M.Hirose のすべての投稿

なーんと、palmfan.comは気がつけば20年強になりました。 Palmから始まり、今はApple製品、ガジェットや気になる事やモノを取り上げてます。 「Palm Magazine」「Mac Fan」はじめ、アスキー、毎日コミュニケーション、日経BP、宝島社などから出版された媒体でライターもやってました。今までお世話になった方々も、初めましての方も、新しい方もどうぞよろしく!

Apple WatchとAirPods対応のコンパクトなSatechiのワイヤレス充電器が22%オフ

SatechiのApple Watch/AirPods対応ワイヤレス充電器が、ホワイトデーセールで22%オフ。

MacBookなどのUSB-Cポートに直接差すタイプのワイヤレス充電器で、Apple Watch専用モデルもありますが、こちらはApple WatchとAirPodsの両方の充電ができます。

片側がApple Watch用(2.5W)、もう片側がAirPods用(5W)になっていて、ひっくり返して使うことで、それぞれのデバイスの充電ができます。

USB-Cポートなので、MacBook Proだけでなく、iPad ProやiPhone 15からの充電にも対応。

対応デバイスはApple Watch シリーズ 9/8/7/6/5/4/3/2/SE/Ultra/Ultra 2 と AirPods Pro 2/1 / AirPods 第3世代 (MagSafe 充電ケース付き)/ 2/ 1。

iPhone 15 Pro Max/Pro/15/Plus, iPad (第10世代), iPad Mini (第6世代)などにも対応しています。

朗報:M3 MacBook Air 256GBモデルのSSD速度が改善(というか元に戻りました)

おっと、M3 MacBook AirではベースモデルのSSDが早くなりました。というか、元に戻りました。

ここ数年のMacBook各機種のベースモデル(MBAの場合は256GBモデル)は、SSDストレージチップが一つという設計のために、512GBや1TBモデルよりもSSDが遅くなっていましたが、今年のM3 MacBook Airでは256GBのベースモデルであっても、128GB x 2のストレージチップを使う設計になっているため、M2 MacBook Air 256GBモデルよりもSSD速度が向上していることが確認されました。

M3 MBAのベースモデルでSSDストレージチップを2つ使っていることはMax Techのティアダウン動画などでもレポートされています。

新しいM3 MacBook Airは、M2 MBAより高速なパフォーマンス、Wi-Fi 6E、デュアル外部ディスプレイをサポートしているものの、これまではM2 MBAユーザーが乗り換えを差し迫られるほどの機能差はないという評価がありました。が、ベースモデルを使うのであればM3 MBAを選びましょう。この方がSSDの速度の点では有利です。

とはいえ、M2 MBAよりもSSDが爆速になるというよりも、以前のM1 MacBook Air(128GBストレージチップを2つ使用していたベースモデル)と同じチップ仕様に戻ったということになります。

実際にどのくらい速度が違うのかについてはAppleInsiderがテストしていて、それによると、M2 15インチMacBook Air 512GBモデルの書き込み速度は約3,100MB/s、読み込みが約2,800MB/sだったのですが、256GBモデルの読み書き速度は片道約1,450MB/秒にとどまりました。

一方、256GBのストレージを搭載したM3 MacBook Airでは読み込み速度は2,672MB/sとなっているので、少なくともM2 MBA 512GBモデル同等の速度ということになります。

そもそも上位ランクのM2 MBAが、M1 MBAよりも遅いというのは変な仕様。これが改善されたので、M3 MBAの販売は良くなるかもしれませんね。

iPhone 16 ProのCADレンダリング:新しいキャプチャボタン、サイズが大きくなり、テトラプリズム望遠カメラ、より大きなバッテリーも搭載の見込み

iPhone 16 ProのCADレンダリング画像がリーク。


via:[Exclusive] iPhone 16 Pro CAD renders show off new button, bigger size, and more | 91mobiles.com

iPhone 16 ProのCADレンダリング画像には、これまでのiPhoneと同じカメラバンプと共に、右側面には新しいボタンが確認できます。

iPhone 15 Proには新たにアクションボタンが追加されましたが、これに加えて、さらにもうひとつのボタンが追加されそうです。

噂が出ている「キャプチャボタン」は通常の電源ボタンの下に配置。
静電容量式タッチ機能を備えたこのボタンは、写真やビデオキャプチャのトリガーとなるほか、フォーカスやズームレベルの調整などの機能を使えるようになると予想されています。

