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秋のGolden Gateはパフォーマンス向上の方が、むしろ大きい。とはいえ、Snow Leopardとは同じではないことも事実です。
AppleがWWDC 2026で発表したmacOS 27「Golden Gate」は、Siri AIの大幅刷新が注目されていますが、Appleによると「2009年のMac OS X Snow Leopard以来、パフォーマンスと基盤技術の改善に集中した年」としています。

macOS Golden Gate のポイント
- 2009年のSnow Leopard以来となる、性能重視の「地味だけど効果が高い」アップデート
- AirDrop転送速度が最大80%高速化、アプリ起動が最大30%高速化
- Liquid Glass のUI問題を公式修正——ユーザーの声を受けたデザイン調整
- Intel Macは非対応。macOS TahoeがIntel最終サポートとなることが確定
- Rosetta 2は引き続き動作するが、Golden GateがRosetta 2完全対応の最後のmacOSに
- Siri AIはMacにも搭載。EU版は当初からMacで利用可能
Apple発表のmacOS Golden Gate性能改善の数値
今年のmacOSはキーノートの中で具体的な数値を複数公開しています。いずれもApple公式の発表値。
CONFIRMED — ソース:① via Apple、② via MacRumors
- AirDrop転送速度:最大80%高速化
- アプリ起動速度(iPhone・iPad):最大30%高速化
- Photos ライブラリへの写真表示:最大70%高速化
- Filesアプリでの外部ドライブ転送:最大50%高速化(開始速度はMac Finderと同等)
- ネットワークファイルブラウジング(NAS・Windowsファイル共有):高速化
- Mail・Spotlightの検索インデックスを再構築、精度・速度ともに向上
- CPUスケジューラを最適化。iPhone 11以降の旧機種でも恩恵あり
「Snow Leopard以来」という表現は珍しい
Appleが自社のOSアップデートを「Snow Leopard以来」と表現するのは珍しいことです。
Mac OS X Snow Leopard(2009年)は、新機能をほぼゼロだった反面、64bit化・Grand Central Dispatch・OpenCLといった内部基盤の強化に全リソースを投じたOSでした。外観に大きな変更はなかったけど、その後数年のMacの快適さを決定づけたOSでした。
macOS Golden Gateが同じ文脈で紹介されたということは、Appleが今年のmacOSに対して「新機能ではなく土台を固めた年」という認識を持っているということになります。WWDC26のステージはSiriとApple Intelligenceが主役だったけど、Macユーザーにとっては、Siri AIと同じかそれ以上に実作業に影響する良アップデートになりそうです。
Liquid Glass の修正と、Intel Mac対応終了という節目もあり
もちろん、macOS Golden Gateはデザイン面でも変化があります。
前バージョン(macOS Tahoe)で不評だったLiquid GlassのUI問題——ウィンドウの角丸のバラつき、サイドバーの浮き問題、ツールバーの視認性というUIUX関連の諸問題は、公式に修正されることになります。新たにLiquid Glassの不透明度を自由に調整できるスライダーも追加されました。
ただし、Intel MacにとってはmacOS Tahoeが最後のサポートOSとなることも今回確定した形。
Golden GateへのアップグレードにはApple Siliconチップが必要であることが決定。
Rosetta 2は引き続き動作しますが、Golden Gateが完全サポートの最終バージョンとなります。次のmacOSではRosetta 2が段階的に廃止されることを意味しています。
CONFIRMED — ソース:① via Wikipedia、② via Neowin
- 対応チップ:Apple Silicon(M1以降)のみ
- Intel Macサポート:macOS Tahoeが最終。Golden Gateには非対応
- Rosetta 2:Golden Gateで引き続き動作するが、完全サポートはこれが最後
- Siri AI(EU以外):Mac・iPad・iPhone対応。ただし一部機能は12GBメモリ以上の機種に限定
- Siri AI(EU):Mac・Apple Vision Proで当初から利用可能。iPhone・iPadは一時的に対象外
- リリース時期:2026年秋(開発者向けベータは2026年6月8日公開済み)
💬 軽めインプレ所感
まさか、Snow Leopardなんて言葉が出てくるとは。何しろ、2009年ですからね。
僕も使ってましたけど、随分前なので、はっきりと覚えているわけではないけど、OS本体・カーネル・アプリ(Finderも)を64bit対応に切り替えたことは大きかったですね。あと、メモリ上限が4GBから理論上16TBへ拡張されたこともあったようです。4GBなんて何もできないですからね。
macOS Golden Gateではメモリ拡張はないけど、Apple Silicon前提となることで、Neural Engineが必須基盤として定義されたということになりそうです。
ただ、これからのOSではApple Siliconだけが対応になったことで、どのチップでも同じ性能・機能か?というと、そこは逆に差別化が発生していることも注意点。
高度なAI機能はM3以上・12GB以上のメモリが必要。Metal 4.1の一部加速機能はM5 ProまたはMaxが必要。つまり、チップ別に提供される機能に差があります。Snow Leopardでは全モデルがメモリ拡張、64bit化の恩恵を享受できたけど、macOS Golden Gateでは上限の解放ではなく、要求スペックの上積みという方向性に変わっています。
つまり、新しいのに買い換えないと使えないよーという機能が増えてくる、ということも意味します。
であれば、Snow Leopardとは違うじゃん!と思うのは僕だけでしょうか。








