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Intel、Arrow Lakeプロセッサの性能向上を行い、2024年にはAppleのM1 Maxを上回るというロードマップを描く

おっと。Apple Siliconの登場で勝負あったかのように思っていた
、CPUスペック競争ですが、Intelは2023年後半から2024年前半までにArrow LakeプロセッサがAppleのM1 Maxを上回るという計画を立てているようです。


これは、Intelのロードマップのスライド資料によるもの。

入手した人物はこのスライドを「8〜9ヶ月前の間」に入手したとしているため、その後、計画が変更されている可能性もあります。

このプレゼン資料では、”Appleの競合14をターゲットにするハイタッチのOEMコラボレーションを必要とするプレミアムデザイン”という表現があり、パフォーマンスを最大化する方法にフォーカス。


また、近日発売予定のArrow Lake-P(ポータブル)プロセッサは14コアを使用し、デスクトップのArrow Lake-Sは最大40コアを搭載するという話も出てきています。

IntelがApple Siliconを上回る性能のプロセッサ開発を検討するというのは当たり前の流れだと思うのですが、効率をあげてコア数を増やして性能を強化することができたとしても、Apple Siliconのように消費電力を抑えられるかどうかは未知数のように思います。

やはり、来月発表されるのはiPhone SE、iPad Air 5、MBP13?そして、下半期のMac ProのチップはM1 Maxの最大4倍の性能になるかも

今年後半に出るはずのMac Proですが、Gurman氏曰く、ハイエンド用チップはM1 Maxの4倍の性能で、なんと、CPUコアが40個、グラフィックコアが128個なんていう話が出てきています。


今年2022年は、IntelプロセッサからApple Siliconへの移行が始まってから3年目。

最初の年には、M1搭載のMacBook Pro、Mac mini、MacBook Air。

2年目の去年2021年にはM1 iMac、M1 ProとM1 Max MacBook Pro。

BloombergのMark Gurman氏によると、3年目になる2022年には、以下のプロセッサを搭載する複数のMacが準備されているとのこと。

・新しいM2チップ
・昨年のM1 ProとM1 Maxチップ
・M1 Maxの超高性能版
Appleの次のイベントは3月8日あるいはその近辺に開催されると見られていて、ここでは主に5G対応/A15チップのiPhone SE、iPad Air 5がメインですが、少なくとも1台のMac製品が発表されるようです。

今までの情報ではiMacやMac miniのM2搭載モデルあたりが濃厚とされていましたが、2/9には「休日返上で製造していた13インチMacBook Pro」という話があって、DIGITIMES情報のサプライヤー休日返上が事実だとすると3月発表に間に合わせるためという理由がもっともなように思います。

Gurman氏はMacの中で最も古いのは、エントリーモデルのMacBook ProとMac miniであることを考えると、次にアップグレードするのはこれらのモデルだろうと推測。

さらに、M1 ProとM1 Maxのチップはすでに出荷されているため、iMac Proの発売もそれほど遠い話ではなく、”Appleはすでに5月か6月頃のリリースに向けて準備を進めている”と聞いているそうです。

M2の性能は、おそらくM1よりも少し速くなるものの、8コアアーキテクチャを維持するはずで、グラフィックは7コアまたは8コアから9コアまたは10コアに強化されるかもしれません。

今年後半に登場するはずのMac Proのチップは、M1 Maxの能力を2倍にしたものと、4倍にしたものの主に2種類が用意。

1つ目のチップではCPUコアが20個、グラフィックコアが64個

2つ目のチップではCPUコアが40個、グラフィックコアが128個になる見込み。

これまでのApple Siliconのリリースタイミングを考えると、Appleは2023年に最初のM3チップをリリースし、同時にM2のPro版とMax版が登場すると想像できるとしていました。

今年のMacは(エントリーモデルの13インチMBP以外は)どれも強力なものになりそう。買うタイミングが難しいかもなあ。

現行デザインの最終モデルで5G対応のiPad 10は年末。MacBook Pro 13インチは14インチになりM2チップ搭載でMBAと同じタイミングで発売?