また、デバイスそのものもより大きなサイズになり、より大きなスクリーン、テトラプリズム望遠カメラが搭載される可能性があると指摘されています。

iPhone 16 Proのサイズは149.6×71.4×8.4mmで、iPhone 15 Proのサイズ(146.6×70.6×8.25mm)と比べると、iPhone 16 Proはわずかに高く、広く、厚くなっています。ディスプレイサイズは、これまでのリーク情報、ベゼルの薄さ、新しいサイズから考えるに、6.3インチのディスプレイパネルがより信憑性が高いとされています。

iPhone 16 Proは5倍の望遠カメラを搭載すると予想されていて、これはデバイス内部のスペースがわずかに広くなったおかげで可能になったようです。

Proモデルには48MPウルトラワイドカメラも搭載。新しいカラーオプションの追加、わずかに大きくなった3,355mAh容量バッテリーパックも予想されています。

iPhone 16シリーズは、例年通り、9月に発表されそうですが、今年はApple Watchの10周年にあたる年であるため、大幅に刷新されるApple Watch Series 10または “Apple Watch X”も同じタイミングで出るかもしれません。

[4/15まで]GARMINの新生活応援キャンペーン:fēnix 7X Pro、epix Proが10%オフ

さらに、抽選でスマート体重計「Index S2」がプレゼントです。

・51mm「fēnix 7X Pro Sapphire Dual Powerシリコンバンド」123,750円
・51mm「fēnix 7X Pro Sapphire Dual Powerメタルバンド」153,450円
・47mm「fēnix 7 Pro Sapphire Dual Power」108,900円
・42mm「fēnix 7S Pro Sapphire Dual Power」108,900円
・「epix Pro (Gen 2) 51mm」128,700円

などが対象。いずれも10%オフです。

で、今回のキャンペーンは期間中に対象製品を購入して応募すると、抽選で100名にアプリとつながるスマート体重計「Index S2」(22,800円)がプレゼントされます。


「Index S2」は体重、体脂肪率、骨格筋量、BMIなどを計測できるスマート体重計。

今回のキャンペーンは4月15日まで。応募は4月30日までです。

TSA準拠で機内持ち込みも可能。最大32W(20W USB-C x 2 + 12W USB-A x 2)の「Belkin BoostCharge 26,000mAh 4ポートモバイルバッテリー」

Belkinから、最大32W(20W USB-C x 2 + 12W USB-A x 2)の大容量26000mAhモバイルバッテリー。


20W USB-Cが2ポート、USB-Aが2ポートあるので、合計で4台同時に充電が可能な26,000mAhの大容量モバイルバッテリーです。

USB-CポートはiPhone 15 Proを23分で0%から50%まで急速充電可能。iPhone 15 Proであれば、約5回分の充電ができます。

USB-Aポートは最大12W。

4台同時充電する場合、合計27Wの出力になります。

USB-Cポート1つとUSB-Aポート1つを同時に使用する場合には、合計32Wを出力できます。

TAS準拠で機内持ち込みもできます。

ベルキンの通電製品は2年(24ヶ月間)のメーカー保証+最大28万円(2500ドル相当)の「条件付き接続機器保証(Connected Equipment Warranty)」付き。

通常価格8,073円。

3月14日(木)まで数量限定で、5%オフのクーポンを適用可能です。

Other Interests(Fire TV Cubeで諸問題が解決 | 「SHOGUN 将軍」は必見 | HV人気が再燃 | トランプ来れば円安、、?)

