なんだか、OpenAIも怒ってるし、Appleも別のことで怒っているみたいです。当然、両社のコメントはなく、そこまでの話なのかどうかは不明。
OpenAIがAppleを相手取った法的措置を検討していると、Bloomberg記者のMark Gurmanが2026年5月14日に報じました。記事によれば、2024年のWWDCで発表されたChatGPT統合パートナーシップが期待通りに機能しなかったとして、OpenAIが外部法律事務所を起用し選択肢を検討している状況とのこと。
今現在、最もトレンドになっているAI、しかも、ChatGPTとAppleの関係性の話であるため、この記事をトリガーに各所で追加情報が出ていますが、いくつかの話は冷静に受け止める必要がありそうです。

確認されている事実(Bloomberg報道)
Mark Gurmanのレポートと複数メディアの報道が一致する情報です。
- OpenAIが外部の法律事務所を起用し、法的オプションを検討している
- 選択肢のひとつは「契約違反通知(breach-of-contract notice)」の送付で、全面提訴とは別物
- Apple-OpenAI間に直接の金銭授受はなく、OpenAIの収益源はiOS経由のChatGPT課金レベニューシェアのみ
- OpenAIはSiri内でのより深い統合と大幅な課金増を期待していた
- AppleはOpenAIのハードウェア参入とエンジニア引き抜きに不満を持っている
- OpenAI幹部(匿名)の発言がBloombergに直接取材で記録されている
INFO
- 報道日:2026年5月14日
- 一次ソース:Bloomberg(Mark Gurman)
- Apple・OpenAI双方からの公式コメント:なし(取材中)
- パートナーシップ発表:2024年WWDC
- 契約の性質:非独占契約
やや確定な情報(匿名情報源ベース)
Bloomberg報道に含まれる情報ですが、匿名の関係者発言のみに基づいており、独立した確認がとれていないものです。
- 収益が「数十億ドル規模」の目標に「遠く及ばない」(Bloomberg)
- ChatGPT統合が「埋もれていて見つけにくい」状態にある(Bloomberg)
- 再交渉の試みが行き詰まっている(Bloomberg)
- 法的措置はElon MuskとのOpenAI裁判終結後に動く可能性がある(TechCrunch)
- AppleがOpenAIのプライバシー基準に懸念を持っている(Bloomberg)
- Apple幹部がOpenAIによるエンジニア引き抜きに「1年以上激怒している」(9to5Mac / Gurman)
- 「内部データ」でユーザーがSiri経由よりアプリ直接利用を好む傾向が示された(Android Headlines)
OpenAI幹部の発言として記録されているのは以下の通りです(いずれも匿名、Bloomberg)。
- 「製品面ではすべてやり切った。AppleはやっていないどころかHonest effortすらしていない」
- 「信頼して任せてくれと言われた。うまくいかなかった」
- 「Appleは市場支配力があるので条件を押し付けられる」
不正確な可能性がある情報
報道に含まれているものの、出典が不明確・確認不能なもの、または誇張の可能性があるものです。
- 「年間数十億ドルを期待していた」という具体的な金額感 → 匿名幹部発言のみ、誇張の可能性あり(Bloomberg)
- 「内部データでユーザーの行動傾向が示された」 → 「内部データ」の出典が不明(Android Headlines)
記者・メディアによる予測・コメンタリー
ファクトではなく、各メディアのライターや識者による見解・予測です。参考情報として。
- 「GeminiがWWDC 2026でSiriの主役になる」 → 6月8日のWWDCまで未確定
- 「iOS 27のExtensions機能がChatGPTに有利に働く可能性もある」(MacRumors)
- 「これはApple-OpenAIパートナーシップ終焉のシグナル」(複数メディア)
- 「OpenAIは資金繰りに窮しAppleを訴えようとしている」(MacRumors読者コメント方向の論調)
- TechCrunchの指摘:「iPhoneは魅力的なプラットフォームだが、企業はあくまで”ゲスト”に過ぎない」
💬 軽めインプレ所感
確かに、iPhone上でAIを使う時にChatGPTを選ぶことはできても、その使い勝手は、明らかにChatGPTアプリでの使い心地とは異なるもの。そもそも、AIの実装の仕方が、気乗りしなさそうなUIからも滲み出ていので、ユーザーとしても「別に無理して使わなくてもいいや」と思ってもおかしくない。そんなことを汲み取れないこと自体からして、もうやる気を感じないというか。いっそのこと、AppleはAIは搭載しないよ、魅力を感じてないし、くらいの宣言をしてくれた方が誠実に感じるんだけど。
ChatGPTとしては、もっと明るい未来を描いていたけど、期待外れだったということですね。この辺は、GoogleもAnthropicも学ぶ必要が出てきそうです。Appleから「信頼して任せてくれ」という言葉が出た時にどうするか。まあ、契約書を交わすことぐらいだろうな。Jobsの頃とは違うAppleの現状がまた一つ確認されたということでもあります。
ところで、Apple社内でもClaudeを使っている証拠が確認されていたけど、どんな形で実装することになるのやら。まあ、普通にClaudeを使った方がいいと思いますけど。






