Other Interests(2016-02-19)
エッジーな海外ドラマばかり面白がって観た後に,邦画や日本のドラマ観ると残念感が増しますなあ。
例えば,登場人物の下に名前と紹介文を出す手法。
これは映像と脚本だけでは登場人物のポジションを伝えられないからなのかな,とか思ってしまうわけです。
時間制限?視聴者の問題?コストの問題?
まあ,もちろん,どこにもそれぞれ問題はあるんだろうけど,音も絵も使える映像作品でテロップで紹介している段階で,観るのを止めたくなります。
定額配信サービスで観ているから,こういう作品は実際に観るのを止めるんだけども。
作り手のこだわりが感じられない作品は,本当につまらないなあと思う。
あと,最近気になっているのが,ほとんどの邦画の冒頭に表示される「○○製作委員会」。
これ,インディーズだったら,割と好印象なんだけど,がっつり映画会社やテレビ局がからんでいる作品で,ナンチャラ委員会は無いよなあ。
作品のクオリティに責任を持つ人がいないようにも見える。
いろんな意味でイメージ戦略で考えすぎのように思います。
そういう作品は,やはり俳優さんが演技にこだわっていたり,脚本がよく練られていたりする。
でも,作品としては面白くても,残念ながら,映像や音楽の選択はプアに感じる事が多い。
こう指摘すると,たいていの場合,派手な映像,派手な音楽の方向に振れるんだけど,そうじゃなくて,絵の見せ方,映像の色味のセンスだったり,音楽もトーンだったり,グルーブだったりなんですよね。
で,日本のドラマで面白いなあ,と思う作品は,関西系だったりすることも多い。
この辺は笑いのセンスも関係しているんだろうなあ。
Appleも,今はパブリック・ディスカッションのタイミング,と表現しているわけで,それぞれのメディアも反応してしかるべき。
ボクはバックドアを作ることは反対であります。