結局、Fire TV Cubeで諸問題が解決

Fire TV Cube導入。

なにしろ、先日のセールで1.39万。

一応書いておきますと、僕のFire TV導入歴は第一世代か第二世代のFire TV Stick、Fire TV Stick(第3世代)を含めて、3製品目になります。

去年10月に買ったFire TV Stick(第3世代)はVOD全盛のこの時代、さらに便利さが体感できたものの、いろんな場面でフリーズしたり、反応が遅くなったり、スピーカーから音が出なくなったりと一日2〜3回は再起動したりするので、ストレスに耐えきれなくなった、というのが正直なところ。

Fire TV Cubeは使い始めて3〜4日ほどですが、Fire TV Stick環境では当たり前のように発生していた音の途切れ、画面のフリーズなどは出てません。

数々の問題は、やはりFire TV Stick(第3世代)のスペックが低かったから、という結論になりました。

Fire TV Cubeだと、メイン画面も各アプリの起動も含めて、基本的に全体の動きがサクサクであるということもあるのですが、HTML入力があり、ゲームコンソールを繋げて、リモコンでアクセスが簡単になったという点も便利。

Fire TV Cubeで再生するVODコンテンツはもちろん、PS4のゲーム、DVD/Blu-rayもEcho Dot x 2で構築したホームシアターから再生できます。

今の部屋では余計なものを置きたくなくて、そんなに”お金をかけない”がテーマの簡易ホームシアターなのですが、フットプリンツを大きくせずに、また少しだけできることが増えて、ストレスのないVOD再生と5.1ch / Dolby Atmosを楽しむことができるようになりました。

右がStick付属。左がCubeのリモコン。サイズが違うんですねー。

欲を言えば、もう一つくらいHDMI入力があったら、Nintendo Swicthも繋げられて、さらにハッピー。とはいえ、まあ、十分です。

まあ、完全にAmazonの戦略にやられておりますねw。


これから買うんだったら、「安いから、お試しするかー。(3980円也)」とかやめて、最初からFire TV Cubeを買う方がいいと思います。

その方が結果的に安くすみますよ。



「SHOGUN 将軍」は必見

そして、Disney+で配信開始になった「SHOGUN 将軍」が素晴らしい出来栄えですね。

真田広之主演・プロデュースということが大きいのか、戦国時代の日本の描写演出が違和感がありません。

というか、違和感がないどころか、今まで見たことがないくらいのリアリティがあります。

キャストの台詞回しも自然で、邦画やテレビドラマにありがちな、セリフの終わりに吐息を漏らすような喋り方もないです。やっぱりあれって変だよね。

ハリウッド制作、演出になると、こんなにも変わるのか。っていうのが最初の印象。そして、それは何年もかけてハリウッドでしっかりと仕事をしてきた役者さんが主役・プロデュースをしているからというのもあるんだろうな。

やっぱり、人種や国に関係なく、すごい人はすごいですね。



アメリカでEV販売失速、トヨタのHVがテスラのEVを逆転…値段手頃で燃費いいHVが見直される : 読売新聞

EVのデメリットも出揃いつつあるので、欠点が解消されるまでの10年くらいは、HV人気が再燃するかもしれませんね。

輸入依存の電力がほとんどの日本も、結局はしばらくの間はHVということになるんじゃなかろうか。



トランプ氏出馬資格争う道、最高裁が絶つ-「踏み込み過ぎ」と異論も – Bloomberg

14条3項による、候補者資格を剥奪する権限を持つのは議会だけ、という理由が大きいようです。

トランプが再選したら、円高、株安の可能性が高くなり、その結果、輸入製品は価格が下がって、Macも安くなるかも。



Kuo氏「20.3インチのMacBookが2027年に量産の見込み」

Ming-Chi Kuo氏によると、20.3インチのMacBookが2027年に発売かも。

最近、アップルが折りたたみ式のiPhoneやiPadを2025年や2026年に量産する予定なのかどうかという問い合わせを多く受ける。私の最新の調査によると、現在、アップルの折りたたみ式製品で開発スケジュールが明確なのは20.3インチのMacBookのみで、2027年に量産が開始される見込みだ。

つまり、逆にいうと、これ以外のiPhoneやiPad製品には折りたたみ式は予定にないということになります。

んー?そうなんだ、、、。

MacBookの20.3インチというのも謎ですね。

キーボード、どうするの?

