次の新型iPhone SEから搭載される、Apple自社開発の新型モデムは「mmWaveをサポートしない」という驚き😳
まあ、できなかった、というのが正しいのかもですが、2025年に発売するスマートフォンの通信機能としてはいかがなものでしょう、、、。
Bloomberg Power onによると、来年に採用が始まるAppleの自社開発モデムですが、5G通信のmmWaveをサポートせず、Qualcommモデムよりも性能が低いという話が出ています。

iPhone 16 Proに採用されているSnapdragon X71M
今日のハイエンドのクアルコム部品とは異なり、Sinopeモデムは、主に大都市で Verizon Wireless やその他の通信事業者が使用する 5G技術の一種である mmWaveをサポートしません。mmWaveは理論上、毎秒10ギガビットのダウンロード速度を処理できます。代わりに、Apple 部品は、現在のiPhone SEで使用されているより普及した技術であるSub-6規格に依存します。
「Sinope」モデムは、複数のワイヤレスプロバイダーのバンドを同時に組み合わせてネットワーク容量と速度を向上させる技術である4キャリア・アグリゲーションのみをサポート。
Qualcommのモデムは、6つ以上のキャリアを同時にサポートしており、ここでも性能が低くなっています。
さらに、ラボテストでは、「Sinope」モデムのダウンロード速度は毎秒約4ギガビットに制限されていて、mmWaveではないQualcommモデムが提供する最高速度よりも遅いとレポートされています。
次のiPhone SEは、iPhone 14以降の主要な機能を備える、ローコスト良モデルとして期待されていますが、もしかすると、SEでは5G通信という一番大事な基本機能が欠ける可能性も出てきました。
こりゃ様子見ですね。やっぱ、ダメになってきた感が増すなあ。