💬一時期よりはDRAMの品不足はニュースで見なくなったけど、卸価格自体が前四半期比30〜40%高という状況。これも吸収できるんだろうか、、、。所感続き↓
半導体業界の情報アカウントSemiconductor Insider(@SemiconductorsX)が、AppleがSamsung Electronicsの2027年第1四半期分メモリー見積もりを、値切ることなく受諾したと主張。
Exclusive: Apple took Samsung’s first-quarter 2027 memory quote. That is the price floor for everyone else.
Jiemian, citing the supply chain on September 15, says DRAM is near $2.00 per Gb and NAND near $0.33 per Gb, up 30–40% from third-quarter 2026 offers. Apple has not… pic.twitter.com/IjRkiCxHJr
— Semiconductor Insider (@SemiconductorsX) September 15, 2026
Semiconductor Insiderの主張
中国メディア界面新聞の9月15日報道を引きながら、以下のように主張。
REPORTED — ソース:① via Semiconductor Insider(@SemiconductorsX、2026/9)
- AppleがSamsung電子の2027年Q1向けメモリー見積もりを受諾。DRAM約2.00ドル/Gb、NAND約0.33ドル/Gbで、2026年Q3比30〜40%高
- 顧客側が実際に受け取れる配分は、申請量の6〜7割程度。大半はクラウド・AI勢が長期契約で確保済み
- OPPOとvivoは、Samsungの2026年Q3見積もりをすでに拒否している
- TrendForce試算:256GB版iPhone 18 ProのストレージコストがBOM比34%に到達(前年は約10%)
- UBS予測:2027年の需給ギャップは過去約30年で最大の水準。逼迫は2028年上半期まで続く見立て
DigiTimesは「業界全体の価格の下限」と指摘
同じ受諾情報は、DigiTimesも独立して報じています。ただし、この見積もりがAndroid陣営にとっての価格の下限になるという話です。
REPORTED — ソース:① via DigiTimes(2026/9/16)・Apple一次情報ではない
- Appleが最も購買力のある買い手として真っ先に価格を確定させる以上、他社はそれより有利な条件を引き出しにくいとの見方
- 直近のiPhone 18 Pro値上げ幅を100ドル程度に抑えたことと関連付け、Appleがコストの一部を自社で吸収する姿勢を示していると指摘
Appleの値上げそのものはすでに何度か書いてきた話。今回の報道は、その流れが2027年も続くという裏付けです。
💬 軽めインプレ所感
値切り交渉の強さで知られるAppleが、そのまま受け入れた、というのが何を意味するのか。
DRAMは製品の一部でしかないけど、これがないとどうにもならないパーツ。
今年のiPhone 18 Proシリーズ、iPhone Duoも高くなったけど、それでも予想よりも抑えられているという見方もあり。差分はサービス部門からの収益で埋めるだろう、という話も出ていて、これはこれで説得力あり。
だからといって、今後のコスト上昇分を全部埋めることができるんだろうか?もし埋められなかったら、値上げもするんでしょうね。
もしかしたら、2027年後半には落ち着いてくるんじゃなかろうか?なんていう楽観的な見方もしていたけど、どうにもその方向に入ってないです。
DRAMの新工場は早くても2028年稼働のはずですが、稼働したからってすぐ価格が下がるわけないし、立ち上げ直後の歩留まりとか考えると、なおさら。
つまり、2028年でもDRAM不足とそれに伴う価格上昇の影響を受ける可能性が濃厚。今のところは安くなりそうなタイミングは見えず、高くなりそうな話ばかりが聞こえてきます。







