💬日本で買う分には気にしなくていいです。ただ米国で買う人は別。所感続き↓
半導体の分解解析を手がけるTechInsightsが、米国で販売されている「iPhone 18 Pro Max」をティアダウン。
なんと、モデムはApple製のC2ではなく、QualcommのSnapdragon X80が実装されていることが確認されました。Appleの米国向け技術仕様ページでも、Pro Maxのモデム欄だけが空白になっています。

米国版iPhone 18 Pro Maxティアダウンで判明したこと
- 分解されたのはモデル番号A3473。Appleの18 Pro Max米国仕様ページで確定
- モデムはQualcomm製。Apple C2ではない
- RFトランシーバーもQualcomm製をセットを実装
- Appleの米国仕様ページは、18 Proの欄にC2を記載。Pro Maxの欄は空白
- 日本国内版のPro Maxは、Appleの仕様ページにC2と記載
- A20 Pro、Apple N1、第2世代の超広帯域チップは日米で共通
根拠は2つ:ティアダウンとAppleの仕様表
TechInsightsは9月18日、iPhone 18 Pro Maxの予備的なボード解析を公開しました。ティアダウンした18 Pro Maxはモデル番号A3473。メインロジックボードにはA20 ProとLPDDR5Xメモリ、RFボードには「SDX80M」と刻印されたモデムが載っていました。
TechInsightsは記事中で、AppleがC2をiPhone 18 Proのプラットフォームとして打ち出してきた点に触れ、Qualcomm製が載っているのは地域差か複数構成の可能性がある、と書いています。分解記事の側では「米国モデル」とは明記していません。
しかし、iPhone 18 Pro/Pro Maxのの仕様ページを確認すると、A3472とA3473と明記されているので、この時点で、この二つが米国モデルであることがわかります。つまり、分解された個体は米国モデルです。
さらに米国ページでは、18 Proの列に「Apple C2 cellular modem」の記載があり、Pro Maxの列は空白。分解結果と仕様表の空白が、同じ方向を指しています。
なお、日本のiPhone 18 Pro/Pro Maxの仕様ページにあるモデルナンバーはA3713とA3716。どちらも「C2モデム」搭載です。
CONFIRMED — ソース:① via TechInsights(2026/9/18)、② via Apple(米国・技術仕様)
- 分解対象:iPhone 18 Pro Max モデルA3473
- モデム:Qualcomm Snapdragon X80(刻印 SDX80M)
- RFトランシーバー:Qualcomm SDR875
- ワイヤレス:Apple N1(339M00479)
- ミリ波アンテナモジュール:339M00418(前世代とは別マーキング)
- 超広帯域モジュール:339M00508
- ワイヤレス充電IC:Broadcom BCM59367
- Appleの米国仕様ページ:18 Proの列にC2の記載あり、Pro Maxの列は空白
なお、TechInsights側はこれを予備的な解析と位置づけています。A20 Proのプロセス・パッケージ、AppleとQualcommのモデム構成については、引き続き調査するとしています。
日本モデルはC2で統一
日本のiPhone 18 Pro Maxは、Apple C2モバイル通信モデムを搭載します。
Apple日本の技術仕様ページでは、モバイル/ワイヤレス通信方式の項目が18 Proと18 Pro Maxで分かれていません。対象モデル番号はA3713とA3716の2つで、その共通仕様の末尾に「Apple C2モバイル通信モデム」と書かれています。Pro Maxだけ別扱い、という記述はありません。
米国以外の国でも同じで、Appleの各国仕様ページはPro MaxにもC2を記載しています。米国だけが例外です。
CONFIRMED — ソース:① via Apple(日本・技術仕様)
- 日本モデル:A3713/A3716
- モデム:Apple C2モバイル通信モデム(18 Pro・18 Pro Max共通記載)
- ワイヤレス:Apple N1(Wi-Fi 7/Bluetooth 6/Thread)
- SIM:デュアルeSIM(物理SIM非対応)
- ミリ波(mmWave)の記載:なし
Appleが米国のPro Maxだけモデムを変えた理由は、公表されていません。
💬 軽めインプレ所感
なんで、USモデルだけQualcommなのか?というのは「契約数の問題じゃない?」という推測は出ているけど、そうなのかどうかはよくわかりません。
あと、日本で買う人にとっては、とりあえず関係のない話。日本のPro MaxはC2です。安心です。
ところで、対応バンドの仕様表を並べてみると、日米で中身がけっこう違うんですね。
5G側はsub-6が日米で同じ。n77・n78・n79も両方に入っています。TDD-LTEのバンド41・42も同じ。日本で使う主力帯はひと通り揃っています。
差が出るのはFDD-LTEで、日本モデルにあるバンド11・21・106が、米国のPro Max(A3473)にはありません。11と21は1.5GHz帯。日本の事業者が補助的に使っている帯域です。ここが抜けても、メインの通信が止まるわけではない。ただ「日本モデルと完全に同じ電波をつかむ」とは言えなくなります。
逆に米国モデルにはミリ波のn258・n260・n261が入っていて、日本モデルには入っていない。日本の事業者が使うミリ波の帯域とは別なので、こちらも日本では出番がなさそうです。
まとめると、「Qualcommモデムが欲しい」なら、米国でPro Maxを買いましょう。でも日本で使う前提なら、素直に日本モデルでOKです。
- TechInsights — Apple iPhone 18 Pro Max Teardown: A20 Pro, X80 and Apple N1
- Apple — iPhone 18 Pro and 18 Pro Max Technical Specifications(米国)
- Apple — iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Max 仕様(日本)
- Wikipedia — LTE frequency bands
- PalmFan — Appleキーノート2026(1):最初はiPhone 18 Pro / Pro Max
- PalmFan — iPhone 18 Pro関連の噂・リーク情報のまとめ(2026年4月〜7月)+未掲載の情報一覧あり