片側にソフトウェア・キーボードを表示して使うスタイルかなあ。となれば、iPadの方が近い気がしますが。

img via:LetsGoDigital

↑の大画面版が近いのかな。

ちなみに、Kuo氏からは2023年1月に「折りたたみ式iPad miniが2024年に発売予定で開発中」、2022年4月には「Appleの折りたたみディスプレイデバイス開発も見直し?早くて2025年。折りたたみ式のiPadかも」という話が出ていました。

まあ、Appleのロードマップも何度も修正されたり、開発中であっても取りやめになったりすることもありますからねえ。

ついに新機能搭載のApple Pencil(第2世代)リフレッシュモデルが登場間近?

中国のWeiboで共有された噂によると、Apple Pencil(第2世代)のリフレッシュモデルが近日発表されそうです。

macrumors.comによると、この話は、今までもリーク情報を出していた”刹那数码(Instant Digital)”によるもの。

Appleは5年以上アップデートを行わなかった後、ついに第2世代のApple Pencilを今月リフレッシュする予定だと指摘しています。

今までに噂に出てきている新しい機能としては:

・磁気で交換可能なチップ
・カラーサンプリング機能
・光沢仕上げの短いデザイン

新しいApple PencilはBloombergのMark Gurman記者の”今後数週間のうちに新しいアップルペンシルが登場する”という最近の主張を裏付けることにもなります。

今月は、OLED iPad Proと、デザインを一新したMagic Keyboard、12.9インチのiPad Airも発表されると予想されていて、新しいApple Pencilも同時に発売される可能性があります。

なお、”刹那数码(Instant Digital)”のWeiboを見ましたが、該当する書き込みは見当たりませんでした。

多分、出るのは間違いなさそうですが。

ワイヤレスコントロール&クイックリリースハンドル付きの「SmallRig iPhone 15 Pro用モバイルビデオキット(シングルハンドヘルド)」が15%オフ

SmallRigで、マーチセール。

iPhone 15用の片手で操作できるビデオキットが対象です。

モバイルビデオキット(シングルハンドヘルド)には、ワイヤレスコントロール&クイックリリースハンドル「ID 4402」がセットになっています。

ケージはiPhoneでの動画撮影時の安定感を確保し、水平アングル、垂直アングルでの撮影が容易になるほか、レンズやライト、バッテリー、SSDなどのアクセサリーを取り付けるマウントがあります。

iPhoneはスライドインで収納。ショックやキズを防ぐパッドが内蔵。

iPhoneの全てのボタン、ポート、レーダー、広角レンズへのフルアクセスが可能で、MagSafeワイヤレス充電にも対応しています。

15%オフの11,296円。

そのほかのセール対象製品はこちらから。

今回はiPhone 14シリーズ用や、13 Pro Max用はセール対象外ですが、ソニーやキャノン、ニコンの一眼レフカメラ対応のケージ、三脚、各種マウントアダプターなどはあります。

Geekbench 6ベンチマークでは、MacBook Air M3は前モデルより20%性能向上

M3 MacBook AirのGeekbench 6ベンチマーク・データベース。


via:Apple MacBook Air With M3 Chip Spotted on Geekbench: Here’s How It Compares With M2 MacBook Air| MySmartPrice

このベンチマークでは、MacBook Air M3はシングルコアラウンドで3,157ポイント、マルチコアラウンドでは12,020ポイント。

これらのスコアは、MacBook Airの前世代モデルM2と比較して、最新モデルはシングルコアで約20%、マルチコアで約18%のスコアアップを達成しています。

また、ベンチマークのリストからは、オクタコアCPU(基本周波数4.05GHz)と10コアGPUを搭載したApple M3プロセッサの存在が明らかに。

このリストでは、MacBook Air M3が16GBのRAM、128KBのL1命令キャッシュ、64KBのL1データキャッシュ、4MBのL2キャッシュを搭載していることを示唆されています。

M1からM2、M3と着実に性能は向上しているわけですが、4nmプロセスから3nmプロセスになって搭載できるトランジスタの数が増えていることを考えると性能向上の割合は小さいようにも思います。

開発戦略として、”前のモデルから20%の性能アップ”というのが達成目標っぽいなあ。

iPhone SE 4のCADレンダリングがリーク:6.1インチ、Face ID、ノッチ付きスクリーンでほぼiPhone 14

iPhone SE 4は、本当にiPhone 14ベースっぽいです。


via:[Exclusive] Apple iPhone SE 4 CAD renders suggest new design, similar to iPhone 14