最近、Apple新製品に関してのツイートを連続投稿しているDisplay Supply Chain Consultants (DSCC)のCEO、Ross Young氏ですが、今度はiPad第10世代とMacBook Pro 13インチの話


iPad第10世代は、5G、Bluetooth 5.0、Wi-Fi 6、A14プロセッサ、10.2インチディスプレイ、Lightningコネクタで今年末に発売

来年はリデザインされる予定で、現行デザインとしては最後のモデルになります。

さらにMacBook Pro 13インチについて。


現在販売されているM1チップ搭載のMacBook Pro 13は、2022年下半期にM2チップを搭載したMacBook Pro 14にリプレイス

価格は若干上がり、同じ時期にデザインを一新したM2 MacBook (Air)が発売される予定とのこと。

こちら昨年発売のMBP14インチ

13インチMacBook Proが14インチでM2チップになると、去年発売された14インチMacBook Pro 2021との差別化がどうなるのかは興味深いところです。

4nmプロセスのM2シリーズのプロセッサの開発はほぼ完了。搭載製品は2022年後半、2023年はじめに発売

2022年にはMacラインナップの見直しと差別化が行われます。(そろそろ移行するタイミングも考えた方がいいかも。)

Appleが2年計画と発表した、Intelチップから自社開発のARMベースの「Apple Silicon」への移行は順調に1年目をクリアし、2年目に入りました。


そして、来年2022年には今年とはまた違った動きで製品ラインナップもアジャストされるようです。

サプライチェーン業界関係者によると、AppleのM2シリーズのプロセッサの開発はほぼ完了し、TSMCの4nmプロセスを使って量産される予定。

そして、今後、Apple Siliconは18ヶ月ごとにアップグレードされることになります。

11月に発表されたMacBook Pro 2021に搭載されている M1 ProとM1 Maxは、TSMCの5nmプロセスで製造されています。これらは、これまでで最もパワフルで機能的なMacのプロセッサです。

どちらのチップも、M1Xの10コアプロセッサアーキテクチャを採用していて、最大の違いはグラフィックスコアの数にあります。

AppleはApple Siliconの製品ラインを3つのレベルに分けていて、2022年にはMacシリーズのパソコンの名称を再調整し、M2シリーズのプロセッサーの分類をより正確に一致させ、製品の差別化と市場の細分化を明確にすることを望んでいるとのこと。

海外のニュースや業界のニュースによると、2022年以降のアップルのMacシリーズのパソコンは、以下の6つの主要製品ラインに調整される予定。

ノートブック:M2搭載MacBookと、M2 Pro/M2 Maxを搭載したMacBook Pro
オールインワンタイプ:M2搭載iMacと、M2 Pro/M2 Maxを搭載したiMac Pro
デスクトップ:M2搭載したMac miniと、M2 Pro/M2 Maxを搭載したMac Pro

ODM業界の関係者は、Appleは2022年にすべてのMacシリーズを自社開発のApple Siliconに変更し、世代交代が加速されることになり、M2プロセッサは2022年後半に、M2 ProとM2 Maxは2023年前半に発売される見込み。

サプライチェーン業界の関係者は、2022年下半期にコードネーム「Staten」のM2プロセッサを発売し、2023年上半期にはコードネーム「Rhodes」の新しいM2Xプロセッサアーキテクチャを発売し、異なるグラフィックコアに応じてM2 ProやM2 Maxなど2つのプロセッサをリリースすると見ています。

AppleのM2シリーズプロセッサは、すべて4nmプロセスを採用していて、その後、18ヶ月のサイクルで、TSMCの3nmプロセスで量産されるM3シリーズプロセッサに更新される予定です。

また、業界筋によると、Appleが2022年後半に発売するiPhone 14については、2つのA16 Bionicプロセッサがあり、いずれも6コアのプロセッサ・アーキテクチャを持つが、グラフィックス・コアの数によって差別化される見込み。5Gデュアルバンドと次世代LPDDR5、WiFi 6Eなどの技術仕様をサポートし、いずれもTSMCの4nmプロセスで製造予定です。




