折りたたみパネルが売れなくなったので、サプライヤーは「折りたたみiPhoneが状況を変える」と(勝手に)期待🤩

急速に成長した折りたたみスマートフォンですが、早くもピークを迎えていて、伸びが停滞しているというサプライヤー筋からの情報が出ています。

a person holding a cell phone in their hand

DSCCの新しいレポートによると、折りたたみ式スマートフォンは2024年第3四半期に前年比で初めて減少しました。ただ、今後はさらに悪化すると予想されています。

DSCCのアナリストは2025年を通して減少が続くと予想しています。

2019年から2023年にかけて少なくとも年率40%の成長を享受した後、DSCCの最新の予想では、折りたたみ式スマートフォンのディスプレイ市場は2024年にはわずか5%上昇し、2025年には4%下落すると見ている。需要は約2,200万パネルで停滞している。折りたたみ式スマートフォンのディスプレイ調達は、24年第3四半期に前年同期比38%減となり、今後5四半期のうち4四半期は前年同期比で減少すると予想される。

この悲観的な数字とムーブメントを払拭するのは、2026年に発売されると思われる折りたたみタイプのiPhoneだとしています。

市場は失速し、2025年にはパネル調達ベースで初めて減少に転じるだろうが、楽観できる理由もある。アップルは26年下期に折りたたみ式市場に参入すると予想され、フラッグシップスマートフォンで圧倒的な地位を占めていることから、折りたたみ式スマートフォン市場に大きな成長をもたらす可能性がある。フォームファクター、機能性、ユースケース、耐久性などが改善されれば、この市場に新たな需要をもたらす可能性がある。その結果、2026年は折りたたみ式スマートフォンの記録的な年となり、30%超の成長が見込まれ、2027年と2028年も同様に20%超の成長が予測される。

と、ディスプレイサプライヤー業界の人は期待しているわけですが、折りたたみ式iPhoneが出るかどうかは、まだわかりません。

Appleも開発はしてるんだろうけど、耐久性の問題、コストの問題で、結局見送られることになる可能性の方が大きいと思いますけどね。どうなるかなー。




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