💻10月リリースのmacOS 15.1:MacBookのメニューバーで低電力モード、iPhoneミラーリングのドラッグ&ドロップなど

ここ数年、iPhoneでもMacBookでも内蔵バッテリーの劣化リスクを低くする工夫が実装されていますが、今度はMacの低電力モードです。

低電力モードそのものはiPhoneに何年も前から搭載されている機能で、macOS Montereyではシステム設定内部に隠されていてオプションとして提供されていました。

しかし、今週デベロッパーにリリースされたmacOS 15.1 beta 5では、MacBookユーザーがバッテリーメニューから低電力モードのトグルが追加されていて、低電力モードを利用できるようになっています。

最新のmacOSベータ版では、iOSのように低電力モードがオンの場合、バッテリーアイコンが黄色に変わります。


via:macOS 15.1 makes it easier to enable Low Power Mode on Mac

低電力モードをオンにすると:

・システムは自動的にデバイスの設定を最適化してエネルギーを節約。
・Macではパフォーマンスがわずかに低下
・一部のバックグラウンドタスクを停止
・ProMotion搭載のMacBook Proではディスプレイ輝度を下げ、リフレッシュレートを60Hzに下げる

これにより消費電力を小さくします。

なお、Apple SiliconチップのMacは非常に効率的なチップであり、そもそもバッテリーの持ちも良い設計。なので、低電力モードはバッテリーが残り少なくなって、充電がすぐに行えない場合の最後の対処方法ということになりそうです。

macOS 15.1 beta 5では、このほか、iPhoneミラーリングのドラッグ&ドロップが可能になり、M1以降のMacではApple Intelligence機能の最初のセットが利用できることになります。ただし、当初はUS向け。

macOS 15.1の一般公開は10月予定です。

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