A17チップ、M3チップ用の3nmプロセスチップのテスト製造を開始

2023年発売のiPhone 15やMacに搭載予定の3nmチップ製造が動き始めた様子。

DIGITIMESが、TSMCは3nmプロセスで製造されたチップの試験生産を開始したと伝えています。


いつも通り、サプライチェーンからの情報となっていて、この3nmチップ技術はApple M3チップにも採用される見込み。

TSMCは2022年の第4四半期までに同プロセスを量産に移行し、2023年の第1四半期にはアップルやインテルなどの顧客に3nmチップの出荷を開始するという話が匿名の情報筋から出ているようです。

3nmプロセスになることにより、さらにパフォーマンスと電力効率の改善が可能になり、将来のiPhoneやMacでは、より高速で、より長いバッテリー寿命が得られるようになる見込み。

3nmチップを採用する最初のAppleデバイスは、A17チップを搭載したiPhone 15モデルや、M3チップを搭載したAppleシリコンMacなど、2023年に登場する可能性が高く、M3チップの一部は最大4つのダイを持つという見方も出ていて、これは最大40コアのCPUを持つ可能性を示唆しています。

なお、TSMCの5nmプロセスをさらに進化させたN4プロセスを採用したチップは、M2としてMacやiPhone 14モデルに搭載される見込みです。




M2 MacBook Air:アンギュラーデザイン、白ベゼル、ノッチ無し、MagSafe3など

次のApple Silicon M2搭載のMacBook AirのCADファイルの詳細が出ています。

@iDropNewsが、M2 MacBook AirのCADファイルを公開。


CADファイル自体は先月末にリークされていて、該当記事で共有リンクがあり、CADアプリで開いたり、viewstl.comなどのフリーのCADビューアーでもみることができます。

レンダリング画像を見るとAppleは従来のMacBook Airのデザインではなく、より角ばったデバイスにフォーカスしたデザインを採用する見込み。

これはMacBook Airを厚く見せることなく、内部のスペースを増やすことにつながるとも考えられています。


なお、ベゼルに関してはカラーリングがホワイトになり、これは、AppleがProラインナップとそれ以外のラインナップの違いを明確にするためとみられます。


CADファイルで確認できるポートに関しては、USB-Cポートが左右に1つずつ、MagSafe 3ポートが左側に、そしてオーディオジャックが右側にあります。

また、今回のCADファイルではノッチは無いようにみられます。

機能的にはProMotion無しのミニLEDディスプレイになると予想されています。




macOS Monterey対応、GPUパフォーマンスを向上させた「Affinity Photo 1.10.3」がリリース

Serifが、macOS Monterey対応の「Affinity Photo」バージョン1.10.3をリリース。

Affinity Photo」は、クリエイターやプロの写真家向けに特別に設計された、大規模なツールセットを含む写真編集ソフトウェア。


バージョン1.10.3では、新しいmacOS Montereyでシームレスなアップグレード体験を提供するために最適化され、新しいM1 ProおよびM1 Maxチップを搭載した最新のMacBook Proで”前代未聞のスピードとパワー”を楽しむことができるとのこと。


Appleによると、Affinity Photoにおけるベクターとラスターを組み合わせたGPUパフォーマンスは、16コアのM1 Proで最大5.6倍、32コアのM1 Maxで最大8.5倍の速さを記録したそうです。


また、開発元であるSerif社のマネージング・ディレクター、アシュリー・ヒューソンは、新機種がAffinityのアプリケーションに「完璧にフィット」していること、新しいGPUの活用についても再考し、「この作業の結果、M1 Maxの32コアGPUのベンチマークスコアは約30,000となり、これまで測定した他のシングルGPUのスコアを完全に塗り替えました。今回の変更により、従来のM1チップのパフォーマンスも改善され、バージョン1.10.3のベンチマークでは約10%の高速化を実現しています」と語るとともに、単純なパフォーマンスだけでなく、新しいMacBook Proに搭載された広大なLiquid Retina XDRディスプレイでは「120fpsの非常にスムーズなレンダリングを実現するように最適化」されていると話しています。


