Counterpoint Research:2025年の世界スマートフォン出荷予測は関税の影響で下方修正

Counterpoint Researchが、2025年の世界スマートフォン出荷予測を下方修正。

現時点での関税の影響を織り込んだ市場予測です。


via Counterpoint Lowers 2025 Global Smartphone Shipment Forecast on US Tariff Uncertainty

・2025年の世界スマートフォン出荷台数の成長予測を前年比4.2%から1.9%に下方修正
・これは米国の関税をめぐる不確実性が再燃していることが理由
・北米と中国を除くほとんどのリージョンでは成長の見込み
・北米では関税による価格上昇が予想されるため、減少を予想
・アップルとサムスンの成長予測:以前の最悪のシナリオに比べれば、関税負担が緩和されそうだが、コスト上昇が消費者に転嫁されて、需要が低下する見込みで下方修正
・ファーウェイの成長予測:サプライチェーンのボトルネック緩和と自社開発チップの持続的な勢いにより上方修正

MEA(中東アフリカ)が6%、CALA(ラテンアメリカ・カリブ海)が3%、インドが2%。

EUはかろうじて1%。中国は0%。

AppleもSamsungも関税の影響を大きく受けそうですが、5/28に発表された「iPhone 16 Leads Global Smartphone Sales in Q1 2025」でもレポートされているように、iPhone 16は、2025年第1四半期のベストセラースマートフォンになっているため、2025年通年では依然としてプラス成長が見込まれています。

なお、ワールドワイドの出荷予想では、Huaweiが11%で一位。

Appleは3%で5位という内容です。17シリーズは高くなるし、見送りの人も多くなるかもですねー。

折りたたみ携帯電話を使っているときに使うこともあったMotorolaが2位になっていて、そろそろ再評価してもいいタイミングかも?なーんて思いました。

2件のフィードバック

  1. th より:

    Motorola!憧れでした。MicroTacでしたっけ、当時の携帯とは二回りくらい小型で
    これが最新のデジタルガジェットかと。

  2. mh より:

    折りたたみスマートフォンも良さそうなんですよね。razr 50は実売9万円、razr 40なら5万円という設定。価格設定がイノベーティブなので気になってます。

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