CR:スマートフォン評価でiPhone 11 Pro Maxがトップ
Consumer Reportsがスマートフォン・レーティングで「iPhone 11 Pro Max」がトップ評価となったことを伝えています。
「iPhone 11 Pro Max」の高評価は主にバッテリーとカメラ。
バッテリーのテストはプログラミングされたロボットフィンガーで実施。
平均的なユーザーの使用方法を考えて注意深くシミュレーションされており、その項目はインターネットのブラウジング、写真撮影、GPSナビゲーション、通話などです。
同じテストでは昨年のiPhone XS Maxが29.5時間、iPhone XSが27.5時間、iPhone 11 Pro Maxが34時間と大幅に向上しています。
また、iPhone 11は28時間で、前のモデルとなるXRの27.5時間よりも30分向上しています。
カメラ機能で、CRのテスターは11 Pro/11 Pro Maxのスチール写真テストのクオリティを評価するいくつかのテストで最高点をつけ、iPhone 11も”Very Good”スコアを獲得。
ウルトラワイドレンズは人によっては使いやすい、あるいは、特に気にしていないなど評価が分かれる傾向があるものの、競合機種であるSamsungのGalaxy S10, S10e, S10+、今年発売されたS10 5G、Note10、Note10+と比べて、グレア現象を削減していることは大きなポイントだとしています。
これら3機種のリアカメラの動画クオリティは、どれも”Excellent”レーティングとなっています。
この他、耐久性の向上も評価ポイントとして挙げられています。
ただし、3モデルは全て防水テストをクリアしたものの、11 Proについては最大2.5フィートから落下するタンブラーテスト(回転する空間で様々な角度から衝撃が与えられるテスト)を50回行った後に確認するとディスプレイ破損が生じて操作ができなくなっています。この後、2回目のサンプルも同じように破損。
iPhone 11と11 Pro Maxに関しては、50回だけでなく、100回のドロップテストもクリアしています。
なお、11 Proの耐久性については、「CNETのiPhone 11/11 Proの落下テスト動画:なんと3m以上の高さから落してもひび割れ無し」でも一番最初にディスプレイの破損が見られたモデルでもあります。
CRはiPhone 11シリーズは「買いか待ちか?」で考えると、iPhone XS, XS Max, XRユーザーは待ち。
アップグレードを考えていて、節約したいのであれば700ドル(日本では74,800円)のiPhone 11も選択肢になり、iPhone 11はOLEDディスプレイ、望遠レンズ、急速充電、超ロングバッテリーライフは備えていないものの、これらの機能はすべての人が必要とするものでもなく、また、来年5G対応モデルが発売されることも忘れないようにしたい、としています。