新規ライセンスは7,000円。既存ユーザーにはフリーアップデートとなっています。



[Unleashed!]噂通り驚異的な性能のM1 ProとM1 Max搭載のMacBook Pro 14インチ、16インチが発売。

定刻2:00AMにAppleイベントがスタート。


HomePod miniのカラバリ追加、AirPods 3も発表されたけど、もうM1 ProとM1 Max、新型MacBook Proのパフォーマンスが想像以上に凄すぎて、印象があまりなくなってしまった感が。


14インチは8コアと10コア。

16インチは10コアで8パフォマンスコア+2効率コア。

さらに32-core GPUのMAXも選べるよ、という構成。

で、今年はこのラインナップになりました。


PCノートブックとの比較では、同等かそれ以上のパワーを数分の1の電力で実行することが可能というグラフ。


恐ろしく効率がいいのはM1でわかってたけど、PROとMAXは、さらにその傾向が劇的に進化。

miniLEDディスプレイ、強化されたオーディオシステム、マイク、Thunderbolt 4ポート、MagSafeポート、HDMIポート、SDXCカードスロット、この辺も事前情報通りでした。

14インチも16インチもノッチありですね。


さて、お値段はこうなりました。

MacBook Pro 14インチ


MacBook Pro 16インチ


これも事前予想通り、そこそこの値段になってますが、性能を考えると割安とも思えます。

なお、ディスプレイサイズはベゼルが薄くなったので、16.2インチと14.2インチですが、16インチモデルは前と同じサイズだそうです。

なので、バックパックとかはそのまま使えそう。

スリーブもおそらく。

はめ込むタイプのケースは対応製品待ちになるかと思います。

注意したいのは充電環境です。

16インチ付属のUSB-C電源アダプタは140Wでした。


14インチのUSB-C電源アダプタも67W、96Wに変更

ここは予想外。おそらく急速充電機能に対応するためなんだろうな、、、。

従来通り、USB-Cでも充電可能ですが、例えば、USB-C接続のディスプレイで充電していた場合(僕もです)には電力が足りない可能性もあります。まじかー。

となると、充電環境を込みで考えるのであれば、ちょっと様子見が吉かなー。と思い始めました。

さて、恐ろしく処理能力が高く、使える時間が長く、急速充電にも対応した新型MacBook Pro。皆さん、どうしますか?

”何かが解き放たれる”Appleイベント「Unleashed.」が10/18開催

そして、Appleがスペシャルイベント「Unleashed.」を10/18に行うと正式アナウンス。

ワールドワイドマーケティング副社長のGreg Joswiak氏も以下をツイート。


10/18 10:00AM(PDT)なので、日本時間で10月19日(火) 02:00になります。

「Unleashed」というのは「解き放つ」という意味なので、かなり強力なMacBook Proが発表されることが期待できそうです。


日本やアメリカのApple Storeで、MacBook Pro 16インチの店舗内受け取りが選択不可に。いよいよ新型発売間近。

MacBook Pro 16インチの注文画面で、Apple Storeでの店舗内受け取りが選択できないステータスになっています。


通常であれば、品薄な製品であっても、どこかの店舗では受け取り可能となることが多いので、都内のほぼ全ての店舗で選択不可能となったのは新しいMacBook Proが出るためということも考えられます。

また、このステータスは、東京だけでなく、LAの店舗でも同様であることが報告されています。


ただ、日本ではオンライン注文での発送予定日は10/28〜11/5、10/21〜10/23となっていて、それほど大きく遅れているようには見えません。

新型Apple Silicon M1Xを搭載した新しいMacBook Pro 16インチ、14インチの発表は今月にも、という予想が複数出ているので、発売前の兆候としてはあり得るかもしれません。

