPhone production gains momentum

新型iPhoneは、TFT LCDパネルのiPhone 7s/7s Plus、OLEDパネル搭載のiPhone 8の3機種と予想されていますが、LCDパネルモデルは順調に供給されるとみられていますが、OLEDパネルモデルについては需要の高さから、供給が追いつかない可能性を示唆しています。

7月に好調な収益をレポートしているのは、フレキシブルPCBを供給するZhen Ding Technology Holding、Flexium Interconnect。それぞれ12.39%、11.31%の増収となっています。
同じくPCB供給を行う、Compeq Manufacturingも22.283%の増収をレポートしています。

また、カメラモジュールを供給するLargan Precision、ケースを供給するCatcher Technology、タッチモジュールを製造するGeneral Interface Solution (GIS)、ICバックエンドのサービスサプライヤー、King Yuan Electronics (KYEC)も7月に”強いセールス”をレポートしています。

情報筋によると、8月から完成したiPhone製品の出荷が見込まれるため、アッセンブルを請け負っているFoxconn Electronics, Pegatron Technology、Wistronの各社は9月から11月に高収益がレポートされるだろうと見込まれています。


iPhone 8:内部構造の写真がリーク?ワイアレス・チャージング・コイルと思われるパーツもあり。

MacRumorsなどが、中国のWeibo「有没有搞措-瑞克科技」にアップされた、”iPhone 8内部の写真”について伝えています。

Leaked Foxconn Images Show Off Internals of iPhone 8, Including Wireless Charging Coil

この写真はFoxconn従業員が撮影した画像と推測されており、OLED搭載でベゼルレスデザインとみられる、iPhone 8のコードネーム”Ferrari”のEVT段階の内部構造が写っています。

写真にはデュアル・カメラ・モジュール、フロントフェイスのカメラとセンサー、L型バッテリー用の大きなスペース、スタック化されたロジックボードなどがあり、真ん中の黒い部分はワイアレス・チャージング・コイルと推測されています。

今回リークされたモデルはEVT(Engineering Validation Test)を行うためのもので、製造工程としては初期段階になり、実際の大量生産段階に入る前にはDVT(Design Validation Test)、PVT(Production Validation Test)の各テストをパスする必要があります。


iPhone 8:フロント/バック両方のカメラで、4K 60fps動画撮影に対応か

iHelp BRが、iPhone 8ではフロント/バック両方のカメラで4K動画を撮影できるようになる可能性を指摘しています。


Códigos internos do iOS sugerem que câmera do iPhone 8 gravará vídeos em 4K com 60fpsGoogle翻訳)」

これは、先日誤って配信されてしまった、AppleのHomePodファームウェア内部にあるコードからの推測です。

画像の矢印の行は「CAMCaptureCapabilities」で、Back4k60VideoSupported、Front4k60VideoSupportedと表示されていることが確認できます。

このため、新しいiPhone 8のフロントカメラ、バックカメラはともに4K 60fpsの動画が撮影可能と見られています。

また、動画形式は、H.264/MPEG-4 AVCよりも圧縮率が高い、H.265/HEVCをサポートするようです。

HEVCは、この秋にリリースされるiOS 11とmacOS High Sierraでされます。

関連記事:
iPhone 8:D22データを元にしたUI予想図〜時刻表示が無くなる?
iPhone 8、赤外線による顔認証機能、ベゼルレスデザインは確定の見込み


iPhone 8:D22データを元にしたUI予想図〜時刻表示が無くなる?

maxrudberg.comが、HomePodファームウェアに含まれていた新iPhone D22の情報(参考:「iPhone 8、赤外線による顔認証機能、ベゼルレスデザインは確定の見込み」)を元に、iOS 11でのユーザーインターフェイスのデザインがどのような配置になるのかを考察し、3種類のイメージモックアップを公開しています。

iPhone Pro′s edge-to-edge screen and what it could mean for the UI

iPhone D22:上部のせり出した部分を取り囲んだデザイン

iPhone D22:回り込みを隠したデザイン

iPhone D22:せり出し部分を隠し、ボトムバーを配置したデザイン

現行のインターフェイスデザイン(一番左)と並べての比較

先日公開されたD22のアイコンはベゼルレスで、ホームボタン部分もディスプレイで覆われていることを示唆しており、上部のカメラとスピーカー部分のエリアだけがせり出している形になっています。

