引き続き開発中のOLEDディスプレイ搭載のMacBookとiPad Pro。早ければ2024年。
とはいえ、まだまだ採用されるかどうかは不透明のように見えます。
Ross Young氏の最新レポートでは、AppleがOLEDディスプレイを搭載するMacBook、iPad Proモデルの開発を継続しているとのこと。
2024年にAppleが11″OLEDと12.9″iPad Proに加え、13.3″OLEDノートブックを発売する可能性が高まっています。それは、MacBook Airであることが期待されているが、潜在的にMacBook、MacBook Proまたは新しいカテゴリになる可能性があります。
これらのモデルが発売されるのは早くて2024年。
さらに、開発が進むにつれて、このタイミングや搭載モデルも変わっていく可能性があります。
アナリストによると、OLED iPad ProとMacBook Airには「タンデムスタック」と呼ばれるディスプレイ技術が採用され、輝度の向上、ディスプレイの長寿命化、消費電力の約30%削減が可能になるとされていて、さらに効率を高めるために可変リフレッシュレートディスプレイを採用するようです。
ちなみに、去年11月には「次世代iPad、MacBookのOLEDディスプレイはコスト高で延期の見込み」という話も出ていて、OLED MacBookはコストが高いために2025年発売の目標を延期する可能性が高いとのことでした。

なお、現在、MacBook Pro(2021)などに採用されているminiLEDディスプレイの特性は、OLEDのような焼き付は無く、高い輝度を得られますが、OLEDほどの正確性はありません。コストとしては、miniLEDの方が優れています。
miniLEDのシェアという考え方では、Appleはかなり支配的なポジションにいます。
この次の技術としては、AppleはmicroLEDにも積極的に投資していて、こちらはminiLEDとOELDの利点を併せ持っているため、OLEDでは無く、microLEDに移行を進めることもあり得そうです。