Dylan氏:MacBook Pro 16インチ、14インチのM1Xチップは同じものになる。ただし、Intel版よりも価格は高めに

Apple新製品リーカーのDylan氏が、今年の秋に発売されるMacBook Proは、どちらも同じチップを搭載し、同じ性能であるとツイート。


これまで16インチのIntelチップ搭載モデルでは、13インチよりも性能を高めた仕様にしていましたが、Dylan氏はこの秋に発売される16インチ、14インチのMacBook Proは同じチップになるとしています。

両方ともM1Xチップを搭載するはずで、現在のM1チップよりも高性能になります。

また、RAMがCPUに統合されているため、どちらのモデルにも同じオプションが適用される可能性があると述べています。

ただ、16インチマシンと同じCPUを手に入れることは、現行の13インチよりも「顕著な価格の上昇」に反映されるとしています。

既存のM1モデルの13インチMacBook Proは148,280円から、Intel版は207,680円からとなっていて、M1Xモデルは、現行のIntel製よりも上の価格になると思われます。

全モデルをApple Siliconへ移行中のApple、リデザインしたMacBook Proは14インチ/16インチを早ければ今夏発売

Bloombergが、今年発売されるMac製品の使用や発売時期などを予測。

2020年11月発表のM1チップ

現在、AppleはIntelプロセッサーから自社製のApple Siliconプロセッサーへの完全移行を行うために新型MacBook Pro、MacBook Air、Mac Pro、iMac、Mac miniを開発中。

デザインを一新したMacBook Proは、早ければ今年の初夏に発売予定。

その後、刷新されたMacBook Air、新しいローエンドのMacBook Pro、まったく新しいMac Proが発売。

その後、さらにハイエンドのMac miniと大型のiMacの開発も進行中。

これらのマシンには、現在のM1チップの性能や機能を大幅に上回る自社設計のプロセッサが搭載されるとのことです。

リデザインされたMacBook Proは、14インチ(コードネーム:J314)と16インチ(コードネーム:J316)の2バリエーション。

再設計された筐体、マグネット式のMagSafe充電器、外付けドライブやデバイスを接続するためのポートの数が増えます。以前のモデルにあったHDMIポートとSDカードスロットが復活予定。

また、メモリーは最大16GBでしたが、最大64GBまで増設可能になります。

Apple Siliconはコードネーム「Jade C-Chop」と「Jade C-Die」という2種類のチップが計画されていて、どちらも高性能コアが8個、省エネコアが2個、合計10個が搭載、さらにグラフィックコアは16個または32個のバリエーションが提供される予定。

現在までに発売されているM1プロセッサーは8コア(高性能コア×4 + 高効率コア×4)であることを考えると、早ければ夏発売のMacBook Pro 14インチ/16インチに搭載されるApple SiliconはM1の1.5〜2倍以上の性能アップとなりそうです。

なお、今年4月の「MacBook Pro用の新プロセッサー「M2」が量産開始」の中でも早ければ7月という話は出ていました。




[残り6日間]Intel / Apple Silicon MacでWindowsアプリを実行する「CrossOver for Mac」が33〜49%オフ

StackSocialが,「CrossOver for Mac: ‘Pro’ License」を33%オフの39.99ドル、「CrossOver for Mac: ‘One’ License」を49%オフの19.99ドルで販売しています。

CrossOver for Mac」はWindowsエミュレーターを使わずに多くのWindowsアプリを実行するアプリケーション。

CrossOverはエミュレータではなく、WindowsのコマンドをMacのコマンドにコンバートし、WindowsのソフトウェアをあたかもMacのために設計されたかのようにシームレスに実行します。


High Sierra以降のmacOSを搭載したIntelまたはApple SiliconベースのMacに対応しています。

今回のセール対象ライセンスは二種類。

どちらも最新のバージョン20.0.4でフル機能バージョン。

複数のMacにインストールできますが、同時使用はできません。

Proライセンスには一年間のアップグレードとサポートを含みます。

Oneライセンスにはどちらも含まれず、このバージョンの買い切りタイプとなります。



MacBook Pro用の新プロセッサー「M2」が量産開始

Nikkei Asiaが、Appleの次世代Mac用プロセッサー「M2(仮称)」が今月から量産に入ったと関係者が語ったと伝えています。


このプロセッサは、現在のM1プロセッサーに続くもので、今年後半に発売される予定のMacBook製品に搭載するために、早ければ7月にも出荷が開始される可能性があります。