現在のiPhoneでは、中央上部には時刻が配置されていますが、D22の場合には、せり出した上部には何も表示できないため、時刻表示が無くなるか、別の場所で表示されるようになる可能性がありそうです。

iPhone 8、赤外線による顔認証機能、ベゼルレスデザインは確定の見込み

昨日、Appleが誤ってプッシュ配信してしまった、HomePodのファームウェアの中に次世代iPhoneと思われる機種の情報が含まれていたことを、複数のデベロッパーが伝えています。

アイルランドのデベロッパー、Steven Troughton-Smith氏はTwitterで、これらの情報をいくつかアップしています。



”HomePodのファームウェアのBiometricKitに、次世代iPhoneの赤外線顔認識アンロックが存在している”


”PassKitUIFoundationのPayment_glyph_phone-D22.caarからは、ベゼルレスのiPhoneイメージが抽出可能だ”

他のデベロッパーの中にはアイコンの高解像度イメージを公開しているユーザーもいることから、HomePodファームウェアに次世代iPhoneのデータが入っていることは間違いなく、また、そのiPhoneがベゼルレスで顔認識機能を備える可能性は非常に高くなったと言えそうです。


Appleが有機ELディスプレイ製造装置を調達、台湾にR&D拠点を設置か

Digitimesが、Appleが有機ELディスプレイの製造に使用するCVDマシンを、韓国のSunic Systemから購入したという情報を伝えています。


Apple sets up OLED panel R&D line in Taiwan, says report

この情報は、韓国のET News reportによるもので、このCVDマシンは台湾で2.5世代のOLEDパネルの生産に使われるとされています。

この動きは、OLEDの供給元であるSamsung Electronicsからの調達量を下げるとともに、差別化を図る狙いもあるようです。

現在、OLED製造に使われるCVDマシンの大部分は、日本のキヤノントッキが供給しており、Samsung Electronicsは2017年に5セット導入し、さらに2018年にも5台以上を導入する契約を交わしているようです。

このほか、LG Displayも2セットのCVDマシンをキヤノントッキから購入しており、製造されたOLEDパネルはXiaomi TechnologyとGoogleに供給予定で、中国ベースのBOE Technologyも同社からCVDマシンを購入しています。

記事では、今回、AppleがSunic SystemからCVDマシンを購入していることで、キヤノントッキの支配的ポジションに変化が見られる可能性を指摘しています。


OLED iPhone 8コンセプト:Slick New iPhone 8 Concept Portrays iOS Dark Mode on an OLED Display


MobileFun.co.uk、iPhone 8専用ケースの予約受付を開始

MobileFun.co.ukが,「Olixar ExoShield Tough Snap-on iPhone 8 Case – Black / Clear」「Olixar ExoShield Tough Snap-on iPhone 8 Case – Crystal Clear」「Olixar ExoShield Tough Snap-on iPhone 8 Case – Black / Clear」「Olixar X-Duo iPhone 8 Case – Carbon Fibre Gold」の予約受付を開始しています。

iPhone 8のベゼルレスデザイン、縦配置のカメラ用ホールを反映したケース製品です。
価格は9.99〜24.99ユーロとなっています。



なお、iPhone 8は正式な発表は行われておらず、現在までにリークされたバックパネル/フロントパネルパーツを元にデザインされたものと思われます。



iPhone 7sとiPhone 8のフロント/バックパネルがリークか。

imgurに、次期iPhoneのフロント/バックパネル・パーツの写真がアップされています。


New iPhone 7s/iPhone 8 Front and Back Panel Images Leaked

カメラホールが縦になっているバックパネルとベゼルの細いフロントパネルなどの写真があります。

なお、コメントによると、このパーツは中国の製造業者が先週入手したものだそうです。
また、ビッグ・サプライズとして、おそらくiPhone 7s/7s Plusがワイアレス・チャージング機能が実装される、という話も出ています。



