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Shokz OpenFit 2+ レビュー|激軽オープンイヤーで音もいいとはナニゴト感あり

  • オープンイヤーなのに、サウンドクオリティ⭕️
  • 装着感が非常に軽く、気にならない
  • 2つのデバイス登録可能なマルチポイント対応
  • バッテリー
  • コストパフォーマンス
4.6

音質も楽しめる+耳を塞がない+軽い装着感のイヤホン「Shokz OpenFit 2+」

耳を塞がないオープンイヤー型ながら、想像以上にしっかりした音質と快適な装着感を実現したイヤホン。

特に装着感は非常に軽く、長時間つけていても圧迫感が少ないのが印象的。

インイヤー型のような完全な没入感はありませんが、日常生活の中で音楽や動画を楽しむには十分なクオリティ。

周囲の音を聞きながら使える安心感や、耳に入れない構造による快適さもあり、作業用やながら聴き用途のイヤホンとしてかなり完成度が高いイヤホンです。

特に「耳を塞がないイヤホンを探している人」や、「長時間の作業用イヤホンが欲しい人」にはかなり相性の良いモデルです。


激軽の装着感、サウンドも良しというShokz OpenFit 2+は新しい経験でした

オープンイヤーでも妥協しない音質設計を体感

OpenFit 2+はオープンイヤータイプなので、耳を塞がず周囲の音を聞きながら使えます。

AirPods Proのようなインイヤータイプは直接耳に挿入するので没入感があるけど、周囲の音が聞こえにくいという部分もあり。
あと、インイヤーは耳の中が痒くなるから苦手という人もいるけど、オープンイヤーは中に入れないから負担は少ない。

今のところ僕のメインはAirPods Proなのですが、イヤーチップを外して掃除してみると、とんでもない量の埃(その他)が付いていることがあって、結構ドン引きしたりします。
インイヤーって耳に入れるものだし、定期的に掃除しないといけないんですよね。ホントは。

オープンイヤータイプは耳に入れないので、衛生面でも安心感があります。(とはいえ、OpenFit 2+も定期的に掃除することが推奨されています)

ただ、オープンイヤーは音質面ではどうしても密閉型に劣るイメージがあり、特に低音の量感は物足りないだろうなと思っていました。

そんな先入観を持ったまま、とりあえず開封。
本体のバッテリー残量を確認しつつ、Shokzアプリをダウンロード。iPhoneのBluetooth設定でペアリング。



すぐに再生できる状態になって、Spotifyでいつもの曲をチェック。

まあ最初は「オープンイヤーだし、音はそこそこかな…」と思いながらだったのですが、なんだか思ったより聞きやすい
しかも、高域も低域もしっかり再生されています。

普段使っているAirPods Proと比べて、音質で極端に物足りない感じもない。
ただ、少し音量が小さく感じる場面はありました。

ハウジングを耳に近づけると音量が上がるので、これはオープンイヤータイプの構造上の特徴だと思います。
AirPods Proと同じくらいの音量を求めようとすると、ボリューム設定は少し大きめになります。
特に騒がしい場所ではその傾向が強いです。

サウンドクオリティそのものはかなり良質。
インイヤーと比べても、思った以上に健闘しています。

Bluenoteのライブ音源も再生してみたけど、楽器の息遣いやタッチも感じられる。
不自然な帯域も少ないし、各楽器の定位の再現もなかなか良い感じ。

インイヤーのような没入感には及ばないけど、ここまで再生できるなら十分かも。
オープンイヤーは音質が劣る印象があったので、これはちょっと驚きでした。

OpenFit 2+は、そういったイメージの払拭も意識して設計されているイヤホン。
低音用と高音用のスピーカーを分けたDualBoost™ テクノロジー
17.3mmユニット相当の低周波ドライバー
さらにDolby AudioShokz OpenBass™ 2.0を組み合わせて低音再生を強化しています。


Shokzアプリで音の調整

ShokzアプリではEQ設定も変更できるので、さらに自分の好みにチューニング可能。


プリセットは:

  • スタンダード
  • ボーカル
  • 低音強め
  • 高音強め
  • プライベート(音漏れ抑制)

さらにカスタムEQも作れます。


色々試しましたが、個人的にはスタンダードが好みでした。スタンダードでも全帯域が過不足なく再生されていて、広がりも感じられるので、一番バランス良好に思います。

僕の場合、音楽再生も映画ドラマ、スポーツも全部スタンダードでいいかも。

EQは曲のジャンルでも好みが変わると思うので、アプリで試すといいと思います。

自分の好みでカスタム設定も作れるので、カジュアルな視聴目的なら、まず問題無し。


長時間フツーに装着できる快適性(ここがポイント)

OpenFit 2+をしばらく使ってみて、一番印象に残ったのが装着感の軽さ

ジムでのiPhone再生だけでなく、MacBookでの作業や、iPadでYouTubeを見る時など、日常生活の中でしばらく使ってみましたが、つけている感覚がかなり小さいです。

インイヤータイプのように耳の中が痛くなる感じはありません。
大袈裟でなく、装着感自体が非常に小さい。つけっぱなし感がほとんど無いので、イヤホンをつけていることを忘れてしまうこともあるレベルです。

この快適さを支えているのが素材設計。
耳に触れる部分にはShokz Ultra-Soft Silicone™ 2.0が採用され、イヤーフックの内部にはニッケルチタン記憶形状合金が入っていて、柔軟性と耐久性を両立しています。