M2はM1と同様に、中央処理装置、グラフィック処理装置、人工知能アクセラレータなどが1つのチップに統合されているシステム・オン・チップ。

このチップセットは最終的にはMacBook以外のMacやAppleのデバイスにも採用されるとしています。

この新しいチップセットは、アップルの主要サプライヤーであり、世界最大の受託チップメーカーである台湾積体電路製造有限公司が、5ナノメートル・プラス(N5P)と呼ばれる最新の半導体製造技術を用いて製造しています。このような高度なチップセットの製造には、少なくとも3ヵ月を要します。

今回の量産開始は、アップル社がM1を採用したiMacとiPad Proの新モデルを発表したことに伴うものです。M1は、インテル製チップセットを搭載したiMacと比較して、CPU性能は最大85%、グラフィックス性能は2倍の速度を実現しているとされています。

Appleは2020年末に自社製プロセッサ「Apple Silicon」であるM1を発表。

約2年間でインテル製チップセットの使用から自社製チップセットへの完全移行を行う計画を明らかにしています。




Apple Silicon搭載のMacBook Pro 14″/16″は、2021下半期に製造スケジュールが再調整された模様

Nikkei Asiaが台北発のiPhone 12の製造に関する記事で、MacBookの発売時期についても触れています。

こちらは現在使われているApple M1チップ。今年のMBPはさらに高性能なチップが搭載との噂も。

Apple Siliconプロセッサを搭載する新型MacBook2モデルの量産は、当初5月または6月という予定でしたが、これが2021年下半期にリスケジュールしたことが確認されたとしています。

iPhoneに関しては、昨年末に策定した生産計画の調整の一環として、今年上半期に予定していた「iPhone 12 mini」の生産量を削減。

米国のハイテク大手は、すべてのiPhoneの注文を12月の計画に比べて約20%削減しており、その大半は5G対応の最もローコストなminiによるもの。

Appleは昨年、サプライヤーに対して、2021年の上半期に5G対応ラインナップである「iPhone 12」シリーズ全体を含む最大9,600万台の端末の部品・部材を確保するよう要請しています。

2021年に向けて2億3,000万台のiPhoneを製造するつもりであることに変わりはなく、この数字は昨年より11%以上増加しているものとなります。




M1 Macモデルでスクリーンセーバーから戻れないバグが複数報告[リッドを開閉すると復帰します]

MacRumorsが、AppleのM1 Macモデルの一部ユーザーがスクリーンセーバーが自動的に起動して解除できなくなる問題を報告していると伝えています。

macOS Big Surには、ユーザーアカウントを完全にログアウトすることなく、ユーザーアカウントを素早く切り替えることができます。

しかし、MacRumorsフォーラム、Apple Communityフォーラム、Redditでは、M1搭載のMacでスクリーンセーバーが予告なしに動作し、デスクトップのワークスペースを完全に利用できなくなることがあるという事例が出ています。

スクリーンセーバーが画面に表示されている時には、マウスポインタは上に乗っかったまま動いていますが、他には何もできません。

この問題が発生した場合には、MacBook AirやMacBook Proの蓋を閉じて開き直すか、電源/Touch IDキーを軽く押すか、Option-Command-Qキーの組み合わせを使ってログインページに戻るという解決方法がありますので覚えておくと良さそうです。




Apple、M1での外部ディスプレイ解像度が利用できない問題は将来のアップデートで解消予定とアナウンス

Appleがサポート情報に「If the supported resolution isn’t available on an ultrawide or super-ultrawide external display connected to your Mac with Apple M1 chip – Apple Support」を追加。