Touch IDが背面にあるiPhone 8の写真がリーク

iPhonerosが、Touch IDが背面にあるiPhone 8の写真を掲載しています。


Fotos del supuesto iPhone 8 muestran un sensor Touch ID en la parte trasera

電源は入っていない状態で撮影されており、Touch IDはAppleマークの下に配置されています。
また、ディスプレイ周りはベゼルが細いデザインとなっています。

なお、「iPhone 8:Touch IDはスクリーンに内蔵するデザインに。赤外線イメージセンサーにより、ARアプリケーションにも対応か。」で既報の通り、TSMCからの情報としては、ディスプレイ内にTouch IDが内蔵となるデザインが最終的に採用されているという話もあり、今回リークしたものは、別デザインのプロトタイプである可能性も高いと思われます。


iPhone 8:Touch IDはスクリーンに内蔵するデザインに。赤外線イメージセンサーにより、ARアプリケーションにも対応か。

Digitimesが、中国紙「Economic Daily News (EDN)」が、新iPhoneではホームボタンがスクリーンに統合されていると報じていることを伝えています。


New iPhone to come without home button, says paper

EDNは、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC)からの情報としています。

TSMCは、5/25に台北で行われた「2017 NA Technology Symposium」において、新しいiPhoneはいくつものデザイン変更が行われたことを明らかにしており、Appleは光学式の指紋認証センサーを採用し、スクリーンの上からダイレクトに認証が行えるようにしているとレポートされています。

また、新しいiPhoneでは、外からは見えない場所に赤外線イメージセンサーを備え、これにより、高解像度の写真撮影やARアプリケーションの利用が行えるようになっているとしています。

さらに新しいiPhoneのスクリーン・レシオは、現在の16:9から、18.5:9に変更されるようです。




via:iPhone 8 home button UI implementation


今年発売の次世代iPhoneは当初のスケジュール通り、9月に発表され10月に発売されるとのレポート

DIGITIMESが、次世代のiPhone製品について製造スケジュールが遅れることなく、9月発表、10月発売となるという見方を伝えています。


New iPhone mass production on schedule, says report

これは中国のEconomic Daily News (EDN)がソースとされています。

このレポートでは、次世代iPhoneの製造が、いくつかのパーツの歩留まりが悪いため、当初の9月ー10月スケジュールから第四四半期に遅れるという話もあるものの、iPhoneの部品を供給するTaiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC)、Zhen Ding Technology、Kinsus Interconnect Technology、バッテリー・サプライヤーのSimplo Technologyは6月の製造開始に向けて準備を進めているとされています。

TSMCは、A11製造に必要なウエハーの生産を6/10に開始し、七月後半にはまとまった数を納品する予定となっています。

Zhen DingとKinsusは、SLP製品の歩留まりを改善を目指して管理体制を強化し、6月にはSLP材料の大量生産を行う予定となっています。

さらに、新しいiPhoneを組み立てるFoxconn Electronics、Winstron、Pegatronの3社は、中国で新しい工員を募集しトレーニングを行なっているとレポートされています。


KGI:iPhone 8の製造は10〜11月にずれ込む可能性

9to5macが、KGIアナリストの話として、iPhone 8の製造開始が10〜11月にずれ込むとの予想を伝えています。


KGI: iPhone 8 mass production delayed to October/November as major component upgrades cause supply bottlenecks

KGIのアナリスト Ming-Chi Kuo氏は、OLED搭載のiPhone 8に関して、Appleがカスタムオーダーした最新のコンポーネントの製造が難しいためで、この結果、2017年の販売に影響が出る可能性も指摘しています。

当初、このiPhone 8は8〜9月に製造開始となる予定でした。
なお、iPhone 7sシリーズに関しては、通常通りのスケジュールで動いているようです。

iPhone 8については、OLED内部にTouch IDを収める新しいアプローチが行われたものの、パーツの歩留まりが悪く、計画の見直しを余儀なくされているとの話も出てきています。

