iPhone SE 4の開発が再開。OLEDディスプレイ、自社製5Gチップも採用される見込み。
Ming-Chi Kuo氏によると、iPhone SE 4の開発が再開したようです。
自社製5Gベースバンドチップを採用し、その流れでQualcommへのチップ発注は大幅に減少の見込み。
(1/10)
[Update] Apple has restarted the iPhone SE 4 and will adopt an in-house 5G baseband chip. The significant decline in Qualcomm's Apple orders in the foreseeable future is a foregone conclusion. https://t.co/0MeZDFnbzg— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) February 27, 2023
・4nmプロセス(5nmと同様)で製造されたAppleの5Gベースバンドチップを搭載
・現行計画通りSub-6GHzのみサポート
当初の計画ではSEに最初のApple製5Gチップを採用し、ある程度の準備期間を経て、その次のiPhone 16に採用するというステップが伝えられていましたが、今のところ、iPhone 16に搭載されるかどうかは確定していません。課題としては、mmWaveと衛星通信に関する技術的な障害を克服できるかどうか、ということがあるようです。

↑はiPhone 14 Pro。iPhone SE 4のOLEDが同じものにはならないかもですが、かなりコントラストと輝度はかなり改善されそうです。
Ming-Chi Kuo氏の予想では、iPhone SE 4の量産が上半期に順調に進むと仮定すれば、技術要件の低いiPadやApple WatchもすぐにQualcommのベースバンドチップを放棄し、自社製の5Gチップを採用する流れになるとしています。