Apple M1チップを搭載したMacで、ウルトラワイドまたはスーパーウルトラワイドの外部ディスプレイを接続した場合に、サポートされている解像度が利用できない場合がある、とされており、この問題は将来のmacOSアップデートで解消される予定とされています。

M1搭載Macでの外部ディスプレイ接続時の制約については「EIZO、M1チップ搭載のMac製品とPCモニターを接続した場合での制約といくつかの回避方法をアナウンス」にある通りですが、今回Appleがアナウンスした問題は解像度についてに限定されるようにも受け取れるので、確認されている制約の全てが解決するかどうかは不透明ともいえそうです。

#個人的にはMacBook Pro 16インチのApple Silicon版リリースまでには解決してほしい、、、!




Mac/iOSアプリのApple Silicon対応状況を一覧確認できる「iMobie M1 App Checker」が公開

macOS用の「iMobie M1 App Checker」が公開。無料配布されています。

Mac用アプリをチェックして、Universal(IntelとM1どちらにも対応)、Intel 64(Rosetta 2環境で動作)、Intel 32/Power PC(Intelチップ搭載Macでのみ動作)の確認をリスト表示で行える他、iOSアプリアーカイブの.ipaファイルをダウンロードして、バージョン、動作の可否、アップデート日などの情報を表示することもできます。





2021年発売のMacBook Pro、iMacには16個のパワーコアと4個の効率コアを積んだ次世代Apple Siliconが搭載〜2022年にはApple Siliconに完全移行か

Bloombergなどが、2021年発売のApple製品に搭載される次世代チップについて伝えています。

2020年11月発表のM1チップ

Appleエンジニアは、11月発売のM1プロセッサの後継モデルの開発を既に進めており、期待通りの性能を実現した場合にはIntelチップを搭載した最新マシンの性能を上回る予定。

このニュースの後、NY市場でのIntelの株価は1.7%下落。

Appleの次世代チップは来年春から秋にかけて発売される機種に搭載され、その中にはアップグレードされたMacBook Pro、エントリーレベルとハイエンドのiMacデスクトップ、そしてその後の新しいMac Proワークステーションが含まれます。

来年リリースされるチップの次の2つのラインは、一部の業界ウォッチャーが予想していたよりも野心的なものになり、2022年にはIntelから離れてApple Siliconへの移行を終えるという予想も出てきています。

Appleのスポークスマンはコメントを拒否しています。

なお、現行のM1チップは、動画編集などを高速化するための4つの高性能処理コアと、ウェブブラウズのような作業を処理するための4つの省電力コアを中心としたモバイル中心の設計となっていますが、MacBook ProとiMacモデルをターゲットにした次世代チップでは16個のパワーコアと4個の効率コアを搭載した設計に取り組んでいるほか、ミッドレンジ・デスクトップとハイエンド・ノートブック用として16コア・32コアのグラフィックスプロセッサ、ハイエンドマシン用には64コア・128コアのグラフィックスプロセッサにも取り組んでいるとも伝えられています。




アナリスト、ARMベースの最初の製品はMacBook Pro 13.3インチ。次にMacBook Air、16インチ、14.1インチとのロードマップを予想

MacRumorsなどが、TF International Securitiesのアナリスト Ming-Chi Kuo氏の最新レポートを伝えています。


3月の予想では、Appleが設計したARMベースのチップを搭載した最初のMac製品はMacBook Pro 13.3インチになり、発売は2020年末、あるいは、2021年はじめとされていました。

最新のリサーチノートでは、MacBook Pro 13.3インチは今年の第四四半期に大量生産が開始になり、さらにARMベースのMacBook Airが同四半期か来年の第1四半期に発売されると予測しています。

また、mini-LEDディスプレイを搭載した16インチのMacBook Proと14.1インチのMacBook Proを発売するつもりだと考えており、これらは2021年の第2四半期か第3四半期に発売される可能性が高く、どちらの製品も”全く新しいフォームファクターデザイン”を採用しているとしています。

なお、以前に予測していたARMベースのiMac製品については触れていませんが、Apple SiliconではなくIntelベースで新デザインのiMacについての噂も出てきています。