また、リークされている設計図ではTouch IDを背面に移動しているものもあり、これが本当であれば内部基盤やパーツ配置のリデザインも必要になってくると思われます。


iPhone 8 looks to be taking a new direction@Sonny Dickson



今年のiPhoneは3モデル全てが3GB RAMになるとの予想

MacRumorsが、今年発売されるiPhoneの3モデルは全て3GB RAM仕様になるという見方を伝えています。

これは、Cowen and Companyのアナリスト、Timothy Arcuriのリサーチノートからの情報です。

Arcuri氏は、

3モデル全てで3GB RAMが採用され、ストレージについては、4.7インチ/5.5インチモデルは現在のiPhone 7シリーズと同様に32/128/256GBの3バリエーション、5.8インチモデルは64GBと256GBモデルの二つのバリエーションになるように見受けられる。 また、5.8インチモデルは、二つのバッテリーパックを採用し、さらにバッテリーライフが強化されるようだ。

と推測しています。

なお、台湾のリサーチファーム、TrendForceは、5.8インチモデルは3GBで、4.7インチモデルは現行モデルと同様の2GBになると予測しており、Arcuri氏の推測とは異なる意見を持つ関係者もいます。

また、現行のiPhone 7 Plusはすでに3GB RAM仕様になっており、今年発売される4.7インチのiPhone 7sのメモリー仕様が強化されて、3GBになる可能性は高いと思われます。


iPhone 8:「ディスプレイ一体型のTouch IDの歩留まりが悪い」とアナリストが指摘。Touch IDをやめるか、製造を遅らせる可能性もあり。

AppleInsiderが、Cowen and Companyのアナリスト Timothy Arcuri氏のリサーチノートでは、AppleはiPhone 8に搭載予定のディスプレイ一体型Touch IDの歩留まりが悪い、と指摘されていることを伝えています。


Introducing iPhone 8 | Ultra Thin (2017)」(iPhone 8コンセプト動画)

5.8インチのOLEDディスプレイを搭載し、新たにリエンジニアリングされたTouch IDを統合する予定のiPhone 8ですが、このディスプレイ一体型の指紋認証のパーツを製造するAuthenTecでは歩留まりが非常に悪く、しかし、Appleは他のベンダーから調達しようとはしていないようだとしています。

もし、アップルがこの問題を解決できない場合には、以下の三つの可能性が考えられると推測しています。

・Touch IDを諦め、顔認証に切り替える。
・Touch IDを背面に移動する。
・製造を遅らせる。しかし、アナウンスはiPhone 7sシリーズと同時に行う。

なお、今年2017年はiPhoneの発売10周年のため、特別なアニバーサリーモデルとして「iPhone 8」が発売されると噂されています。

これまでのiPhone 8情報では、ベゼルレスの5.8インチのOLEDディスプレイ搭載、指紋認証のTouch IDをディスプレイと統合、顔認証機能の搭載などの話や、AppleがSamsung Electronicsに7000万ユニットのOLEDパネルを発注したとの記事も出ています。

なお、各機能やデザインについては、複数のプロトタイプが存在する可能性があり、噂のある機能全てがiPhone 8で採用されるかどうかは不透明です。



iPhone 8:OLEDパネルの技術的問題で出荷が遅れる?

