Gurman氏:折りたたみタイプの20インチデバイスは完全なタッチスクリーンになる

いやあ、どうでしょう。2026年って、まだまだ先ですしね。

BloombergのApple隊長、Mark Gurman氏による今週のApple情報は、先週噂が出ていた”折りたたみタイプの20インチデバイス”について。


DSCCのRoss Young氏によるレポートでは、折りたたみ式iPhoneの2025年への延期という話とともに、20インチの折りたたみデバイスをサプライヤーと協議しているという話がありましたが、Gurman氏は”Appleは確かにデュアルスクリーンの折りたたみ式MacBook/iPadハイブリッドを検討してきた”としていて、以下のように記述しています。

(Appleは)物理的なキーボードに接続された折り畳み式の20インチスクリーンで行くか、またはディスプレイの片側を仮想キーボードとして機能させることができる。折りたたみ可能なMacBook / iPadハイブリッドを模索され、それは、物理的なキーボードとトラックパッドをリプレイスし、完全にタッチスクリーンベースになる

Gurman氏は「Apple is working on」という表現ですが、元情報のRoss Young氏は「サプライヤーと協議している」という表現であり、現状、Appleの現実的なロードマップに含まれる製品であるようには見えないのが正直なところ。

おそらく、現在の技術で作ろうと思ったらコストがかかりそうです。

単純に考えて、ディスプレイが2倍になるということは特にminiLEDディスプレイ、OLEDディスプレイのコストも2枚になり、MacBookの構造をベースにするのであればバッテリーやCPU/GPUの内部構造を大きく変える必要はありそうです。

iPad Proベースで考えると、2台のiPadのディスプレイを接続してヒンジで開くようにすればいい、という見方もできそうですが、この場合でも少なくともiPad Proの2台分のコストはかかります。

ちなみに、今の「12.9インチiPad Pro 1TB Wi-Fi+Cellular」構成は231,800円。この2倍くらい出せば製造できそうですが、Mac Pro同様、コンシューマー層には手を出しにくい価格帯になるかなと。

発売時期が4年後の2026年ということも含め、Apple Carなどと同様、様々なカテゴリーで革新的なデバイスを開発するという方針のもと、模索しているというのが一番ありそうな話だと思います。




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