91mobilesが入手したというiPhone SE4のCADレンダリング画像では、

・Face ID
・ノッチ付きスクリーン
・ディスプレイサイズは6.1インチ

あたりは確定のようで、現在のiPhone SEはホームボタンのTouch IDで、4.7インチディスプレイなので、かなり大幅なアップグレードになります。

背面カメラは、前モデルと同様にシングルプライマリーカメラ。

サイズは147.7 x 71.5 x 7.7mm。iPhone 13やiPhone 14と同様のサイズです。

さらにUSB-Cポートやアクションボタンが追加される可能性があるとしています。

USB-Cポートについては、EUのレギュレーションがあるので間違いなく搭載してくると思うので、これを含めてだいぶ魅力的なiPhone製品になりそうです。

M3 MacBook Airが3/8発売。”最も手に入れやすいApple Pencil”も

「今日か明日には発表?」と書いていたら、サクッと発表されましたね。


M3だから処理速度が向上。2つのディスプレイ接続が可能になり、Wi-Fi 6E。

M3は13.6インチモデルが164,800円から。

15インチモデルが198,800円から。

前のM2モデルは13インチだけになり、148,800円から。

機能的な比較はこちら。

お求めやすい「Apple Pencil(USB-C)も出ました。

あれ、、、?iPad Pro OLEDは、、、?

今週にも発表っぽい新型MBA、iPad Pro、iPad Airですが、発表イベントは無い、ようです。

新型MacBook Air、iPad Pro/Air、Apple Pencilなどが近日発売されそうですが、発表イベントは行わないようです。

さらに、Apple Store路面店での情報も。

いくつかの追加ポイント:小売店ではMacBook AirとiPad Proの在庫が少ない;店舗では今週、小規模なリフレッシュを計画している(新製品というより新しいアクセサリーだと思う);店舗では来週初めに大規模なリフレッシュを計画している(より製品に関連したもののようだ)。

となると、アクセサリーは発表当日にも発売で、店頭発売は来週ですかね。

ていうか、今週発表ということは火曜日か水曜日かな、、、。

Apple、iCloudによるクラウドプラットフォーム独占を主張する反トラスト法集団訴訟に直面

今度はiCloudの独占についての反トラスト法集団訴訟が提起されました。


via:Apple Faces Antitrust Class Action Alleging iCloud Monopoly

先週金曜日、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提出された訴状によると、Apple社はiPhoneやiPadの特定のファイルの保存をiCloudプラットフォームに不必要に制限することで、クラウドサービスの「競争の場を不正に操作」している、という主張です。

この集団訴訟にはiCloudプランを購入し、過大請求された全米ユーザーとカリフォルニア州のサブクラスの合計数千万人規模の潜在的メンバーが含まれ、Appleは新たな反トラスト法集団訴訟に直面することになりました。

原告の主張では、「Apple社独自のクラウドプラットフォームであるiCloudだけが、アップル社の携帯電話やタブレットの一部のデータをホストすることができる。この恣意的な慣行は、アップルのモバイルデバイスとiCloudを「違法に『結びつける』」ものだ」としています。

そして、「この結果、AppleのiCloudは推定70%のシェアで市場を支配している」「アップルのデバイス所有者には5GBの無料iCloudストレージ容量が与えられているが、アップルのiCloudの収益が証明しているように、ほとんどのユーザーはストレージのニーズに対してこれでは不十分だと感じ、追加のiCloudストレージプランを購入している」と訴状では述べられています。

このiCloudの無料版は、2011年のWWDCでスティーブ・ジョブズによって導入されて以来、ストレージ容量は5GBに制限されたまま。

世の中のトレンドが動画や高解像度の静止画というファイルサイズが大きなものに移行し、iPhoneなどのAppleデバイスがそれを前提にハイスペックのApple Siliconを開発し、処理速度を向上させ、メモリー容量やSSD容量は大きくするんだけど、それらのデバイスをバックアップしたり、写真動画をバックアップする場所であるiCloudについては、無料利用できる容量は13年以上も変わらないんですよね。

