iPhone 16の推定販売台数は9000万~1億台:注文拡大でサプライヤーは「extremely happy」
Appleが、iPhone 16の搭載チップの発注を拡大。1億台分のチップ製造を注文したという情報が出ています。
iPhone 16に搭載されるのはTSMCの第2世代3ナノプロセスN3EをベースにしたA18チップ。
これには性能と消費電力のバランスをとるFinFlex技術が採用されています。
iPhone 16のスタンダードモデル(16と16 Plus)はA18プロセッサを搭載し、元のA17 Proプロセッサ設計を継続しながら、TSMC N3Eプロセスに切り替えるというレポートがあります。
iPhone 16 Pro / Pro Maxは、より多くのグラフィックスとAIコンピューティングユニットを搭載するために、A18よりも15%〜20%大きい新設計のA18 Proプロセッサを搭載。
TSMCとしては、このA18の他に、Mac / iPadで採用されるM4も供給するため、予定通りに販売が進めば、今年後半の業績を押しあげる可能性があります。
また、iPhone16の推定販売台数は9000万~1億台で、このモデルのサプライヤーであるLargan、Yujingguang、Wenmao、AcertechもTSMCと同じように業績が伸びる可能性があります。
iPhone16はA18チップの他に、カメラのアップグレードもあり、さらにAI機能への対応のため、全モデルが8GBメモリーが標準仕様になるという話も出ています。
iPhone 15 Pro以前のユーザーは買い替えですかね。