iPadOS 18のファイルアプリで外付けドライブをフォーマット可能に
iPadOS 18のベータ版がリリースされましたが、そのiPadOS 18では新たに外付けドライブをフォーマットできるようになっています。
デジタル・アーティストかつデベロッパーでもあるカベル・カドル氏によると、iPadOS 18のファイルアプリでは、外付けドライブを右クリックまたは長押しして「消去」を選択すると、ドライブを再フォーマットするための新しいオプションが表示されます。
選択可能なフォーマット・オプションは、APFS(アルファベットの大文字と小文字を区別する、暗号化のオプションあり)、ExFAT、MS-DOS(FAT)。これはmacOSのディスク・ユーティリティで利用できるフォーマット・オプションと同じです。
これは、「復元」や「応急処置」のようなディスク・ユーティリティの他の機能が、将来iPadOSに搭載される可能性を示しているのだろうか。その可能性は十分にある。今後のアップデートでどのように発展していくのか注目したい。
この機能が追加されることにより、iPad上で特定のファイルをローカル・ストレージに確実に残すオプションになる可能性があるとしています。
なお、iPadOS 18だけでなく、iOS 18でも、ファイルやフォルダを長押しすると、メニューに新しい「ダウンロードしたままにする」ボタンが表示されているという話が出ているので、iOSとiPadOSの両方でファイルの取り扱いが改善され、macOSでのファイルの取り扱いに近づくということになりそうです。