もちろん、他のアルファベット社のグーグル社やマイクロソフト社などの大手テクノロジー企業や、ドロップボックス社を利用することができますが、訴状でも「写真のような制限のないデータを保存するために、異なるインターフェイスを持つ複数のクラウドアカウントを使いこなすことは、ユーザーにとって「魅力的でない選択肢」である」としています。

この手のクラスアクション(集団訴訟)はバタフライキーボードやバッテリーなどが過去ありましたが、残念ながら日本国内のユーザーは対象にはなりません。

ただ、これを機にiCloudのサービス内容が改善される可能性もあるので、一応、注目はしていきたいと思います。

それにしても、結局、Steve Jobsはいろんな意味で魅力的なサービスや製品を出してくれたけど、今は残念感が、、、、という方向の一例にしか過ぎないですね。

Steve Jobsは無くなる前に「Steve Jobsだったらどうするかなんて考えなくていい」と経営チームに伝えたそうだけど、Frog Designの頃からのささやかなAppleユーザーの一人としてはSteve JobsはAppleのDNAなので、今の経営陣には”Steve Jobsだったらどうするか”ということを考えてほしいものだと思います。

未発売のiPod Hi-Fiのピアノブラック・バージョンが存在しました

iPod Hi-Fiのピアノブラックバージョンのプロトタイプ写真。

iPod専用のスピーカーシステムとして発売された「iPod Hi-Fi」は2006年2月発売されましたが、販売は芳しくなく、2007年9月にはオンラインストアから削除されました。

↑は、元Appleで、現在はHumaneに勤務するJose Benitez Cong氏のツイート。

このスピーカーの「チーム作りを手伝った」と説明していて、「当時としては驚異的なデザイン」であり、その特殊な配色で「現存する唯一のもの」かもしれないと考えているそうです。そして、このスピーカーはCong氏の親友にプレゼントされたそうです。

iPod Hi-Fiは大きなボックスタイプのオールインワン・デザインのスピーカー。

電源はコンセントまたは6個の単一電池。

振動を最小限に抑えるため、カスタム設計された2つのワイドレンジ・スピーカーとチューニングされたポート付きベース・システムを備えた独自のアイソレーテッド・エンクロージャー・システムを搭載していました。

また、取り外し可能なフロントグリル、タッチセンサー式ボリュームコントロール、アップル・リモート・サポート、内蔵ハンドルがあり、もちろんiPodの充電も可能でした。


via:(1) XユーザーのJosé Benitez Congさん: 「@halidecamera Tell me this is not badass? https://t.co/HQRKybpqEk」 / X

実はiPod mini、まだ持っているんですよねー。

今となっては”やや欲しいかも”。

microLEDの新型Apple Watch Ultra 3が再び延期?発売は2027年か。

Appleのサプライヤーのams OSRAMが、「予期せぬキャンセル」により「microLED戦略を再評価する」とアナウンスしています。

株価は40%近く急落。

via:Revised microLED strategy | ams OSRAM

オーストリアのams OSRAMが製造を予定していたmicroLEDパネルについて、ほとんどのメディアはApple Watch Ultra向けのmicroLEDパネルだという見方をしています。

ams OSRAMもAppleも、ams OSRAMが次期Apple Watch Ultra向けmicroLEDディスプレイのサプライヤーであることを発表したことはありません。ただ、ams OSRAMは以前からAppleとのリレーションシップがあり、2023年には、この技術を搭載したApple Watch Ultra 3が登場すると予想される2025年に収益が増加するとレポートしていました。

このmicroLEDディスプレイの発注顧客がAppleか、あるいは、別の企業であるかどうかに関わらず、ams OSRAM社内では現在、このmicroLEDディスプレイの大口注文を突然、全面的にキャンセルされたことにより動揺が広がっていますが、同社はスイス証券取引所(SIX)への対応のため、発表に踏み切ったようです。

ams OSRAMのアルド・カンパーCEOは、すでにマレーシアに14億1000万ドルの工場を建設していたことも含め、「ショックはまだ深い」と電話会議で述べています。

ライナー・イルレCFOは「すべてが順調に進んでいると思っていました」「新工場の売却も視野に入れている」としています。

なお、工場建設もAppleに関連していることから、microLEDディスプレイを発注していたのはAppleである可能性が高く、このことからApple Watch製品ロードマップが修正され、新型Apple Watch Ultra 3の発売目標が再び延期になり、2027年になった可能性があります。