触感はかなり柔らかく、圧迫感はほぼありません。

ただし装着感が軽すぎるため、マスクなどを併用する場合には少し注意が必要です。イヤホンをつけていることを忘れて外してしまいそうになることもありました。
このあたりは装着時に少し工夫することで回避できたので、以下にまとめておきます。


オープンイヤー 耳にかけるタイプ|装着時の注意ポイント

OpenFit 2+はイヤーフックを耳の上から回して装着します。


回し入れて自然に止まった位置が基本ポジション。

最初は少し慣れが必要でしたが、コツを掴んだら外れることもなくなり、ジムのランニングやウェイトトレーニングでも問題はありませんでした。

ランニングマシンのQiワイヤレス充電スポットで充電中

OpenFit 2+は「装着感を感じない」ということが最大の推しポイントではあるけど、それゆえに、着けていることを忘れてしまうという贅沢な悩みのようなものもあります。まあ、痛し痒しというか。

マスク・メガネとの相性

イヤーフック型なので、構造上、マスクやメガネと耳の上で干渉することがあります。

マスクに関しては、外す時にイヤホンが引っかかって落ちたことが何度かありました。

メガネの方が干渉する部分は少ないけど、イヤーフック型の構造を理解して装着時に少し注意すると、不用意な落下事故は防げると思います。

つまり、イヤーフック型もマスクもメガネも耳の上に置いている・耳に引っ掛けていることが原因なので、つける順番を変えることで落下事故を防ぐことができます。

僕の場合、OpenFit 2+を先に装着して、それからメガネ・マスクをつける、という順番にしてからは落ちることはなくなりました。

ジムで使う人や、マスクを頻繁に着脱する環境だと、この点は最初に知っておいた方がいいポイントかもしれません。

髪の毛にも注意

あと、髪が長い場合、装着時に髪を挟むと外れることがあります。

僕は少し長めのヘアスタイルなので、これが原因で外れたこともあったのですが、イヤホン装着時に髪をよけてからイヤホンをつけるだけで安定しました。

とにかく、対策としてはイヤーフックの下に何かが挟まらないようにすること。
マスクもメガネも髪の毛も、先にOpenFit 2+を装着することで外れる確率は下がると思います。

OpenFit 2+は装着に少しコツはあるものの、一度コツを掴んで慣れてしまえば、外れることも少ないし、日常でもジムでも安心して使えるイヤホンだと思います。


物理ボタンとアプリ連携

OpenFit 2+は物理ボタンなので、タッチタイプより誤操作が少なく、ポッチがあるので操作位置も分かりやすいです。

イヤホンを探す機能

「イヤホンを探す」機能がありますが、これはShokzアプリ(iOS/Android)上で行います。

トップ画面>設定>イヤホンを探す

にあります。

右左のイヤホンを指定してサウンドを再生。徐々にスヌーズ的に大きくなります。
音量は上品なレベルで設定されていて、静かな部屋では聞こえるけど、サイレンのように鳴り響くわけではなく、音量は控えめなので、
静かな部屋で探す用途が中心になりそうです。

あと、shokzアプリからオンオフするので、PCでは利用できません。
万能ではないけど、最小限の機能ではあります。



総評

正直、オープンイヤーイヤホンの音質には少し懐疑的でした。

実際に数日使ってみて最初に感じたのは、「思っていたより普通に音楽を楽しめる」ということでした。

OpenFit 2+は、
音質・装着感・使いやすさのバランスがかなり良いイヤホンに仕上がっていると思います。

特に装着感はかなり快適。
インイヤーだと1時間くらいで外したくなることもあるけど、
OpenFit 2+はつけっぱなしでも違和感が少ないです。

もちろん、インイヤー+ANCのような静寂感はありません。
その代わり、周囲の音も自然に聞こえます。

誰かが話しかけているのに気付かない、ということはほぼ無いと思います。

ただ、Apple製品を使っている人だと、AirPodsのような「自動連携」を少し期待してしまうかもしれません。


⚠️ AirPods的な「魔法の連携」はない。でも──

「外したら自動停止」機能はなし
👉 代わりに 🎯 物理ボタン操作を採用。
誤タップの心配がなく、再生・停止を確実にコントロールできる。

iPhone/iPadに近づけるだけの即ペアリングは非対応
👉 その代わり 🔁 マルチポイント接続対応
スマホとPCなど2台同時登録ができ、切り替えられる。

近づけるだけでバッテリー残量が表示される演出はなし
👉 しかし 📱 Shokzアプリを使えば、
イヤホン本体・ケース双方のバッテリー残量を確認可能


Apple的な“自動化の気持ちよさ”ではなく、
Shokzは「確実性」と「実用性」を選んだ設計

僕もApple製品中心の環境ですが、この構成でも過不足を感じずに使えています。

AirPodsとは競合というより、用途で使い分けるタイプのイヤホンですねえ。

今回はメーカーさんから試用機サンプルをお借りしてレビューなのですが、それとは関係なく、着けてる感じがしないくらい軽くて、サウンドも良質なので、普通に普段使いのイヤホンとしてアリだな、という印象でした。

長時間イヤホンを使う人、周囲の音を聞きながら使いたい人、インイヤーが合わない人は試してみる価値があるオープンイヤーイヤホンだと思います。ぜひお試しあれ。