正答率もかなり高いアナリスト、Ming-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が、Appleの下位モデルiPhoneのメモリ構成についての予測をXに投稿。
iOS 27のApple Intelligence強化をスムーズに動かすための増量、という見立てです。一応ですが、kuo氏はアナリストであり、Apple公式の情報ではありません。

Kuo予測(2026/6/26)のポイント
iOS 27 will bring tighter system-level integration with Apple Intelligence. My latest industry checks suggest Apple's lower-end 1H27 iPhones, powered by the A20 chip, will move to 9GB DRAM (1.5GB × 6 dies), up from 8GB (2GB × 4 dies) in the current A19 models, to keep the system…
— 郭明錤|Ming-Chi Kuo (@mingchikuo) June 26, 2026
- 2027年前半発売の下位モデル(A20搭載)は、メモリが8GB→9GBに増量
- 内訳が変化:現行の「2GB × 4ダイ=8GB」から「1.5GB × 6ダイ=9GB」へ
- 増量の狙いは、AIワークロード下でシステムを滑らかに動かすこと
- 2026年後半の上位3モデル(折りたたみ+18 Pro 2機種、A20 Pro搭載)は12GBのまま据え置き
- 上位モデルの12GBは「1.5GB × 8ダイ」構成
下位モデルが8GB→9GB、iOS 27のAI対応という見立て
Kuoによれば、A20チップを搭載する2027年前半の下位モデルiPhoneは、メモリが現行の8GBから9GBへ引き上げられる見込みです。注目は総量だけでなく内訳で、現行の「2GB × 4ダイ」構成から「1.5GB × 6ダイ」構成へと変わり、結果として9GBになるとしています。
増量の理由としてKuoが挙げているのが、iOS 27で広がるApple Intelligenceへの対応。
AIワークロードがかかった状態でもシステムが滑らかに動くようにするための措置、という位置づけ。一方で、2026年後半に登場する上位3モデル(折りたたみモデルと2機種の18 Proモデル、いずれもA20 Pro搭載)は、現行の12GB(1.5GB × 8ダイ)から変更なし、と予測しています。
RUMORED — ソース:① Ming-Chi Kuo(X投稿)・Apple一次情報ではない
- 下位モデル(A20):8GB(2GB×4)→ 9GB(1.5GB×6)
- 上位3モデル(A20 Pro):12GB(1.5GB×8)据え置き
- 下位モデル想定時期:2027年前半
- 増量の狙い:iOS 27のApple Intelligence対応
各所の反応
MacRumorsは、Kuoの言う「下位モデル」が具体的にどの機種かを補足しています。2027年3〜4月頃の登場が噂されるiPhone 18とiPhone 18eを指している可能性が高い、という見立てです。上位のiPhone 18 Pro/Pro Maxと折りたたみモデルは今秋に先行し、12GBを維持するというのは他メディアも含めた大半の予想です。同メディアは、増量は「Apple IntelligenceとiOS 27の全機能をきちんと動かすため」という文脈で報じています。
9to5Mac系の論調では、A20/A20 Proが採用するとされる2nmプロセスとWMCMパッケージング(メモリをチップウエハー上に統合する新技術)に注目。メモリがCPU・GPU・Neural Engineに物理的に近づくことで、AI処理での性能・電力効率の向上が見込める、ということ。つまり「総量の増加」だけでなく「メモリの置き方」も同時に変わるのが今世代の肝、という見方ということになります。
REPORTED — ソース:② MacRumors/③ 9to5Mac
- 「下位モデル」=iPhone 18/18e(2027年春想定)との解釈
- A20世代はWMCMパッケージングでメモリをチップ上に統合(AI処理に有利)
一方で、予測内容の食い違いもあります。
以前、KB証券(DigiTimes経由、6/16付)は、iPhone 18ライン全体が12GBで横並びになるという見方を示していました。今回のKuoの「下位は9GB、上位のみ12GB」はその約1週間後の予測で、下位と上位に差をつける見立て。つまり数字そのものより、下位モデルが上位とメモリ横並びになるのか(KB証券)、それとも一段下に置かれるのか(Kuo)という構図のところで、分析筋の見解が割れている状態です。
価格についての反応。
AppleはMac/iPadの値上げを実施済みで、iPhone 18 Pro世代では値上げに踏み切る可能性が高いと見られています。コメント欄では「値上げを続けたら誰も買わない」といった反発の声も上がっており、スペック増量と価格上昇が同じタイミングで来ることへの警戒感がにじんでいます。
💬 軽めインプレ所感
8GB→9GBって、そんなに変化あるんですかね。
内訳が「2GB×4」から「1.5GB×6」に変わってのプラス1GBということから、ダイの構成ごと組み替えてるということか。
AIのために必要だから足した、という理由づけも今っぽい。だがしかし。それでもオンデバイスのAIでどこまで使い勝手が実用的になるのか?というのは、まだまだわかりません。Apple Intelligenceが「あれば嬉しい機能」から「メモリ設計を動かす要件」になってきた、ということになるけど、この仕様にしたところでどこまで使えるんだろうか。
iPhoneは、そもそものスタートプライスが大きく上昇することが決まっている状況で、高価なiPhoneでAIを使う環境が実用的じゃないという評価が一般的になれば、別にiPhoneでAI使わないから必要ないや、という判断をする人が多くなることは十分考えられます。
今のうちに買い替える方がいいかも、という気もしてきました。






