「Charlie Rose」のTim Cook CEOインタビュー(2)

ss_1246Hulu.comが,USのテレビ番組「Charlie Rose」で行われたTim Cook CEOのインタビュー(パート2)「Charlie Rose Part 2 of Tim Cook, Yves Behar」を公開しています。

1件の返信

  1. mh より:

    引き続き,かいつまむ系でいきます。

    ——-

    Cook氏:いろんな企業が出てきて,次の,次の,さらに次の製品を形にしようとしている。
    Appleでも行っていて…,(何か一つ教えてくれる?の問いには),それはちょっとできない(笑)。

    司会者:フリーダム,プライバシー,ナショナル・セキュリティについては?

    Cook氏:国家的なセキュリティの問題もあるが,法律との間で適切なラインを設ける必要があると考えている。
    まず,(司会者に対して)あなたの情報を集める適切な理由は無い。
    また,他の99.99%の人々も同様。

    司会者:とはいえ,すでに大量の情報がGoogleや他の企業に存在している。それに対して心配しているところだ。

    Cook氏:(うなずきながら)Appleでは,ここでは(他社に比べ)とても違った見方をしている。

    私たちは新しいサービスをデザインするにあたって,極力データを収集しないようにトライしている。

    そのため,私たちはあなたのEメールを読まないし,iMessageも読まない。
    もし,政府からiMessageのデータの提供を要請されてとしても応じることはできない。
    それは暗号化されているので,ドアは閉じられているに等しい。

    私たちのビジネスは,(iPhoneを差しながら)これらを販売することだ。
    私たちのビジネスは,あなたの情報を所有することで成り立っているわけでは無い。

    あなたは,私たちの製品では無い。
    私たちの製品は,これら(iPhone)だ。
    そして,この時計,Macだ。
    そのため,私たちは(他の企業とは)異なる企業だ。

    お金を生み出すためにユーザーのデータを扱うところもあるが,人々は自分のデータに対して心配した方がいいし,個人情報がどのように扱われるかを知ることも大切で,企業は,この件に対して,非常に透明性を維持する必要があると考えている。

    私たちのポイント・オブ・ビューでは,あなたは私たちがあなたのクレジットカード情報がどのように扱うのかを見ることができる。

    たとえば,クレジットカード情報についてだが,私たちは,クレジットカード情報は欲しくない。
    私たちは,そこには入りたくない。
    私は人々はプライバシーに対して権利がある。
    (中略)
    それゆえ,私たちは完全な透明性を達成したいと考えている。

    ——–

    最近,iCloudのセキュリティ問題などもあったので,気になるところでしたが,基本姿勢が解って,少し安心しました。
    日本の企業では,トップが株主総会で個人データが集まることをメリットとしてアピールしているようなところもありまして,それ以来,ボクはそこのポイントカードを使うのは止めましたが,Appleに関しては当面,そういう心配はしなくても大丈夫かな。
    でも,当然,ヒューマンエラーも起こりえることなので,ユーザー側もセキュリティについては任せっきりじゃなく,それなりの対応はした方がいいですね。

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