同時に、LGはmicroLEDディスプレイの開発スピードを上げるために特許を購入していることや、また、Appleは部品のサプライチェーンを最終決定できていないという話も出てきています。

AppleのmicroLED製品について、Ming-Chi Kuo氏は以下のようにツイートしています。

1. 私の最新の調査によると、アップルがmicroLED Apple Watchプロジェクトを中止したのは、microLEDがこの製品に大きな付加価値を与えることができず、製造コストが高すぎて経済的に採算が取れないと考えているからである。

2. アップルはmicroLED開発チームから多くの人材を解雇した。現在、microLED関連のプロジェクトは全く見えない。次世代ディスプレイ技術を所有し、自社製品の競争力を高めたいアップルにとって、大きな後退であることは間違いない。

3. ams OSRAMはアップルのmicroLED向けLEDチップの独占サプライヤーだった。同社がアップルとのmicroLED協業を中止したことは、アップルが当面microLEDデバイスを量産する計画がないことを意味する。

ということは、新型Apple Watch Ultra 3自体はOLEDディスプレイのままで、2027年よりも前に発売される可能性もありそうです。

miniLEDにするのかな?にしても、これまた時間かかりそうですね。ということはOLED継続採用か、、、。




[3/5まで]MacBook Pro M2、Apple Watch 9、Apple Pencil(USB-C)、iMacあたりがだいぶ安いですね

Amazon新生活セール、今回もApple製品がだいぶお買い得ですね。


12コアCPUと19コアGPU、16GB ユニファイドメモリ, 512GB SSDストレージモデル。

262,000円+2620pt。参考価格317,091円。

映像編集などの用途としてのProモデルであればSSD 1TB以上は欲しいけど、だいぶ安い。用途に合えばアリですね。


前回のセールはSeries 8でしたが、今回はSeries 9。最新モデルです。

41mmモデルは54,800円+548pt。参考価格59,800円。

45mmは59,800円+598pt。参考価格64,800円。

つまり、ざっくりと5000円オフです。

前回同様にSeries 8もあります。


地味に高いApple Pencil(USB-C)もお得です。

11,700円+117pt。参考価格12,360円。

特にiPad買う予定があれば、ゲットが吉。


M1チップだし、24インチサイズではあるけど、ディスプレイ一体型が欲しいならアリ。

とはいえ、8GB RAM, 256GBなので、映像編集とかヘビーな用途には物足りないかもしれません。

168,000円+1680pt。参考価格202,800円。


Apple Watchはバリエーションがいっぱいあるので、欲しかった方は要チェックがよろしいかと思います。

MacBook Air M2は今回は対象にはありません。

ところで、MBP M2 16インチのApple Care+って、6.2万円もするんですね。それこそ、Apple Watch買えるなー。

AppleのEV開発「Project Titan」は正式に中止になった件につきまして

AppleのEV開発「Project Titan」は正式に中止になりました。

アップル、EV開発計画を白紙に-10年がかりのプロジェクト断念 – Bloomberg
EVよりAI、決断下したアップル-経営資源集中し巻き返し図る – Bloomberg


image via:Vanarama Tech Cars Interior

Appleの電気自動車については、ここ数年、チームのコアメンバーが退職して、競合EVメーカーに移籍したり、チーム内を再編成したり、責任者を変えたり、その度にロードマップが変わったりということが常に起こっていて、成果が出ていない様子がずっと続いていたので、今更感があります。

それにしても、直近の販売想定価格は10万ドル(約1510万円)?