Digitimesが、中国のEconomic Daily News (EDN)の情報として、新型iPhoneの出荷が10〜11月にずれ込む可能性を伝えています。


Apple may delay new iPhone launch to October-November, says paper

遅延の原因については、曲面OLEDパネルのラミネーション・プロセスでの技術的な問題があり、3Dセンサー・システムの実装に時間がかかるため、発売が遅れるというものです。

なお、歴代のiPhone製品は、5s以降は9月に発売されており、発売日の数ヶ月から半年前にはケースやパーツの写真が流出していましたが、今年に関してはまだコンポーネントのリーク写真は流出していません。

このことからもiPhone 8の開発が遅れているのでは、という見方も出てきています。

Launch of next-generation iPhone 8 may be pushed to October or November, says report


iPhone 8 Concept Image from techbuffalo


Apple、iPhone 8用に7000万ユニットのOLEDパネルを発注

NIKKEI Asian Reviewが、Appleは7000万ユニットのOLEDパネルをSamsung Electronicsに発注したと報じています。


Apple has ordered 70m units of OLED panels: sources

NIKKEI Asian Reviewが伝える情報筋によると、Appleが発注した、折り曲げ可能なOLEDパネルを7000万ユニットは、今年遅くに発売予定のiPhone 8用で、デザイン面でも大きく進化するという見方を伝えています。

なお、7000万ユニットのOLEDパネルが出荷されたとしても、今年中に全てiPhone 8に搭載されて販売されるかどうかは、需要状況で変化する可能性があるという見方もあります。

Samsung Electronicsは顧客の注文についてはコメントをしないと表明しています。


今年発売の新iPhoneの3機種にはTrue Toneディスプレイが採用との見方

MacRumorsが、Barclaysはリサーチノートの中で、今年発売されるiPhoneの3機種には、True Toneディスプレイが採用されると予測していることを伝えています。


All Three 2017 iPhones Said to Feature True Tone Displays

この予想は、投資銀行のBarclaysによるものです。
Barclaysでは、今年発売されるiPhone 7s、iPhone 7s Plus、iPhone 8(OLEDディスプレイ)には、光学センサーとTrue Toneディスプレイが搭載され、センサーはオーストラリアの半導体製造メーカー AMSが供給すると予測しています。

現在、True Toneディスプレイは9.7インチのiPad Proに搭載されています。
この機種には4チャンネルのアンビエント・ライト・センサーがあり、周囲の明るさに応じて、色味と明度を調整するようになっています。

なお、True Toneディスプレイについては、iPhone 7の搭載機能の一つと噂情報でも伝えられたことがあり、その後も開発が継続している可能性は高いと思われます。


TSMC、新型iPhone用のA11チップを4月に製造開始

Digitimesが、TSMCは4月にもA11チップの製造を開始するという情報を伝えています。


TSMC to begin volume production of A11 chips in April, says paper

この情報は中国紙「Economic Daily News」のレポートがソースとなっています。

Taiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC) が製造するA11チップは、2017年9月発売予定のiPhone用とみられ、高速かつ省電力性能を高めたトランジスタ構造の「FinFET」10nmプロセス、ウェイハーレベルでファンアウト統合パッケージング技術を採用しており、7月には5000万ユニットの製造ができるように準備しているそうです。

10nmチップの製造は2016Q4にスタートし、2017Q1にはMediaTekとHiSilicon Technologiesに出荷される見込みです。

TSMCでは、2017年中に1億ユニットのA11チップを出荷する予定とされています。


Apple、iPhone 8スペシャルエディション用のOLEDパネルを7500万ユニット確保

Digitimesが、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)パネルが供給不足になり、Huaweiは全生産数の8%しか確保できていないという話を伝えています。


Huawei to face AMOLED panel shortage for smartphones in 2017

情報筋によると、2017~2018年の間にグローバルで製造されるOLEDパネルはSamsung Displayが製造し、その約70%はSamsung ElectronicsとAppleに供給されるため、他のメーカーはOLEDを調達しにくくなっているようです。

他のOLEDパネルサプライヤーは、未だに製造体制が整っていない状況で、LG Displayは2018年から、中国のBOE Technologyは、おそらく2020年までは供給不可能だろうと予測されています。

Appleは、今年2017年にSamsung Displayから7500万ユニットのOLEDパネルを確保しますが、これは世界のOLEDパネル製造総数の14%にあたります。
また、Samsung Electronicsは全総数の56%を確保しています。

なお、中国のOppo、Vivoは全総数の13%、10%を製造し、Samsung Displayと売買契約を結んでいるとしています。