iFixit:iPhone 12 and 12 Proティアダウン〜バッテリーとディスプレイは交換しやすく(ただし、ガラス部分の落下破損には注意が必要なようです)
iFixitが、「iPhone 12 and 12 Pro Teardown – iFixit」を公開。
下の方ではボーナスコンテンツでMagSafeのティアダウンも公開。
ディスプレイは右側から開けるようになっていて、ディスプレイパーツを並べて俯瞰してみてもスタンダードの12と12 Proでは大きな違いが見られません。
もちろん、カメラ部分では12 Proの方には拡張カメラモジュールとLiDARセンサーがあり、スタンダード12にはプラスティックのスペーサーのみがあります。
スピーカーグリル周辺では(従来のiPhoneモデルで採用されていた)接着剤の代わりにオレンジカラーのゴム製ガスケットが使われていて、接着剤を使っていたiPhoneに比べて修理がしやすい構造。
スピーカーはバッテリー交換時に取り外す必要があるため、これはポジティブな変更といえます。
バッテリーには4つの極小タブがあり、容量はどちらも10.78Wh。
スタンダードの12と12 Proで内蔵バッテリーを入れ替えることも可能だったとしています。
メモリー容量はスタンダードの12が4GB、12 Proが6GB。
最終評価のリペアビリティスコアは6。
新しいiPhoneのデザインでは、ディスプレイとバッテリーの交換がしやすくなっていて、ほとんどの重要なコンポーネントはモジュール化されていて、アクセスや交換が容易に行えます。
ただし、標準的なフィリップスドライバーに加えて特別なドライバー(ペンタローブ、トライポイント、スタンドオフ)が必要になること、フロントとバックのガラスは落下破損の可能性が上がっていて、万が一、バックガラスが壊れた場合は、すべてのコンポーネントを削除し、シャーシ全体を交換することになるとしています。