そんなの誰も買わないわw。とは言わないけど、コンシューマー層のほとんどの人は買えない。もちろん、1500万円を使える人はいるけど(普通の自動車メーカーで5年後の残価率60%程度ある車なら残価設定タイプで月額10万円あたり)、そういう人は、自動車製造メーカーとして実績のある別のメーカーのEVを選ぶと思うので、中止で正解でしょう。

本体価格の他にApple Care+が必要(なくらい傷つきやすいボディ)にして、専用クロスは10万円デスとかやりそうだし。

仮に、いますぐに発売できたとしてもEVのトレンドとしては周回遅れだから、ビジネス的に得られるものは少ないだろうし。

開発チームのメンバーとしては、モチベーションの維持が難しい状態が続くよりはいいのかなとも思います。

そして、ほとんどのメンバーは生成AI開発チームに再編成されるようです。

生成AIも周回遅れになりそうだから、本気で注力した方がいいと思うんだけど、遅れを取り戻せるのかなあ。

カウンターポイント:2023年第4四半期米国スマートフォン市場は8%成長。Appleは「盤石」

カウンターポイントの2023年第4四半期米国スマートフォン市場調査によると、前年度8%の成長。

主な要因は”Appleの出荷が大きく回復したこと”とされています。

via:MOBILE DEVICES MONITOR – Q4 2023 (Vendor Region Countries) – Counterpoint

Appleは、前の2022Q4ではCOVID-19による工場の操業停止で生産ラインが稼働せず、出荷量が減少していましたが、これが大きく回復したようです。

Androidスマートフォンの出荷は、300米ドル未満の価格セグメントで需要が弱く、この四半期に前年同期比で減少。

iPhoneはホリデーシーズンの需要が高く、今回の四半期についても好調。

北米担当リサーチディレクターJeff Fieldhack氏は「いつも第4四半期のAppleは盤石だ。」と評価。

また、Appleは去年2023年を通じて、iPhone 12やiPhone 11をプリペイド向けに提供し、大幅値引きして販売していて、このこともシェア拡大につながっています。

カウンターポイント社アソシエイトディレクターHanish Bhatia氏は、米国市場での2024年のトレンドを予想しています。

2024年の見通しは、米国経済の先行きに大きく左右される。2024年は選挙の年で、通常は各種の経済指標が改善する年である。
従って、どの価格帯においても需要が回復することが期待され、年間を通じて緩やか成長になりそうである。

MVNOのGoogle Fiなどは、国内の小売チャンネルで存在感を増しており、対プリペイドの競争が続いている。Affordable Connectivity Program (ACPと呼ばれるプログラム・低所得者層が高速インターネットに低価格でアクセスできるようにするバイデン政権の施策)が近い将来、打ち切られるか補助金が減額されるかの見通しで、このことも低価格帯の市場に影響がある。

一方、高価格帯スマートフォンでは、生成AIが成長のドライバーとなる可能性がある。例えば、Samsung Galaxy S24は、ほぼリアルタイムの翻訳や生成AIを使った写真編集を搭載している。

生成AIについては、すでにSamsung Galaxy S24が翻訳機能や生成AIを使った写真編集を搭載。Appleがどのように追いつくつもりなのかは気になるところ。

Appleは、今年末までには生成AI機能のアナウンスも行うという話も出てきていますが、ずいぶんのんびりしてますねー。

スマートスピーカー、スマートホーム、そして、ようやく正式に中止したEVに続いて、生成AIでも周回遅れになる予感。(こんな予想は外れて欲しいけど。)

[限定数10%オフ]最大10台に電源供給可能なUSBポート付き電源タップ「Anker USB Power Strip (10-in-1, 20W)」

これまた、実用度高そうなUSBポート付き電源タップが登場。

コンセント差込口 × 6、USB-Cポート × 2、USB-Aポート × 2を搭載。

なんと最大10台に電源供給可能です。

コンセント部分が15度の傾斜になっていて、抜き差しがやりやすいかもしれません。

ケーブルボックスなどに電源タップを収納するような使い方の場合、ACアダプターによっては逆にスペースを取ることもあるかも。

デザインがいいので、デスク上で使う方が向いているかもしれません。

最大合計出力は1000W。

また、単ポート利用時の最大出力は、USB-Cポート (Power Delivery対応) が20W、USB-Aが12W。全USBポートの合計出力は最大15W。

注意点としては、USB-Aを使っている時にはUSB-CはQuick Charge/Power Deliveryに対応しないことです。最大10台繋げられるけど、出力の割り振りは考慮する必要ありです。

内蔵の電源ケーブルは絡まりにくいフラットタイプ。

初回出荷250個限定で、10%オフの2,690円とお値段もリーズナブルなので、僕もポチり。