Apple Carの8年はプレゼンに追われ、今年もスタッフが退社。Tim Cook CEOも乗り気ではない様子です、、、

Appleが開発しているという噂のApple Car「Project Titan」。

昨年にはプロジェクトの責任者が次から次へと変わったり、主要な技術者が退社するというニュースが複数伝えられ、今年初めには韓国において複数の部品メーカーと面談し、今年2022年には本格的な開発を開始するという話も出ていましたが、この8年間の開発の内幕をThe Infomationが伝えています。

img via:Vanarama  こういうのを期待していたけど難しいかも。

Inside Apple’s Eight-Year Struggle to Build a Self-Driving Car — The Information」では、アップルの自動運転車プロジェクトに携わった20人へのインタビューが行われています。

昨年2021年8月には、Tim Cook CEOを含むApple上層部向けとして、開発が順調に進んでいることを示すための動画を作成する目的で、多数の自動運転車プロトタイプを使ってモンタナ州を65キロを走破し、ドローンで撮影

結果的には、高精細な3次元道路地図を必要とせずに走行できるデモンストレーションはできたものの、Apple本社のあるシリコンバレーを走行する際には車線の問題や縁石にぶつかるなどの問題が発生。

既知のルートに沿って運転されるように「デモの振り付けに貴重な時間を浪費」しながら制作されたデモですが、特定の場所では機能しても、他の場所では使えないことが逆に証明された形です。

Project Titanは、今年3月には解散が噂され、社員の異動が続き、5月にはAIディレクターのイアン・グッドフェロー氏や自動車エンジニアのC.J.ムーア氏などが退社。

その研究開発費は年間10億ドル以上かかっているという話も出ていて、さらにTim Cook CEOは
プロダクトデザインから距離を置く傾向があり、大量生産をコミットしないことからプロジェクトの上級役員は苛立ちを見せている様子です。

さらに、Appleの新製品発表のキーノートセッションの顔として必ず登場する、ソフトウェア部門責任者 クレイグ・フェデリギも、このプロジェクトには懐疑的。

他のApple社内の管理職は従業員に対して、このプロジェクトから完全に離れるように警告したという話まで出ています。

Appleの自動運転車開発プロジェクト「Project Titan」は、以前は自動車業界を再編するのでは、という予想も出るほど期待されていましたが、今後の道のりもだいぶ険しいように思います。

なお、昨年11月にはBloombergが完全な自動運転機能にフォーカスしたプロジェクトを2025年にも発表と伝えていますが、これは8月の走行デモで成功した機能をベースに、現実的に達成可能な製品を開発する目標という考え方なのかなと思います。

でも、いろいろ難しいんじゃなかろうか、、。




2 Responses

  1. 通りすがり より:

    既存の自動車メーカーの協力が全く期待できませんからねえ。
    アップルと契約したら、利益のほとんどすべてをアップルに持っていかれるのに、
    事故ったときの責任だけは負わされるような奴隷契約になることは目に見えてます。

    どこの自動車メーカーも一切協力しないでしょう。
    ゲンダイのように苦しいところであってすら、アップルの奴隷になるくらいなら、他の自動車メーカーの傘化に入るほうがマシだと考えるでしょう。

  2. M.Hirose より:

    そうだと思います。この話には日本やヨーロッパ、アメリカの自動車メーカーは出てこない。
    10億ドル x 8年間の開発経費を回収するのは難しいんじゃなかろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA